さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たちのレビュー・感想・評価
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父と一緒に見た最後の映画
そして、見終わった後の感想は残酷なほどに別れ、「マンガやないか…」と半ばあきれ気味の父に対して、私はショックのあまり立てないほどの感動を覚えたのです。
愛する人を守るため、自己犠牲をいとわない。愛の戦士たち。
これは、一歩間違えば、特攻隊や、戦争を美化することにもつながる危険性をはらみますが、当時は男が命がけで守るべきもの。という価値観は間違いなくありました。
現在、リファインされて、劇場公開もされているようですが、残念ながら大きな社会のうねりとまではならないようです。今の若い人にはピンとこないテーマなんでしょうね。
2017.12.22
放射能ガスは……?
知人がDVDを貸してくれて数十年ぶりに鑑賞。
初編の設定に大衝撃を受けた世代なので、柳の下のドジョウ狙いとか、大量殺戮しといて愛、愛言うなとかひねくれつつ、ラストシーンで、え、ホントにこれが最後なのか、と切ないショックを受けたことなど色々思い出した。(まあ結局その後もしっかり再登場されてましたが),とまあプラスマイナスそれぞれ感想はあるが、間違いなく言えるのは音楽の素晴らしさ。スターウォーズと同じく、フルオーケストラで降り注いでくるこの音楽が無ければここまでヒットしなかったろう。宮川泰万歳!息子さんも応援してます。
これを機会に色々調べたら主要人物の多くが鬼籍に入られてる中で麻上洋子が講談師になってるのにビックリ。いやどうやってあの声でベンベンやんの……
蛇足。触れてはいけないのは分かってるけど……地球人とガミラス人は同じ大気の中では生きられないんじゃなかったっけ?だから遊星爆弾の雨を降らせたはずなんだけど。
日本人の忘れた日本の精神とは
映画版二作目。
前作はテレビ版の編集だったが本作からオリジナル。
本作を見たのは小学生四年の頃か、親が深夜で本作、が放送してたのをビデオに録画し、見せてくれた。(親はヤマト劇場版を見に、行っいた)
この作品が自分が始めて見たヤマトでハードかつ昭和臭くそしてどこか美のあるそれまでに見たことないアニメでそれ以後ハマりテレビ、映画を見てゲームもやった。
それくらい衝撃だった。
序盤の場面、長々と流れる巨大彗星とパイプオルガンを使った音楽は恐ろしさと絶亡さを感じナレーター、の語るガトランティスは、小学生ながら脅威を感じるほど今でもよく覚えている。
ガトランティスは、地球に向っており古代進らヤマトクルーは防衛軍に追及するが政治家らはガミラス戦以降、平和ボケしてしまって古代の追及など無視。
更に国民からもヤマトはすでに過去の物でしかなく完全にお払いであった。
今見ると、戦後日本の平和ボケ主義や旧日本軍、自衛隊批判を思わせる。
脅威が迫る中で古代らクルーは、違反であることを分かった、上で地球を守るためヤマトに乗る。
2時間30分の中で人物が多い作品でもキャラクターの見せ場が多い。
古代進と森雪、の描写は絆が深く感じられたよく映画にあるようなキスなりラブシーンを、導入しなくても描ける描写は見事。
そして終番の雪の死亡という悲劇。絆が深く描けたこそ哀れになった。
ガトランティス、に助けられ対ヤマトのために戦いを挑むデスラー総統。
古代との対決で自ら負けを認める。
雪を撃ったガトランティスを撃ち宇宙に流れ出て死亡する。
出場は、短めながらどこか奇妙でデスラーにも、武士道が感じられた。
最終決戦。
ガトランティスの巨大要塞にヤマトも防衛軍の攻撃もまったく無傷で地獄となった戦場。ヤマトはそれまでにない、大きな攻撃を食わえ雪、徳川、佐渡、土方、アナライザーらクルーは次々死亡。
要塞中部に爆弾を仕けるため真田、斉藤二人は、古代とわかれ中心部に向う。
爆弾を仕方る真田を守る斉藤は立ちながらさ死亡。敵に置い詰られる真田はニヤリと笑い自爆。
加藤、山本も古代を守り戦死。
これほど短時間で多くのクルーがあっけなく死んでいく、それぞれ人気キャラクターであっただけに胸が痛い。
そしてあらわれるガトランティスの巨大戦艦。力のないヤマトはどうしようもできず古代は一人巨大戦艦に特攻を決意。
特攻したヤマトは、宇宙で永遠の旅出る。
とあまりにも素晴らしい映画だったから長々と書いてしまいました。
アニメなのにここまでか胸を打った作品はなかった。
とにかく考えさせる場面が、多い。
特攻にいたっては特攻を 美化していると聞くが自分は昔も今も、積なさと地球を国を守るためならば、死すても特攻する精神にどこかに美しさを、感じていた。
現代は国民、政治家にも「個」が多く存在し自分の考え方が正しいと主長してくるという時代。
日本のシーレーンも危機にあっていながら誰も無視する始末。
映画が公開された年もすでに個が蔓延していたというが、この映画には平成になって本格的に日本人の忘れたの精神である「公」があると思う。
是非、学校の授業で流してほしいとなぜか思ったりする。
最後にこれでヤマトは最後と書いてあったのになぜかまた始めてしまった。
しかも本作のテレビシリーズでは(宇宙戦艦ヤマト2)古代の特攻がなん回避されているのだ。(テレサが特攻)
そして続編が、無限に広がる大宇宙の様に製作されていく。
なんだそりゃ
これでは死んで行った者がプロデューサーとスポンサーのせいで伺ばれない!
とにかく泣いた・・・。
さらうちゅ
ラストが…
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