もっともあぶない刑事のレビュー・感想・評価
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銀星会とのラストバトル
もっとあぶない刑事の『一気』にて警察と犯罪組織の癒着が絡んでいる事がわかりタカとユージがそれを叩き潰そうと約束する終わり方だったがそれが今回の伏線になっている、銀星会の武器密造を捜査中に犯人を取り逃がすが県警より2人を捜査から外され代わりに時効寸前の逃亡犯の捜査を免じられるが実はこの逃亡犯が警察と銀星会の癒着を握る人物だったのだ。
もっとあぶない刑事の後半よりタカこと舘ひろしが裏番組のゴリラ警視庁捜査第8班の撮影と重なり登場シーンが少なくなり別撮りが多くなっていたがこの作品でもそれが見られたが監督の村川透さんは早撮りで有名であり撮影期間もかなり短縮化されているにも関わらず中盤でのハデなカーアクションやラストの護送車が検問所に突っ込み横転するシーン等歴代の中でもカーアクションが豊富な作品になっており実は役者としても出たがりで彼が監督した作品にはモブキャラとして出演しており今作品でも出演しているので確認してほしい。そして2人に向けられた殺し屋役の刈谷俊介さんがターミネーターのごとく弾を食らっても立ち上がる不死身な姿が印象的であるが実はこの2人は西部警察でも共演しておりメイキングでは仲良さげな2人が見られる。
この作品でしばらくはあぶない刑事の製作は打ち切られてしまい課長役の中条静夫さんも後に亡くなりこれが最後の近藤課長の姿であったが脚本担当の柏原寬司が書いた現在発売中のあぶない刑事1990では近藤課長が再び登場しておりもっとあぶない刑事とあぶない刑事リターンズを繋げる作品になっており近藤課長の姿を脳内再生で蘇らせて欲しい。
【”僕達、運がいいんです。”と序盤からタカ&ユージが、矢鱈に言う意味がラストシーンで分かった作品。あの状況で・・、本当に運が良いんだね!】
■星会の銃密造工場に踏み込んだタカ&ユージは、主犯の宮坂を追い詰めるも取り逃がしてしまう。
その後ふたりは、15年前の貿易商殺人事件の担当にされた。
時効が4日後に迫る中、当時、事件を担当したエリート、神奈川県警警察本部警備局長、本多の元を訪ねる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・タカ&ユージには、銃弾が当たらない。偶に、ユージの腕をかすったりするが、兎に角当たらない。運が良いんだね。クスクス。
・今作も、二人の息の合った会話や、二人を支える仲間達の奮闘も、ナカナカである。特に胆の据わった近藤課長(中条静夫)には、流石の二人も頭が上がらない。
・ストーリー展開は、宿敵・銀星会と癒着して来た県警本部のエリート、神奈川県警警察本部警備局長、本多を敵に回して孤軍奮闘する二人の姿を描いているのだが、このシリーズの特徴である悲壮感は、特に今作では漂わない。
<今作のラスト、不死身の殺し屋(苅谷俊介:少し驚く)が死に際に二人の足元に転がした爆薬。
あれで、助かるって、本当に運が良いのだね。クスクス。痛快娯楽アクション映画だからね!>
俺たち運がいいから
鷹山、大下がハードボイルド風に登場し、今回は町田透(仲村トオル)までハードボイルドタッチで登場する。ポッカや大塚製薬やら俳優のCMネタ。浅野温子が花魁姿で登場したり「結婚して!」ネタの連発など、寒いギャグが多過ぎる。完全に子供向けギャグの応酬。俳優は同じなのにどうしてこうもつまらないストーリーになるんだろう。
毎回キャッチコピーみたいのがあって、今回は「俺たち運がいいから」みたいな雰囲気。警察内の汚職に立ち向かうなどという設定はいいんだけど、かならずタカとユウジが犯罪者にされるのも飽きてくる頃。それをこんなムチャなエンディングにするなんて・・・
「もっともあぶない刑事」ってのは仲村トオルのことだと言っていたのに、その含みが全く活かされてなかったのでは・・・
ラストは秀逸です。
宿敵銀星会との戦いに挑む、タカ&ユウジの刑事コンビを描く物語。
当時の大人気刑事ドラマの劇場版です。
前2作と比較する迄もなく、邦画のアクション映画では私的ベスト1の一作です。
タカ&ユウジの格好良さ、絶妙なギャグ、派手なアクション。TV版とも前作2とも比較してもバージョンアップしている印象です。
何より、ラストへの展開が秀逸です。明るく楽しめるストーリー展開の中、ノイズのように散りばめられる伏線。
そしてラストの後のラスト。
TV版第2弾が、舘ひろしのスケジュール都合で消化不良のような状態で終わり、その後に作られた劇場版第三作。私としてはこの映画が「最終回」という気持ちで鑑賞していただけに、この展開にはやられました。
とにかく、楽しく映画を鑑賞したい方にはお勧めの一作です。
運がいいから、このふたり
"あぶない刑事(映画)" シリーズ第3作。
マガジンの付録DVDで2回目の鑑賞。
銀星会との戦いが遂に決着。激闘に終止符が打たれました。
ふたりを追い詰める包囲網が狭まる中、仲間たちの助けを借りながら、決死の戦いに挑む姿に釘づけになりました。
一応の区切りと云うことで、ラスト感満載の演出がちらほらありました。結果的には終わりませんでしたけれども(笑)。
殺し屋役の苅谷俊介のインパクトが強烈でした。007シリーズのシャークを彷彿とさせるような強さとタフさを誇っており、タカとユージの前に立ち塞がる最後の敵としての貫禄充分だと思いました(結局最後ではありませんでしたが)。
四面楚歌的状況でも慌てることなく、常にふたりらしさを維持して、唇にジョークを忘れずにいるだなんて。とってもダンディでセクシーで、めちゃくちゃカッコ良かったです。
冒頭から「俺たち、運がいいから」を頻繁に口にしていましたが、それがラスト・シーンへの伏線になっていたとは(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2019/08/12:マガジンの付録DVD
2024/05/17:Amazon Prime Video
※修正(2024/05/17)
やっぱカッコいい
CGは弱いけどやっぱりカッコいいし面白い。二人がよく口にしてた「俺たち運がいい」が特に印象的だった。とおる君の面白さもさすがだった。続編があるのはわかってたけど、ラストの爆弾のシーンではホントに二人が死ぬのかと思って息をのんでしまった。立ち上がったときは泣きそうになりました。(笑)
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