ヴォイス・オブ・ヘドウィグ

劇場公開日:

ヴォイス・オブ・ヘドウィグ

解説

ゲイやレズビアンといったセクシャル・マイノリティの若者たちのため、ニューヨークに設立されたハーベイ・ミルク・ハイスクール。その基本理念に賛同したジョン・キャメロン・ミッチェル監督やミュージシャンたちによるチャリティ・アルバムの制作過程を追うドキュメンタリー。オノ・ヨーコら個性派アーティストが「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の曲をカバーするほか、4人の生徒にスポットを当て、彼らの葛藤や思いを映し出していく。

2006年製作/101分/アメリカ
原題または英題:Follow My Voice: With the Music of Hedwig
配給:アップリンク
劇場公開日:2007年9月22日

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映画レビュー

4.5見なきゃ!!!

2009年11月4日
PCから投稿

泣ける

楽しい

知的

Hedwig and angry inchという映画があるのは知ってたけど、みたことはなかった。
このドキュメンタリーは、その映画の中で使われた楽曲のカバーアルバムを制作する過程を描いている。カバーアルバムの収益は、ゲイコミュニティを支援する団体に寄付されるそうだ。

ほかの人と少し違うだけで、いろいろな葛藤を経験しなければならない。自分との葛藤、家族との葛藤、社会との葛藤。それをひとつずつ乗り越えて、受け入れて、積み重ねて自信にして、人は成長していく。それを、出演した若者の言葉を通して、姿を通して見せてくれる。その健気な佇まいが、自分をあるがまま受け入れることの大切さ、偏見に満ちた社会に対して自己を肯定していく勇気の美しさを現していた。

素晴らしい音楽と、一生懸命自分らしく生きようとする若者たちの独白が織りなす、よい映画だった。

もとの映画も早くみなきゃ!舞台も見に行きたいな。

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mayone

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