「ヤマトの最後」さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 破雲泥さんの映画レビュー(感想・評価)
ヤマトの最後
今となっては後のシリーズ展開を知っているので
いろいろ「しらじらしいっ!(笑)」と感じてしまう個所もあるのだけど、
これ、初見で観たら相当感慨深かったろうなあと
デスラー、ゲスト出演的な登場かと思ったら
むちゃくちゃいい役どころだしさ。
そりゃ後のシリーズで地球にむっちゃ寄り添うようになるわ
まあ自分も当時見てるはずなんだけど、さすがに小さかったころだから
どう感じたかまでは覚えていない
映画一作目と違い最初から劇場用として作られているので
作画も構成もスムーズですごく見やすい
復興に浮かれ危機感の薄い地球首脳陣
長官をはじめヤマト(故沖田艦長)にかかわりのある者たちに
共通する危機感と使命感
新造戦艦アンドロメダの力強さ(ヤマトと対比となる無機質さ)
白色彗星から姿を現す巨大な都市のビジュアルが持つ絶望感
懐かしさとともに、今見てもなお古くなりすぎない
見ごたえのある力の入った作品だ
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