劇場公開日 2007年8月4日

プロヴァンスの贈りもののレビュー・感想・評価

全13件を表示

3.0リドリー作品としては異色作品

2020年10月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.0
リドリー作品には珍しい、まるでウディ・アレンの様なスローライフな物語。ただウディ・アレンの様なウェットに飛んだ部分が少ないので、ややセンスは足りなかった。リドリーさんの骨太さはラブストーリーには必要なかったか。

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カメ

1.0タイトルなし

2020年10月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

超エリートが女性と恋に落ち、故郷で暮らすというありきたりな映画。前半もたついたせいか、何となくラスト迄ダラダラしてる。

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KEI

2.0ラブコメとしたら及第点なんだろうけど、これがリドリー・スコットなんだから減点だ

2020年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 負けてもいい。負け続けなければいいんだ。ヘンリーおじさん(アルバート・フィニー)の教えは十分活かされてたんだな。ワインは不味いし、家はあばら家と化していたので、気になるのは上手く売却できるかどうかだけ。農園で働く者が売らないでくれと懇願するも頑なに拒否するマックスだった・・・

 車で撥ねそうになったという最悪の出会いをした二人。女に餓えている感じのラッセル・クロウが面白い。なんとか売れるかと思っていたら、非嫡出子のクリスティという娘(アビー・コーニッシュ)の出現。

 結局はラブストーリーとロハスというか、スローライフに落ち着く脱サラ男の物語だった。幼いときのプールサイドの記憶が蘇っても年齢差を考えるとピンとこない。まぁ、クリスティも一緒に住むことになったんだし、めでたしめでたし・・・

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kossy

3.0癒されたいときに

2018年8月12日
iPhoneアプリから投稿

マリオンコティヤールって本当に美人。ラッセルクロウの優しい目も素敵。
ロンドンの敏腕トレーダーが南仏プロバンスで予定外の展開になるストーリー。
景色も最高だし、お料理やワインもとても美味しそう。刺激は全く無いけど、ちょっと癒されたいときに観る作品。

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サラ

3.5プロヴァンスの回しもの的映画。

2018年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

幸せ

ラッセル・クロウ好きだしたまたま観た。
個人的にはあまり観ない恋愛ものだったが以外と良かった。
たまにはこんな楽に観れる映画も良いね。
マリオン・コティヤール良いな~。
幸せな気分になれる作品。

プロヴァンス観光協会が出資した!?

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トラ吉

3.0こんなリドリースコット

2014年4月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

幸せ

ヘンリーおじさんに語らせる哲学が、リドリースコットの味してる。 「畑には太陽や雨より必要なものがあるんだ、ハーモニーとバランスだ」

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telsi

3.5フランスの田舎町

2014年3月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

すごく好きな作品。

リドリースコット×ラッセルクロウなので借りて見ましたが、この作品でマリオンコティヤールという女優を知り、好きになりました。

パリジェンヌが好きですが、
ぴったり、というかこの女優さんパリジェンヌなんですよね、雨が降っても傘ささないとか、エスパドユールとか、デコルテの空いた無地Tシャツとか、生活スタイルが出てるのもgood!

ラッセルクロウの横暴っぷりもかっこいい。

少年時代の思い出をフラッシュバックさせながら、淡く、幸せな気分になれる、雰囲気の好きな作品です。

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スタッシェル

2.5ハートとバランス、そしてタイミング=ワイン

2009年1月2日

幸せ

「グラディエーター」のリドリー・スコット監督とラッセル・クロウの最強コンビによる二作目(たぶん)。

金融都市として見事再生を果たした近年のロンドンで働く一流金融マンが、フランスでワイン農園を営む叔父の逝去を発端に、農園に「里帰り」する模様が描かれています。

この設定で内容が読め、想定どおりに進行していく種もしかけもない月並みな作品となっています。それでもセリフが素晴らしく、ワインを題材にした作品にふさわしい芳香が漂っています。

日本人なら恥ずかしくて言えないロマンチックな言葉も、ラッセル・クロウに言わせれば見事にはまる。人の弱さをくすぐり、包み込むお馴染みのラッセルの表情を見て、映画を支える重要なパートに俳優の力があることを実感できる作品。つまり物語が月並みなほど、俳優の力が重要になるのです。それを彼は立派に果たしている。

難を言えば、スコット監督の描写がやはりスコット流の範疇にとどまったこと。戦場や殺伐とした設定なら彼の流儀は活きるが、ワイン農園では逆効果。もっとゆったりしたシーンのつなぎ方だったら、もっといい映画になってたと思います。

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あんゆ~る

2.0登場人物の背景を説明するシーンが長すぎ

2008年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

テーマはいいものを含んでいるラブロマンスです。ロンドンでトップトレーダーとして活躍する主人公が、偶然休暇を命じられ、子供時代に馴染んだ南仏のプロヴァンスで束の間の休息を楽しむことになる。
 そこでは失っていた子供時代の無垢な思い出が蘇り、プロヴァンスの美しいブドウ畑と次第に同化していく自分を見出していく。嫌がっていた田舎生活ですが、行ってみると意外に和み、スロー・ライフに馴染んでいきついには子供時代に恋した人との出会いがあり、トップトレーダーを捨ててでもこの地に住もうとする物語ではあります。

