「公園デビューって言葉流行ったよね」リトル・チルドレン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
公園デビューって言葉流行ったよね
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閑静な住宅街ウッドワード・コートに以前子供への性犯罪を犯した男マゴーヴィ(ジャッキー・アール・ヘイリー)が帰ってきたというニュース。そんな公園でプロム・キングと呼ばれるブラッド・アダムソン(ウィルソン)がやってきた。そのブラッドとひょんなことからキスしてしまい、主婦たちの格好のゴシップになった。やがて市民プールへ通うようになった二組の親子。プールにマゴーヴィが現れるという事件ののち、彼らは深い関係に・・・
サラの夫も変態サイトに夢中で病んでいる。もしかして変態だらけの映画なのかと思っていたら、普通の不倫劇のようにドラマは展開する。もう一人、“子供を守る会”でブラッドをアメフトチームに誘うラリー(ノア・エメリッヒ)という元警官も重要な存在。過去に過失で少年を殺してしまったことを悔やむも、ロニー・マゴーヴィを追放するビラ配りや宣伝することでうっぷんを晴らしているのだ。
物語はどう収束するのかと不安にさえなってくるが、二人で遠くへ逃げようとするサラとブラッド。拡声器による宣伝によってロニーの母親を死なせてしまうラリー。そして、罪の意識が芽生えて自分のチンコを切りとってしまうロニー。過去は絶対に変えられないけど、未来は違ったものにできるというメッセージがある。
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