「最後まで飽くことなく」パンズ・ラビリンス ガガーリンさんの映画レビュー(感想・評価)
最後まで飽くことなく
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魔法やそれを使う妖精、不思議な地下世界、言い伝えなどのファンタジーの基本的な要素が軸となっている作品だがかなり胸糞な展開の多い内容になっていて、序盤に妖精から「与えられる3つの試練を乗り越えられたら地下世界の王女としての権利が与えられる」と言われた主人公がなんとかそれを叶えるために奮闘するも上手くいかず、最後には自分の父親の手によって殺されてしまうというバッドエンドを迎えることになる。妖精も悪巧みをしていて主人公の周りには味方がほとんどいないが、言い伝えは本当で結果的に彼女は一国の王女になることができる。多くの場合死は悲しみに満ちているが、この作品では死を経て、血を分け与えるという行為に肯定的であるのが特徴だ
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