ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のレビュー・感想・評価
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文字通りの「序章」。伏線がたっぷり貼られる。
最初のほうを観ていると、さすがに演出的に古さを感じたが、全体を通じて、過去に観たときよりも面白かった。
感想というほどまとまっていないけれど、思ったことを書いてみるとこんな感じ。
ジョーゼフ・キャンベルの「千の顔をもつ英雄」によると、「英雄の旅」は、
1.英雄が日常生活を離れ冒険の境界へと向かう。
2.境界を守っている影の存在に出会う
3.英雄はその力を打ち負かすかなだめるかして、生きたまま闇の王国に入るか、敵に殺されて死の世界におりていく。境界を越えると英雄はなじみがないのに不思議と親しみを覚える力の支配する世界を旅することになる。そこには試練や助力者の存在がある。
4.英雄は究極の試練を経験して見返りを手に入れる。その勝利は英雄と世界の母なる女神との性的結合や父なる創造主からの承認、あるいは英雄自身が聖なる存在になる。
という形で描かれる。
最後は帰還に取り組むことになる。
ざっくり抜書きするとこんな感じ。
わかりやすいところでは「スター・ウォーズ」「ロード・オブ・ザ・リング」がこのプロットを取り入れている。というか、多くの物語がこの構造になっている。
本作は、3.に入ったあたりまでが描かれる。
当時は現代版の1stガンダムだと思っていたんだけど、永井豪によると、「エヴァはデビルマンですから」と庵野秀明本人に言われたらしい。エヴァンゲリオンそのものがデビルマンなのか、碇シンジがデビルマンなのかは不明。
それをふまえると、最初のエヴァの暴走はまさにデビルマンの姿であり、エヴァが碇ユイだとすると、胎内にいる息子であるシンジが傷ついたことによって母の怒りが炸裂したという構図が読み取れる。
そういう意味ではひとつの家族が結集して敵と戦うという物語でもある。
デビルマンが、不動明が自ら悪魔と一体化することによって、デビルマンに変身するということを考えると、エヴァの胎内に取り込まれたシンジが悪魔の役割なのだろうか。そうすると、悪魔が世界を救うという点で、デビルマンの発想をかなり忠実に取り入れているということになる。デビルマンとつなげて考えると、渚カヲルは見た目からして飛鳥了そのまんまである。
物語の途中で、事故にあった綾波をゲンドウが助けるシーンがあって、最後のほうでシンジがまったく同じ行動をする。
これは父と子の同一化を表現しているのだろうか。ゲンドウは綾波に接するとき、亡き妻に対して接する気持ちなのだろうか。そうだとしたら、シンジが綾波を助けたときの感情は、母に対するものではないから、同じ行動をしているが、本質的には違うことをしているということになる。このあたりは物語が進むにつれて解明されていくのではないだろうか。
いまのところ不明なことは、下記の点。
・シトとはなにか
・ネルフの上位機関であるらしきゼーレとはなにか
・ネルフはいつからあるのか
・第一~第三のシトは綾波が倒したのか
・リリスは第二のシトだとすると、第一、第三のシトはどうしたのか。なぜリリスは殺さずに確保してあるのか
・ゲンドウと冬月の会話に出てくる「人間は知恵の実を食べて、シトは生命の実を食べた」とはなにか。そもそも、なんでそんなこと知っているのか。
・最後に「また三番目とはね、変わらないねきみは」という渚カヲルのセリフはなんだろうか。
・第三新東京市はなぜ地上に現れたのか。第四のシトと戦っているときに地底に潜っていて、シトを倒したから地上に出てきたのか。だとすると、シトと戦っている時にあった町はなんの町か。
・そもそも庵野秀明はどうして「デビルマン」を「エヴァ」として描いたのか。エヴァを作った意味というか、意図はなんだったのだろう。
あんまりわからん
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ヱヴァンゲリヲンの開発をしてるシンジの父に呼ばれてシンジ来る。
いきなり操縦して敵と戦わされるが暴走、でも勝つ。
人付き合いが苦手で、孤独にならんために人の言う事を素直に聞いて来たが、
さすがに嫌過ぎてもうやめたいと思い始めたシンジ。
でもミサトに励まされたり、レイに刺激受けたりして頑張る。
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ヱヴァンゲリヲンは全く興味なかったが、ここでの採点がいいので見てみた。
