劇場公開日 2024年1月5日

「ヤマトの最後」さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 破雲泥さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ヤマトの最後

2024年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

今となっては後のシリーズ展開を知っているので
いろいろ「しらじらしいっ!(笑)」と感じてしまう個所もあるのだけど、

これ、初見で観たら相当感慨深かったろうなあと
デスラー、ゲスト出演的な登場かと思ったら
むちゃくちゃいい役どころだしさ。
そりゃ後のシリーズで地球にむっちゃ寄り添うようになるわ

まあ自分も当時見てるはずなんだけど、さすがに小さかったころだから
どう感じたかまでは覚えていない

映画一作目と違い最初から劇場用として作られているので
作画も構成もスムーズですごく見やすい

復興に浮かれ危機感の薄い地球首脳陣
長官をはじめヤマト(故沖田艦長)にかかわりのある者たちに
共通する危機感と使命感

新造戦艦アンドロメダの力強さ(ヤマトと対比となる無機質さ)
白色彗星から姿を現す巨大な都市のビジュアルが持つ絶望感

懐かしさとともに、今見てもなお古くなりすぎない
見ごたえのある力の入った作品だ

破雲泥