「近未来の非現実感×大迫力のIMAX」AKIRA にゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
近未来の非現実感×大迫力のIMAX
今年の6月ぐらいかな……?
ちょっと前に緊急事態宣言が出たこともあって、人の動きが少ない時に見ました。映画館も当然人数制限していた頃。IMAXシアターだったので、馬鹿みたいに広いのに観客は10人ぐらいしかいない。
例年だったら、まああり得ないような環境下で見たこの作品は、個人的に今年のナンバーワン映画でした。
AKIRAといえば、ヴィレヴァンにある、やったら分厚い漫画という印象しかないような2000年生まれにとって、初めてAKIRAがどういう作品なのか知る機会でした。
AKIRAって、主人公じゃないのか笑
まずそこから入るぐらい無知だった私ですが、すぐにその世界観にのめりこみました。
設定は2020年というのに、とても近未来で個性的で独特な世界だなと思いました。
作品が作られた当時のファッションと希望に満ちた未来が凝縮されたようなその世界に私は生まれたかったものだと、感じずにはいられません。
話のあらすじは他の人がしてると思うので、本当に感想しか書きませんが、音響はIMAXということもあり素晴らしいし、映像は遥か昔描かれたとは思えないほど繊細で鮮やかで、昨今のアニメーションよりけた違いに魅力的に映りました。
セル画はやっぱり良いっすよね。
混沌とした現代にバブル期の余裕をビシビシ感じる機会があるとは。
同年代にこそ見てほしい映画です。
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