「変態ヤローに振り回される美女!?たち」デス・プルーフ in グラインドハウス 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
変態ヤローに振り回される美女!?たち
中途半端に可愛いセクシーな女の娘たちとハマってしまう駄話にイカしたサントラ群、変態的なK・ラッセルに70'sマッスルカーのクラッシュしマクりな爽快感とタランティーノが拘ったグラインドハウス・ムービーの雰囲気が炸裂。
狙った構図でのセクシーでセンスある描写にラップダンスのシーンでの曲も含めた素晴らしさ。
前半の女の娘グループと後半のグループでは全く違ったキャラ群で話す内容も違って駄話が興味深い。
タランティーノの作品って基本的に主人公側の勝利ってかスカっとしたオチがチャントあって今回もスッキリして笑えるオチが最高。
スタントマン・マイクの後半以降のビビり具合は情けなくて自業自得で笑えるしB級感満載なLOOKをクオリティの高い映像に演出描写と斬新で新鮮。
「バニシング・ポイント」に「ダーティー・メリー/クレイジー・ラリー」な後半の疾走感に爽快感と前半のキュートでダークな不穏感が漂う二部構成的な作りも違った魅力があって一本で二本分の映画を観ているようなお得感も。
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