劇場公開日 2009年6月6日

「雨と共に来たのは、誰??」アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン りりーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0雨と共に来たのは、誰??

2009年6月10日
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

I come with the rain.
Iって、誰??
それが気になって、気になって。
それと、ジョシュとショーンを見たくて見に行ってしまった。

イケメン目当てで見に行くと、大変。
イケメンよりも、グロさがグロくて・・・エグさがエグくて・・・
辟易してしまいました。

ストーリーは、あってないようなもの。
サスペンスでもないし、マフィア&刑事物でもないし、宗教物でもないし、単なる探偵物でもない。

シタオの存在なくしては、あり得ない作品。

全体的に、極端にセリフが少ないので、映像を見て観客が考えさせられる。
見る者によって、感じ方の異なる映画だと思う。

キャストはすごく良いな。

ジョシュは、悩める子羊のようなお目々が、相変わらずステキ。

キムタクは、いつもの「だから~~」みたいなセリフもなくて、良かった。
彼には、こういう役が似合っているように思う。

ショーン・ユーの役が、後半生かされてなかったのが残念。

イ・ビョンホンの、訳のわからない冷たさも良かった。
彼の、涙の訳は?? 美しかった(ファンではないけれど)。

Iとは、クライン、シタオ、ドンポ、リリ・・・
rainとは、雨だけでなく、涙、痛み、心の傷・・・etc。

私は、Iとは、シタオの持つ特殊能力。
rainとは、痛み(肉体的&精神的の両方)かなと思いました。
明日になれば、クラインと涙に、変わっているかもしれないけれど。

最後、皆、許されたのかな?!
シタオは、どう思ったのかな?!

りりー