「生きている限り、燃やせ命」さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
生きている限り、燃やせ命
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"宇宙戦艦ヤマト(劇場版)" シリーズ第2作。
DVDで鑑賞。
テレビシリーズは未見です。
作画が前作と比べて見違えるように良くなっていることに驚きました。ヤマトの形が歪んだりしないし、キャラの顔も変わったりしない。観易いことこの上無かったです。
それはさておき、クライマックスに向けての展開があまりにも壮絶で、度肝を抜かれました。とにかく重い、重過ぎる。メイン・キャラクターが次々戦死を遂げていくだなんて…
白色彗星帝国も質が悪い。いったい何段構えなのか。白色ガスを破ったと思ったら都市型要塞が現れるし、それを破壊したら超弩級戦艦が出て来るんだから堪ったもんじゃない。
強大な敵の前に満身創痍のヤマト。命を燃やした人々の想いが胸に迫りました。古代進が下した艦長としての、宇宙に生きるひとりの人間としての決断に感動の涙がこぼれました。
「死ぬためではなく、生きるために行く」。特攻賛美と受け取られかねない言葉だとは思いましたが、自分の命の使い途について考えさせられたし、とても胸に迫りました。
[余談]
主題歌を歌っているのが沢田研二だと知ってびっくり。当時としては、メジャーな歌手がアニメ映画の主題歌を歌うのは大変珍しいことではなかったのかなと思いました。
[以降の鑑賞記録]
2024/01/20:MOVIXあまがさき(4Kリマスター)
※修正(2024/01/20)
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