劇場公開日 1989年11月3日

「健さんと英二」あ・うん 小二郎さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0健さんと英二

2013年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

萌える

健さんはかっこいいなあー。
ほんと惚れ惚れする。

健さんと共演する俳優さんも相乗効果なのか何なのか
他の映画に出ている時より、かっこよく見えてくるから不思議だ。

例えば
「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」の池部良とか。
(化粧が濃すぎてちょっと笑うけど)ピストル持った姿はもう悩殺もんです。

「君よ憤怒の河を渉れ」の原田芳雄なんて存在感ありすぎで主役をくっちゃう渋さです。

「駅/STATION」の根津甚八…すごかったー。夜の線路のシーンは日本映画史に残したいくらい美しい。

「夜叉」の北野武。若かったというのもあるけど北野作品に出てる時よりも、何をするかわからないヤバさに溢れてる。

健さんは、男を美しく照らす光だ。

(「海へ See you」みたいに健さんの力をもってしてもどうにもならなかった映画もあるけど…)

本作「あ・うん」の共演者は板東英二なわけで。
本作観てない人は板東英二がかっこよくなる筈がないとお思いでしょうが…。

健さんは板東英二ですら美しく照らすのですよ。

「あ・うん」の坂東英二は本当に素敵だ。切ない。そしてかっこいい。
こんな素敵な板東英二はこの先見ることは絶対にないだろうが…。
健さんと英二の神社のシーンがいいなあ。全然悲しいシーンじゃないのに涙がでる。

健さんには、これからもたくさんの男たちを美しく照らし続けて欲しい。

小二郎