「「異人たちとの夏」といえばタイトルは知ってたが見たことはなかった。 見てみて思ったのは異人たちといえば普通は外国人のことだが、この映画では違った。」異人たちとの夏 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
「異人たちとの夏」といえばタイトルは知ってたが見たことはなかった。 見てみて思ったのは異人たちといえば普通は外国人のことだが、この映画では違った。
動画配信で映画「異人たちとの夏」を見た。
1988年製作/108分/日本
原題:The Disincarnates
配給:松竹
風間杜夫
秋吉久美子
片岡鶴太郎
永島敏行
名取裕子
大林宣彦監督といえばオレらの世代は「時をかける少女(1983)」を想像するのかな。
山田太一原作で想像するのは「ふぞろいの林檎たち」だと思う。
「異人たちとの夏」といえばタイトルは知ってたが見たことはなかった。
見てみて思ったのは異人たちといえば普通は外国人のことだが、この映画では違った。
風間杜夫は脚本家。
たまたま行った浅草で自分が子供のころ死んだはずの父(片岡鶴太郎)を見かけた。
父が声をかけてきた。
「うちに来るか?」
行ってみるとこれまた亡くなったはずの母(秋吉久美子)がいた。
とても居心地がよく愉快だった。
風間杜夫は何度も父母の家を訪ねる。
自宅マンションでは階下に住む女性(名取裕子)と仲良くなっていた。
しかし、父母や名取裕子と楽しいひと夏を過ごしているうちに、なぜだか風間杜夫は衰弱して行くのだった。
これはファンタジーではあるが見ていて居心地がよく優しい気持ちになれる、
だが怖い一面もあるそんな映画だ。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
コメントする