「くだらなさの真面目な追求」ザ・マジックアワー Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
くだらなさの真面目な追求
総合65点 ( ストーリー:35点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
くだらない設定だけど、豪華出演者が馬鹿馬鹿しい勘違い演技をしているし、アル・カポネ時代のシカゴを思わせるような街並みの美術と衣装もくどいくらいにわざとらしさをしっかりと出しているし、喜劇映画として真面目にそのくだらなさを追求していて面白い。
ただ物語の無理やり感を長く引っ張りすぎて途中でやや飽きたのと、展開と結末が今一つあっさりしている。もっと短くまとめるか、主人公たちやヤクザの組長や殺し屋に対して掘り下げがあればな。
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