おもんなかったわけではないが、正直あんまりようわからんかった。
基礎知識がまるでないもんなあ。
レイの雰囲気と声、何か見た事あるなあと思ったら灰原やった。
あと稲垣早希のアスカは出てなかった。
最高にチェリーボーイ
一言でまとめると、シンジ虐の映画です。
「乗らないなら帰れ」から始まり、自分に興味すら注がない父が綾波とかいう知らん奴を溺愛してるのを目の前で見せつけられる。シンジ君壊れないか心配です(多分もう壊れてる)
でも、時間が短く感じるくらいの没入感、常識人ミサトさんの清涼感(これが無いとエヴァは暗いだけの作品になる)
とにかく続編が気になる。見てよかったと思える作品でした。
思春期の子供視点
最終章を観るにあたって序から見直し、歳をとったせいか醒めた目で観てしまった。
巨大ロボの活躍は鉄人28号が元祖、ガンダムになって搭乗型になった、エバもその流れだが何故か操るには遺伝子レベルの適合性が要るらしい。そんな設定で無理やり搭乗員にさせられる、碇シンジ、普通なら正義感に燃える熱血少年となりそうなところだが、子供の側の視点に立ち返って親の言いなりに対する葛藤と反抗心がテーマというのもユニークです。それにしても終始うじうじしているので観ている方も檄を飛ばしたくなりますね、当時、「逃げちゃだめだ」が流行りました。
ただ、マシン相手でなく本当の戦場なら人殺しはできないと逃げるのもありでしょう。ヒットラーのユーゲント政策とは違うところをしっかり描かないといけませんよ。
わずか14歳というのに綾波レイちゃんはナイスボディ、必然性の無いヌードシーンが出てくるのはアメリカのB級映画と同じティスト、庵野監督は思春期の性の目覚めにも触れたかったのでしょう。
あえて説明をせず謎をほのめかすことで興味を繋げる手法ですが、あまり設定を固めてしまうと先の展開が手詰まりになるので作者の方もあえて暈しているのでしょう。
特撮ものは見慣れているので戦闘シーンは月並み、やたら光線が飛び交って爆発炎上とお馴染みですね。シールドがあるので通常火器は無駄と知りつつも前座の役割り、劇中でもリツコが「税金の無駄遣いね」と言ったら、ミサトは「この世には弾を消費しておかないと困る人達もいるのよ」と言っていましたね、すごい皮肉です。まあ、庵野ワールド、ユニークです。
ネタバレ注意
シン・エヴァンゲリオンを見るために、テレビシリーズを含めて、全てを見た。
初見、僕だったら、エヴァンゲリオンなんて絶対に乗らない。自分のためにも、人のためにも乗らない。
まぁ、それでは、話にならないけどね。
この終末世界は原発の爆発した結果できた世界だと思うが。
ファーストインパクトはなんだ?日本の事故を予見しているのだろうか?そうであるなら、傑作なんだけれど。
追伸
碇シンジと綾波レイがエスカレータに乗る場面がある。二人並ぶ事なく、4段5段離れて左右に乗っている。エスカレータなので、歩いていない。さて、なんで歩かないのかなぁ。『危険だから』と言う事だろう。どうして危険なのだろう。ある日、定期点検している人に聞いた事がある。その人曰く『荷物を持った人の横を通り抜けて、その人の荷物に体があたり、その人のバランスを崩すと危ない』と説明された。納得いかなかった。
それならば、二人並んで乗れるエスカレータなんか作らなければ良いし、一人の幅のエスカレータは、歩ける事になる。
合理的な考え方と思うが。 脱線。
シンジからの視点へのこだわりと、さりげなく挿入される映像から来る深みと美しさ
シンエヴァンゲリオンを見てから再視聴。
前はあまり注目していなかったところに、魅力を感じた。
ミサトの車は何故かルノーのアルピーノA310、イタリアでもなくドイツでもなく壊れやすいフランス製か。そのこだわり。そして冷蔵庫の中はビールのみ。一般的な生活感は全く無く、ミサトは庵野監督のある側面の分身の様にも思えた。
綾波宅でシンジが割れた眼鏡を掛けた時に、レイが裸身は気にもせず一心不乱で取り返そうとする様。その眼鏡をエヴァンゲリオンに持ち込む映像。その眼鏡が割れたのはゲンドウがレイを必死に助けようとした時であることもさりげなく示されていて、父親を信じれないシンジ頬への殴打と共に、レイの一途な思いを暗示。ただ、シンジは眼鏡が誰のものか分からないし、レイの幾つかの反応も全く謎のままで、物語は進行していく。
レイの家にあったカプセル剤とビーカー。ビーカーは内服薬を飲む際に利用ということらしい。研究者だった碇ユイの性格は反映してか?ただ、薬が何のためかは自分には不明。イメージ的には、魂移植の拒絶反応を抑制するため?