 ただ出足が長すぎると思いました。また原作のゆったりとした筆致に似合わず映画の方では主人公は何かにつけせわしく動き回ります。
 そんな感じで、トップトレーダーとして活躍するシーンが10数分続き、ラブロマンスが始まるのは後半から。やっと恋が見えてきたらもうラストシーンです。『プロヴァンスの贈りもの』というタイトルどうり、実際にプロヴァンス地方でロケされた映像はすごくきれいです。また本物のワイナリーで撮影されているため、臨場感もあり、鑑賞後に上等なブドウ酒を飲みたくさせる作品です。

 ただ登場人物の背景を説明するシーンが長すぎて、ラブロマンスとして胸キュンとさせるところが物足りないと思いました。

 ラッセル・クロウは南仏舞台にしてもそれなりに伊達男を演じてはいます。けれどもこれまでのアクションシーンを観てきた者にとって、彼の演技にはあまりクロウを感じさせないお手軽演技を感じずにはいられませんでした。

 それにしても、同じワイナリーとブドウ園から、どうして飲むに耐えないまずいワインと同時に伝説の極上のハウスワインが作れてしまうのか謎でした。

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流山の小地蔵

4.0南仏観光協会。

2008年1月14日

笑える

楽しい

幸せ

名画座にて鑑賞。
観終えて思ったのは、なんでこういう作品が
拡大公開されなかったのかなぁ?ということでしたねぇ。
いい作品なのに。。。
すごく前からチラシを温めていたので(爆)
いつか近くでやるんだろうと期待してたら終わっちゃって^^;
ワケの分からない殺人映画より(どれとは言いませんけど)
こういうのを観る方が、よっぽどハッピーでいいけどなぁー。

でもものすごく疑問だったのが、なぜにリドリー卿がワイン?
っていう、ワインとかいって本当は人間の血だったとか(爆)
そういう映画じゃなかろうね~?と直前まで思ってました(^^ゞ
ぜんぜん違ってました(汗)とってもハートフルな、いい作品です。
だってあの暴れん坊、R・クロウが大人しく演技してますもん!
しかもコメディですよ?彼が可愛く見えるなんて信じられない^^;

軽いストーリー展開ながら、映像ひとつとっても全く手抜きなし。
プロヴァンスの美しい風景と美味しい食事、そしてワイン。
きったないプール!(爆)にしてもホントにリアルで、素晴らしい。
実際に行ってみたくなること請け合いです。観光協会も万歳!
まさにリドリー卿からの贈り物。といったところでしょうか。

俳優陣も豪華でした。
子役のF・ハイモアをはじめ、名優A・フィニー、そして
エディット・ピアフ役の熱演で名をあげたM・コティヤールなど。。
皆さん朗々と演じているところも好感触、
エイリアンとかハンニバルとか出てこないから(当り前だ^^;)
最後まで安心して観ていられました。これは意外にお薦め♪

(やはり熟練監督が料理すると映画が美味しくなるなぁ(^-^))

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ハチコ

3.0まぁまぁ

2007年9月20日

笑える

楽しい

リドリー・スコットも最近は気楽な映画も撮りたくなる気分なのかもしれない。

気楽に観れば楽しめる映画。
吐き出すほどのワインがどんなものなのかが気になる。

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kaleido

2.5これがリドリー・スコットの映画?

2007年8月13日

笑える

幸せ

寝られる

ワインの蘊蓄(うんちく)やロハス礼賛を気取って、リドリー・スコット監督が確信犯的にわざと薄っぺらく作ったコメディか。バカな男の恋が笑える。

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佐藤睦雄

1.5ロハスでいられなくなった2人

2007年8月11日

人間、慣れないことをやっちゃあいかんという見本のような作品。リドリー・スコットにラッセル・クロウ、大御所アルバート・フィニーに天才子役フレディ・ハイモア、今年度アカデミー賞主演女優賞の呼び声も高いマリオン・コティヤールにBond22でボンドガールが噂されるアビー・コーニッシュとまさに豪華絢爛なキャストが勢揃いしたにも関わらず、退屈な物語と迷走する演出のおかげで才能が空回り。元凶はクロウとコメディの痛すぎるミスマッチだが、彼に関わる全てがドン底に引き擦り込まれてしまう。共演シーンのないフレディ・ハイモアが一番輝いて見えるのは偶然ではないだろう。クロウの気取った笑顔と底の浅い苦悶の表情がキャラクターへの感情移入を一切許さず、映画の賛美するスローライフがバカバカしい御伽噺に見える。実際、この映画でしくじったスコットとクロウはすぐに巻き返しの一作(アメリカン・ギャングスター)に取り掛かっている。スローライフだロハスだと言ってる場合ではなくなってしまった彼らの多忙ぶりを笑うしかない。

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josh lemon lyman