劇場公開日 2024年1月5日

「40数年ぶりに映画館で見ました。」さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち ひろちゃん千葉さんの映画レビュー(感想・評価)

4.040数年ぶりに映画館で見ました。

2024年1月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

中学の頃まで遡りますね(遠い目)。
旧作ヤマトで唯一映画館で見たのがさらば宇宙戦艦ヤマトー愛の戦士たちーだけ。
主要人物をかなり殺してヤマトも特攻で爆沈。
エンドロールの後に念押しする様にさらばと書いてるんだから本来これでお終いだと思うだろ普通。
結局人気が出て復活するわけだが、俺の涙を返せと言いたい!(笑)。
そんなわけで旧作はこれしか映画で見ていない。
他はTVだけ。
前置きはともかく本編は映画用だからかなり良かった印象があるけど改めて映画として見直して見るとかなり作画が悪い。当時はあれでも良い方だった?銀河鉄道999はもっと良かったが。数年の違いでも技術水準上がったかな。背景などはかなり力が入っているけどセル画は間に合って無い感じの所が散見される。きっと記憶補正が効いているんだな、もっと良かったと。
ストーリーも今にして思えば皆殺し待ったなしで絶望感を与え、倒しても倒してもまだ出てくる感じが恐怖と絶望感を与えてくれていい感じに最後を迎える。古代も雪も死んでヤマトもテレサも超巨大戦艦も光となって爆発。本当に終わってしまったENDが最高だった。

ストーリー自体は複雑では無く単純な部類だけどそれでいい。必要以上に複雑にするより映画の時間内で最大限の効果が出る様な感じが良い。
何より最後は掟破りな超巨大戦艦で絶望感を味わえた。ここまで倒してもまだこんな奥の手があるのか?どうしろって言うのこれ…もう何も残って無いんだけど…幻の沖田艦長に泣きつきたい気持ちにもなるわな。最後言い方は悪いけど清々しい気持ちでフィナーレ。ジュリーの歌で振り返り涙する…胸いっぱいで終わった感満載で映画館を後に。完璧だ。

引き合いに出すのはアレだけどリメイクしたヤマト2202は話を複雑にし過ぎた上に超巨大戦艦も出なかった。絶望感では無くガッカリ感しか残らなかった。盛り上がらず盛り下がって終了…
なんでオリジナルの様に作れなかった?
改めてその思いが強くなった。

ひろちゃん千葉
おっきーさんのコメント
2024年1月12日

2202はダラダラ長いし、訳の分からない時間断層的な設定作って、また、訳のわからん理屈で、古代を蘇らせるというとんでも展開…。

それでも、2205はまずまずで、安田監督の手腕に今後の期待をいだいたのですが、
3199では、謎の福井監督…。

でも、見るんだろうなあ~

私みたいなダメなファンがいるから、(もちろん円盤も買ってる)、ゾンビのようにシリーズが続くんでしょうねー。

愛の戦士たちを、全く同じ展開で、デスラーのエピソードとかをちょっとだけ追加して、前編後編ぐらいで、出渕監督、再々リブートしてくれないのかなあ??

まあ、有り得ないだろうけど…。

おっきー