テープレコーダー(SDATプレーヤー、シンで父親からの二世代に渡る代物であること判明)は、同じトラック25と26のみを行き来。他人との関わりを遮断し、子供のままで、成長無し状態の言わば象徴か?
そして、前から美しいと感じていた電信柱や送電塔、送電ケーブルの映像。時に何と斜めになっていた。これは、シンジ・エヴァンゲリオンからの視点ということか。もしかして、送電線には、ヒトとヒトとの心のやり取りやレイが言うところの絆を象徴している?
何回か見て初めて感じ取れる映像の意味付け、活劇でありながら同時に、小津安二郎の映画の様に、良く練られ考えられている映像の数々、改めて独自の作家性を感じさせられた。
なんか可哀想になってくる
なんか突然連れてこられ、挨拶も適当に
エヴァ乗れ。乗らないなら帰れ。
は流石に可哀想だなと思った。
そしてシンジ君が怯えている時の描写がリアルで幼少期にアニメを見たとき物凄く怖かったのを思い出した。
映画にしてまとめたからか話の進め方は若干強引だけれどもやっぱり格好いい。
エヴァの機体も格好いいし、爆発も使徒が動く時の音も全てが格好いい。
ただ、うじうじしている人が嫌いな人にはおすすめしません。
映像美と女性キャラの強さに魅了されて
今回でこの作品を鑑賞するのは三度目。だが貞エヴァと呼ばれる漫画版の物やアニメ、旧劇場版を観てからの鑑賞は初めてである。だからこそ比較してしまう。比較して最も痛感したことは2つ。圧倒的な映像美と、女性キャラクターの強さ。
旧劇場版では青い海の中所々赤い海が見受けられる。その際に感じられる「日常の中に潜む非日常」こそが良く、全面赤い海である今回のものを忌避する声もある。個人的にはネルフマーク、特に光に透けた時に見える林檎の赤、綾波レイの瞳の赤、使徒の死後に降る血の雨、それらと調和して素敵に思えた。そしてやはりヤシマ作戦。当時から大胆不敵な作戦内容や遂行中の映像に興奮させられるものがあったが、それを最新技術で再現、リニューアルされるとその興奮も数段上がる。日本中の明かりが九州や北海道から徐々に消えていく場面、映える星空。アニメでは技術の運搬にレイの零号機を用いていたが、今回はたくさんの人間の手によって運ばれる場面も良かった。後に最後の使徒と銘打ち殲滅せざるを得ない人間。底力を見せつけられるような気分にさせられた。旧劇ならではの良さももちろんあり、新劇場版を観ない人間がいることも存じているが、心底もったいないと思わざるを得ない。
そして女性キャラクターの強さである。まずはヒロインとも名高い綾波レイ。彼女は常に「私には何もない」という。「何もない」からこそ強いのかと思っていたが違った。ヤシマ作戦遂行前、シンジの手術を手術室の前から見守る場面からエヴァ搭乗時まで、彼女は肌身離さず「私がこの世で唯一信じている」碇ゲンドウの眼鏡をケースに入れて持っている。守るものが彼女の心の中にあるからこその強さだと、だからこそ捨て身の盾と化することができ、「あなたは死なないわ、あたしが守るもの」と言えたのだと痛感した。
シンジの上司である葛城ミサトに話を移したい。アニメ版では彼女自身もシンジやのちに登場する二番目の適格者惣流アスカラングレーと共に悩み葛藤していく。その証拠にシンジに対して強く言い返す場面が多い。しかし今回は違う。かなり老成したように見受けられるのだ。一度だけシンジが命令違反した際少し怒鳴った場面はあったが、その後すぐ自らの頬を殴る。また漫画ではシンジに見せたがらなかったセントラルドグマをも自ら見せる。シンジだけではなく皆で闘っていると知らせるために。何と言ってもヤシマ作戦。シンジが一度目の射撃を失敗して涙していた際、狙撃手をレイに変更することを試みる総司令ゲンドウに立ち向かう。今回のミサトは、アニメや漫画のようにただ自らをシンジに重ねるだけではない。彼を心底信頼しているのだ。それを顕著に感じることができた。
彼女たちに引っ張られるかのようにシンジも成長する。綾波レイに守り守られることで、葛城ミサトに信頼され献身的に支えられることで、そしてクラスメイトたちに彼の内部を知って、激励されることで。その成長を強く見受けられるのが「:破」である。予告で「どんどん壊れていく」と表現される碇シンジ。彼がどのような感情になるのか、次回作も考察していきたい。
