「衝撃がすごかった。」パンズ・ラビリンス とろりさんの映画レビュー(感想・評価)
衝撃がすごかった。
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ずっと気になってた映画。
どのレビューを見ても「グロい」と書いてあるので、
この監督&ダークファンタジーということから、
出てくる妖精やら怪物やらがエグいのかと思ってたら、
生きてる人間がエグかった…
あの目玉の怪物もキツかったけど。
母親は、たとえ淋しいからといってもあの大尉を選んだのは間違いだったと思う。
そして大尉。
まわりの部下もドン引きするほどの独裁者。
残酷さ。残忍さ。
でも作品の中で、
ずっと父親の時計の事を気にしてる所からして、
自分も父親のようにならなければ、という
プレッシャーに押しつぶされてた感もあるなぁと思った。
父親のようになりたい、ならなきゃ、
その想いが間違った方向にいっていたような…
最後、息子には名前すら伝えないと言われていたけど、きっと彼にとっては、
戦で負けるよりもツライ事だろうな、と感じた。
なんか、救われない映画だった。
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