「ジョン・カーペンターLOVE!」プラネット・テラー in グラインドハウス trekkerさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョン・カーペンターLOVE!
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USA版と日本版の2度鑑賞。
ロドリゲスの映画は当たり外れが大きいけれど、今回は大当たり!!
全編、気合が入りまくり!70年代カー・アクションLOVEのタランティーノに対して、ロドちゃんはジョン・カーペンターLOVE。やっていることは『要塞警察』とか『ゴースト・オブ・マーズ』まんま。もしかして、リメイクの『アサルト13』がダメだったから、「俺が作らなきゃっ」て思ったかもね。カーペンターの曲も使ってるし。
主人公のダンサーさんも背のちっちゃいロドの弟もキュート。脇役も含めて、一見、知らない俳優さんたちなのに、キャラ付けがしっかりしているから、全員に感情移入できるのもすごい。決め台詞も多いし。『デス・プルーフ』より、よほどしっかりと愛情を込めて作っているわね。あー、唯一、タラちゃんの役にはげんなり。ウェー!
あえて、言わせてもらえば、全編気合が入りすぎて疲れる。カーペンターするなら、抜きの場面がなくちゃね。
だけど、ロドちゃん。このダンサーさんで『バーバレラ』をリメイクするのだけは考え直して欲しいわ。気持ちはわかるけどね。
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