まだなんとなくわかる序章
新作公開で過去作がリバイバルしてると言うことで観賞
エヴァンゲリオンは昔友人の持ってた漫画版を
ちょっと読んだ位であんまり知りませんでしたので
ここぞとばかりに
先日トップをねらえも観た今のタイミングで観ると
色々庵野秀明監督らの組立等が色々共通点もあり差異もあり
面白かったです
挙げてみると…
①超強くて感情のない敵
トップのエヴァもこんなんどうやって勝つんやという
くらいの強力な敵が出てきます
トップはとにかく数
エヴァは攻撃パターンの多彩さ
でも感情は一切無くただ敵でしかない感じ
ただ破壊し尽くす特撮怪獣的な感じがします
②主人公は自分が最大の敵
ノリコもシンジも自信喪失状態でストーリー中も常に
自分との戦いをし続けています
でもそれを乗り越えたときに①の超強い敵でも
お構いなしに倒してしまうところがスカッとする感じは
あるかもしれません
努力次第でどれだけでも強くなります
③すごく高い人類の技術
トップでは超巨大戦艦から最終兵器ガンバスターやブラックホール爆弾
エヴァではなにせエヴァンゲリオンやネルフの構造
トップの作中でもセリフでありましたが人類が神なったかのような
技術を手にしておりその力の使い方の是非というテーマも含んでいる
などを感じました
まあ③に関してはまだ続きを観てないのでなんとも言えませんが
使徒が第三東京市を襲いに来る理由もどうやらあるようですし
ネルフやゼーレの存在目的もハッキリしてくるんでしょうが
そういう壊れかけの世界でもシンジが自分との戦いを続けるのは
変わらないんでしょうね
綾波レイもキャラクターが一人歩きしてるくらい人気を出しましたが
今観てもレイの謎めきキャラってどんだけオマージュ生んだんだろうと
思わされます
予告を見る限り次の破とかはいよいよわけわかんなくなりそうな
雰囲気がしますがまた楽しみに観ることにしようと思います
Eva Episodo!!!!???
うーーーーーん。(笑)
十年以上前の映画。(笑)(笑)
進化したのかどうなのか。(笑)(笑)
暗い。(笑)??(笑)
でもなんか頑張っている??(笑)
まあいろいろと。(笑)(笑)
間違えて、時間があったので観てしまいまして。(笑)
メリットもあったような??どうなのか。(笑)(笑)
まあ、まあ、まあ。(笑)(笑)(笑)
2007!!!!???
2007年制作??
古い??(笑)
13年前。(笑)
やや退屈で。(笑)
でも13年前??のイメージが現代実際にそうなってきているのかどうなのか??(笑)(笑)
個人的には、観終わって、あれーーー??っと思ってしまいまして。(笑)(笑)
あーーーそういうことかっと。(笑)(笑)
いい感じに、清められたのかどうなのか。(笑)(笑)
まあ、懐かしいというか。(笑)
まあ、仕方がない。(笑)(笑)
20世紀末期に一大ブームを起こしたアニメ、ヱヴァンゲリヲン再び
2020年にヱヴァンゲリヲンがやっと完結する(かもしれない)と言うことで何やらネット界隈が盛り上がってきてる?ので、ほぼほぼ忘れてた新劇場版を見直ししました。
本作「序」は前半戦はテレビ版の焼き直しなので、テレビ版観てない人は余りの展開の早さにポカーンだろうなっと思いました。後半戦ヤシマ作戦はそれなりにキチンと描かれてるのでアリかなと思います。なんと言っても絵が綺麗!テレビ版の頃って今とサイズが違うんで、今のテレビで観ると両端が切れるんですよね。流石劇場版だとそんなこともなく、新しい技術で描き直されたヱヴァンゲリヲンを堪能できます。
しかし、ヱヴァンゲリヲンを観ていつも思うんですけど、ロクな大人いないですよね、この作品。シンジ君にも「逃げちゃ駄目だ」って言ってますが逃げていいからね、そこ!ってかむしろ逃げろ!!理由も告げられず、いきなり呼び出されて命かけて怪物と戦え、逃げるなって無茶ぶりもいいとこです。
それと気になったのはシンジ君には給料ちゃんと払われているのでしょうか?子供を働かせるのも問題ですが、もし給料払ってなくって、あなたには責任があるっとか言ってるの聞くと「何の責任だ!?」っと思ってしまいます。大人は働く対価にお金を貰っています。お金を貰うから責任が生じるのです。雇用契約もしていない子供を呼びつけて、責任ウンヌンって根本的に間違ってますよね?
