「いろいろとてんこ盛りで、よりパワーアップしたが」バイオハザードIII ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
いろいろとてんこ盛りで、よりパワーアップしたが
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シリーズ第3作目は、アリスが超能力を身につけたので、よりパワーアップした無敵の存在になるが、カンフー映画のようなアクションシーンが多く、ちょっと違う方向の映画になってしまった。
それはそれでよいが、この映画は一種のサバイバル映画であり、誰が生き残るかが気になるところ。その点、前作の最後でアリスを救い出した3人のうちの男性2人(残りの女性ジルは出てこない)が死んでしまったのは観客を裏切るような感じで、評価を下げざるを得ない。
あと、砂漠にタンクローリーが出てくると、どうしてもマッドマックスを思い出してしまう。「鳥」、「オーメン」、「メイズ・ランナー」(この後の作品であるが)等、他にもいろいろな映画を彷彿とさせるシーンが多かった。悪くはないが全体としててんこ盛りの食事が必ずしも美味しくないのと同様、焦点が散漫になってサビの部分がない歌のようだった。
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