さらば、ベルリンのレビュー・感想・評価
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ソダーバーグだから
白黒映像なので、間違って録画しちゃったかと思った・・・米軍の運転手をしているタリー(マグワイア)は金をくすねて色と欲に溺れ放題。売春婦と罵りながらもレーナを愛していて、一緒に出国するために奮闘していたが、無残にもソ連領にて殺害。謎はレーナの夫にあった。数学者であり、未来のV-2ロケット開発に携わり、アメリカからもソ連からも技術を求められていたからだったが、彼を差し出すことで金をせしめようとしてタリーが殺害・・・
ストーリーはどうでもいいほどで、戦争や廃墟となったベルリンを背景としながらもメッセージ色がない。突出しているのが映像技術だけで、ハリウッド黄金期の白黒映像をセットの凄さとCGの力でリアルに演出。緊迫感さえあれば面白かったのに・・・
ただ生きることが難しい時代
何も考えずでも、普通に生きていけるし、それが罪になることもない。そんな時代を生き抜いた人たちのお話。真実がなんだったのかもわからないけど、案外それでいいのかもしれない。真実が全てではないかもしれない。誰が誰の罪を裁くことができるんだろうかとなりました。
"40年代"似の程度。唯一良いのはマグワイア。
唯一覚えてる白黒映画(アメリカ映画の場合)が、チャップリンの映画とかオーソン・ウェルズの『第三の男』ぐらいな程度の知識だから、ソダーバーグ監督が取り入れた"40年代"が分からない。時々今風感覚が染み出ているから余計に…。
その影響もあるんだろうけど、話の焦点も見え辛い…。要はレーナが引いていたのか、軍上層部の思惑なのか、分かりやすくしてくれないから、睡魔が何度もやって来た。クルーニーもブランシェットも助け船にならずだから、最後の最後まで夢中になって、のめり込めないままだった。
唯一良いって思ったのはタリー役のマグワイア。小悪党にすぎないのに、自覚なしの虚勢を張って、街の中心面してる端から見ても"小物風情"。それが巨大な陰謀の鍵を開けるキーになるっていう面白すぎるキャラクターを、面白すぎる芝居の力でさらっと見せてくれちゃって、見てる最中ワクワクだね♪どこか親しみも感じたから(多分マグワイアが演じてくれて、そう感じれたのかもね)。
最近ソダーバーグ監督の『サイド・エフェクト』を見たせいか、こっちも多少期待したけど、これはダメな方だったな。敢えて言うなら『ソラリス』以来。だからマグワイア見たさだったらファンにはお薦めできるけど、それだけしか薦められない。他の印象、皆無だから。
映画に詳しい人は楽しいのかも
原題は「The Good German」
それがなんで「さらばベルリン」になるのやら、、、、でもこのタイトルの方が観たくなるかもsれませんね(>▽<)
監督スティーヴン・ソダーバーグ/ 主演ジョージ・クルーニーというオーシャンズコンビのミステリーという事で、期待して観に行ったのですが、、、、つまらん、訳判らん、、、眠い、、、
凄く映画に詳しい人にとっては、「第三の男」や「カサブランカ」だけでなく、他にも色々な作品を取り入れている事が判って楽しいのかもしれないけど、私には全然判りません。
1940年代を意識して全編モノクロです。(部分的にはカラーをセピア調にしているらしい)
これが一段と眠気を誘います、、、実際私は寝ちゃいました、、、知人も寝たそうです(^o^)
ストーリーも全然面白くありません、、、だから書く気になりません。
ラストシーンが「カサブランカ」だよねって事くらいは判りましたけど、、、
最後にケイト・ブランシェットが「これで最後の謎のピースがはまったでしょ」って、、、全然判りませんから(´・ω・`)
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