しかも選ばれた子供しかヱヴァンゲリヲンに乗れないようなのですが、だいたい戦闘する機械なら誰でも乗れるように作ってナンボでしょう。エンジニア何やっとんねん!そして、色々ピンチな時に「無理です、動きません!」が多すぎ!!もうちょっと危険予知とか安全性に注意して商品作って下さい。
後、碇ゲンドウさんが全然有能に見えないんですよね。作戦とか方針とか行き当たりばったりな感じがしてならない。そもそも、シンジ君しかヱヴァに乗れないとわかってるなら、施設とかに送ってないで戦闘の英才教育ほどこすとか方法はあったでしょう。人を育てるって概念がないって組織のトップとしては致命的ではないでしょうか?何故ネルフのトップになってるのか分かりませんが、あんな上司の下で働くとストレス溜まるだろうなぁ。
等と大人になって観ると色々と粗が目立ってしまいます・・・
なーんて事はアニメなんでツッコんじゃ駄目ですよね?でも子供の頃みたいに素直に観れなくなってるのは大人になった証拠なんだろうなっと思ってしまうヱヴァンゲリヲンでした。
再観賞
2020/12/6
「シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版」公開前のリバイバルにて。
あれ?本作ってこんなに面白かったっけ?映画館で観ると迫力あって、一味違うなっと思いました。庵野秀明監督がやりたかったのってシンジ君の描写より戦車や地面から生えるビルとかそっちだったんだろうなぁ。
初めてのエヴァ…激アツのヤシマ作戦!
"ヱヴァンゲリヲン新劇場版" 四部作第1部。
スタジオカラー第1回作品。
"金曜ロードショー" でTV版【1.01'】を鑑賞。
旧シリーズは未見です(※現在は視聴済み)。
初めて観た「エヴァンゲリオン」でした。それまではタイトルとその人気ぶりは知っていましたが、新四部作が始動したのを良い機会に観てみることにしました。
最初のテレビシリーズ放映から今日に至るまで、何故これほどまでの人気と熱狂を一身に集めるのか…。その理由の一端を知ることが出来たような気がしました。
シンジくんの心の不安定さにモヤモヤして落ち着きませんでした。「逃げちゃだめだ」と彼が何度も呟くように自分自身にその言葉を繰り返しながら、胸熱の「ヤシマ作戦」に大興奮したことに助けられ、最後まで観切りました。
ですが、「また観たいな…」と自然に思いました。
散りばめられた謎。前触れ無く登場する謎の用語。わざと煙に巻いているのではないかと思える場面の応酬。…
こんなに頭を使うアニメは初めてでした。考察のし甲斐があるし、幾通りの解釈を考えれば、内容を深く味わえそう。それが人々を惹きつけて止まない理由のひとつなのかも…
シンジくんの思春期ならではな苦悩と葛藤のドラマを掘り下げながら、シリーズの底を流れる基本事項を紹介。ドラマ部分とアクションシーンのバランスが絶妙だと思いました。
先述の通り、クライマックスは手に汗握る展開の連続。特撮ファンの琴線に触れて来ました。総力を結集した大作戦と云うシチュエーションに興奮せずにいられませんでした。
※以降の鑑賞記録
2011/01/10:DVD(1.11)
2012/11/09:金曜ロードSHOW!(TV版【1.01''】)
2014/08/22:金曜ロードSHOW!(TV版【1.01''】)
2020/05/01:YouTube Premium(1.11)
2022/12/14:DVD(1.01・字幕付)
2023/01/09:Blu-ray(1.11)
※修正(2022/12/14)
作画技術の向上がもたらしたミス
焼き直しなので内容自体の面白さは保証できます。
旧エヴァと比較して悪いなと感じたのはヤシマ作戦直前の会話シーン。
旧エヴァでは「分かりました」と喋る綾波の顔の下半分が影で完全に隠れていて、何を考えているか分からないミステリアスさが演出されてます。
しかし今回の同じシーンでは、影の濃さが調整されて、口の動きが分かるようになってしまっています。
手書きの時代に比べ、作画技法が幅広くなっているんでしょうが、これは選択ミスだったでしょう。
新劇場版!!!思ったより良かったかも?
