ラッシュアワー3のレビュー・感想・評価
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米中仏日…
…の言語が飛び交うトンチンカンで阿呆なカルチャーギャップ・シチュエーションは、何だかんだ言っても楽しいお約束。「私はユーで彼はミーだ」「??」なんて会話、ベタでほんとバカだけどやっぱり笑っちゃう。
ストーリーもあって無いようなもんで、要はシチュエーション・シチュエーションごとの笑いやアクションを楽しむのみ。そういう意味では十分満足できた。悪漢ヒロユキ・サナダも堂々としたもんだし、『1』で出た登場人物が出てくるのもシリーズ物としてポイント高い(そういやスーヤンっていたなぁ)。
難を言えば、演出に緩急が無いためにクライマックスあたりで飽きが来た。たかだか1時間30分が少し長く感じる。
お気楽娯楽映画
シリーズ第三弾。今度は、パリが舞台です。 今回は、真田博之、工藤夕貴が出演していることが話題ですが、基本的にこの映画は、演技力を必要としないので、この作品への出演が、彼らのキャリアアップに役立っているかは微妙。特に、真田博之は同じ『ラスト・サムライ』に出た渡辺謙が順調にハリウッドでのキャリアを伸ばしているに焦っているとも言われていますが、焦っても仕方ないですからねぇ。確かに彼の英語のセリフや、アクションは、まぁ見れましたが・・・。最後は、結構お約束の最後です。 それと工藤夕貴。彼女は、既に何本もハリウッド作品に出ています(そう言えば、彼女も渡辺謙作品『SAYURI』に出てましたね)。それにしても、特に演技力も要さず、最後もあっさりと言う感じだったので、ちょっと残念な気がします。 この映画の楽しみ方は、基本的にクリス・タッカーの(いんちき)マシンガントークと、ジャッキー・チェンのアクション。あまりストーリーを気にしてはいけません。厳しく言えば、B級映画ですね。 最後のエッフェル塔のシーンですが、ジャッキーがインタビューで「怖かった」と述べていることから、実際にエッフェル塔で撮影している模様です。エッフェル塔での戦いの最後に国旗に捕まって降りてくるのは、どう考えても合成ですが。 あまり多くのことを気にしてみてはいけない映画です。頭をあくるして楽しみましょう。
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