V放送時に見ていたんですけど、今回の新劇場版の方がストーリーがよくなってて理解しやすかったですね。
分け分からなかったからな~当時。
EVAと使途との戦いはド迫力で凄いんだけど。
ストーリーは分け分からずだったから。
背景が美しくなってるのが良かった。
リビルドの意味
公開当時は、日本にいなかったため見ることができず、DVDが発売されてもきっとデジタル映像をブルーレイで鑑賞できるはずと待ちに待って、ついにブルーレイ版を手に入れることができました。
「破」の前にHD見ることができて本当に幸せでした。アニメをHDで見るのは初めてでしたが、このエヴァンゲリヲンの完成度が極めて高いことが改めてよくわかります。前劇場版とTV版とは似て非なるものです。
実際、製作者の意図はいまだに不明ですが、パラレルワールド的世界が構築されつつあるように思われ、カオル君が「碇君、また、3番目なのか?」など、以前のシリーズと別個の世界であるかのような発言をしていたりして、今後が非常に楽しみです。
前シリーズのリリスが月面に投げ出されていたり、本当にこれから何が起こるんでしょうか??
是非、ブルーレイでの鑑賞をおすすめします。
TV版は苦手でした。
テレビ版の復習と言ってしまえばそれまでですが、戦闘シーンの描写は比べ物にならないくらいグレードが上がってるし、カバーしてる範囲もヤシマ作戦までと短い範囲でスッキリかつ重要なストーリーを引き出している。
TV版はわけがわからず苦手でしたが、本作品は良いですね。
第二弾が見たくなりました。
あの、これって・・・
単なる総集編じゃ・・・。
ストーリーが思いっきりはしょられてて、初めて観た人には何のことだか分からないのではないでしょうか?
自分は一通り観たつもりなので、ある程度ストーリーは分かりますが、これじゃあ・・・。
ストーリ-やキャラクターなんかどうでもよくて、ロボット物を観たい人にはお勧めです。
YOU ARE (NOT) ALONE
物語は確かにTVアニメ版の1~6話に忠実。画に関してもレイアウトを流用しているので構図が同じだったりするが、ほとんどが手直しされているようなので、TVアニメを見ていた人なら“見たことがあるのにどこか新しい”という不思議な感覚も味わえる。
物語の流れは基本的にTVと同じとはいえ、後半、ほぼ新作カットで展開され、劇場映画としてTVでは表現しきれなかった迫力と物量感を見事に描いた「ヤシマ作戦」は、1本の映画の中でのクライマックスとして十二分に機能する。
ネタバレになるが、「なぜ自分がやらなくてはいけないのか」と悩むシンジに、ネルフが抱えている“秘密”を見せ(TV版では後半にならないと明かされない)、「戦っているのは、苦しんでいるのはひとりではない」ということを理解させる。つまりベタに言えば「みんなで力を合わせて敵を倒そう」というムードがやんわりと演出されることで、エンターテインメント性が増している。加えて言えば、使徒ラミエルの大幅な能力拡大は、ラミエルが本作におけるラスボス的な存在感を放ち、これを撃退しての幕引きは大いにカタルシスをもたらす。また、一方で悩むシンジに「自分のことは自分で決めろ」と叱咤するシーンは健在であり、つまり本作のテーマはそのまんまだが「人はひとりだが、人はひとりではない」ということ。英語タイトルの「YOU ARE (NOT) ALONE」は実に言いえて妙だ。
新作カットに関して言えば、画コンテを後半のヤシマ作戦部分を特撮畑出身の樋口真嗣が務め、前半の彷徨するシンジの部分を、「交響詩篇エウレカセブン」で14歳の少年の悩める心の成長と軌跡を描いてみせた京田知己が担当しているのは、それぞれの特色が表れていて面白いと思う。
しかし、TVアニメを見ていたファンにとっては一番興奮するのは、やはり「次回予告」に違いないが(笑)。
全24件中、1~20件目を表示