ボーン・アルティメイタムのレビュー・感想・評価
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これで終わり?
ついにこのシリーズも最終章に。。。
それにしてもマットはこれで、凄い人気を博しましたね。
彼の代表作になったといっても過言ではない佳作ですが、
監督がP・グリーングラスということで臨場感も増したかな。
スパイ映画っていうと、小道具やお色気?っていう
面白小ネタが満載なものが多かったと思う頃に出現した、
とっても硬派で真面目なスパイ映画~というのが第一印象。
主役がマットっていうのも、最新007の彼(スイマセン^^;)同様、
なんで??っていう意見が多かったところ、蓋を開けてみたら
大ヒット!!なんかこの二作って、似て非なりなのかしら^m^
頭脳派マットの最大限の魅力が生かされていると思います。
彼、実際に頭が良いので(爆)事実に裏打ちされているというか。
あ、それってJ・フォスターとかにもいえてる…(^^ゞ
だから私はアクションシーンより、彼が常に知的で冷静沈着、
必ずCIAの先をいくところがすごく格好良くて好きでしたが。。
で、今回も監督お得意の臨場感溢れるシーンが満載で、
まったく息をつかせぬ追跡劇が続くので、ずーっと手に汗。。
この日は仕事帰りに観たせいで、余計に緊張して疲れました^^;
気がついたら、ずーっと指を回してたんです、何でだ?(汗)
ただ彼のシーンは、ほとんどスタントマンが演じてたんでX
もうちょっと後ろ姿とか、判らないようにしなさいよ~(爆)
と思いながら、観てました。
それから、冒頭~中盤以降までがその追いかけっこで終始、
肝心の謎…が明かされる後半がものすごく凡庸に見えちゃって。
あんまり私にはピンときませんでした。原作もこうなのかしら。
三作目まで引っ張ってあのラストということは、ひょっとして
まだ続編をつくるつもりなのか~??とも思えたりして^m^
でもどちらにせよ、すごいシリーズだったと思います。
完成度の高いスパイ映画、といったらコレ♪という感じに
なるような気がします。そしてマットの代表作にも。。。
他の共演陣も良かったですね。
今回は女性陣、J・アレンとJ・スタイルズ。でしたが、
どちらも素晴らしかった。ほとんど目で演技してましたね~。
満足
大興奮!絶対に見るべきです。
夢中になれました。
だいたい映画館で買ったドリンクは中盤ぐらいで飲み干してしまうのですが、この作品では、はじめに買ったダイエットコークが、終わったときにまだ残っていました。飲み物のことも忘れて見入るぐらい、夢中になれた作品でした。
印象に残ったのは、新聞記者に逃走を指示するシーンと、タンジール(モロッコ)の建物内での追跡→戦闘シーン。
私は、アクション系の映画にさほどストーリー性は求めていないのですが、とはいえ気になる部分なので、「アイデンディディー」「スプレマシー」とも事前にチェックして臨みました。やはり、前作を見ていないと分からなさそうなシーンとかあったので、見ておいてよかったです。
あと、主役がマット・デイモンでよかったと思います。シリーズ通して。このサイト内の評論で、「主役が没個性的なマット・デイモンであることにも意味がある。」と書いてありました。私も、「没個性的」だとは思いませんが、シリーズを通して、マット・デイモンが主演でなければ、全然別の映画になってしまっていたと思います。
映画館のスクリーンで見て正解でした。機会があればまた見たい映画です。
何度でも見たい傑作
とにかく最高の一言につきると思う。1時間55分があっという間。
今作は冒頭から逃走シーンで始まり、あっという間にボーンの世界に引き込まれる。1作目・2作目に増して、アクションやカーチェイスのシーンも多い一方で、ボーンの過去にだんだん近づいていくストーリー展開で、息をつく暇がなかった。
中盤を過ぎたあたりで2作目のラストシーンが出てくるのは少し強引な展開だった気もする。
タンジールでの追跡シーンもすばらしくスリリング。ウォータールー駅の雑踏の中で新聞記者を誘導しながら追跡の網をくぐりぬけていくシーンもこのシリーズらしく知的で目が離せない。
ボーンがかっこよすぎて、映画が終わっても興奮がさめなかった。
もう1回くらい、映画館に見に行きたくなる作品。
4作目への含みも残すようなラストではあったが、ボーンの過去も明らかになったし、これ以上は蛇足になる気がする。
もっと見たい!くらいに思わせておくのがいいのではないでしょうか。
なんにせよ、私にとっては今年見た映画の中で興奮度の高さ1位の作品となりました。
見るべし
凄え!凄え!面白い!!
まっと・でいもん~…もとい!マット・デイモン主演、アクション・シリーズ第3弾!“色白ポッチャリ軟弱兄ちゃん”のマット君が、唯一スーパーアクションを演じているこのシリーズ。さてさて今回は、どんなアクションを披露してくるのでしょうか?
素晴しいアクション・シーンが、てんこ盛り!もおとにかく観ていてず~っと、飽きさせません。ボーンの近接戦闘格闘シーンや、ガン・アクション。そしてこのシリーズのお約束、市街地での大規模カーチェイス!第1作「…アイデンティティー」でのパリ。そして第2作「…スプレマシー」でのモスクワに続いて、今作では遂にアメリカ・ニューヨークで、迫力満点のカー・アクションを繰り広げてくれます。“カー・チェイス三都物語”ですね(^^;。そしてこれもお約束。ボーンは今回も、チョット変わった車(第1作目は“ミニ”、第2作目は“タクシー”でした)で、ニューヨークの街中を走り回ります。この辺りにも注目して下さい。
前回(「…スプレマシー」)の時もそうでしたが、吾輩、このシリーズは殆んどその前のストーリーを憶えられておりません(チャンと観てるんですけどね)。ですからこの映画は、ご覧になる前にもう一度キチンと前2作をチェックして行かれることをお薦めします。ボーンとニッキー、パメラの関係もよくわかりますし、今回映画の重要な鍵となっている“ブラックブライアー計画”という言葉も、実は「…アイデンティティー」のラスト近くでアボット(←前作で死んでます)(ブライアン・コックス)が、既にチョこっと言ってるんですよ。何より前作「…スプレマシー」のラストシーンが、今回の「…アルティメイタム」に驚くような形でつながってくるのです。吾輩観ていて思わず『Oh~!』と声を上げてしまいました(モチ、小声ですよ(^^;)。普通シリーズ物といえば前作のラスト、もしくはその何ヶ月か後ってところから始まるパターンが多いですが、この映画のつなげ方は、もお『お見事!』としか言いようがありません。ホント『やられた~』『そうくるか~?』と、暫し感心してしまいました。前2作を以前に観ていて『大体、憶えてるよ』という方も、出来ればもう一度チェックしてから本作をご覧になって下さい。その方が、より楽しめます。吾輩は、前日に観直して行って本当に良かったと、心から思っております(オーバーな…(^^;)。
マット・デイモン唯一のマッチョシリーズ。一応今回で“完結”と謳ってますが、これだけのアタリ役はそりゃ簡単に手放したくないですよね。何か『まだ続けたい…』みたいなことも言ってるようですから、ひょっとしたらまた作られるかも。しっかし冷静に考えてみると、随分大そうな“自分探しの旅”やな~(^^;!
乗り物酔いにご用心
チョッと苦しい自分探し
自分探しに終止符!
至極の1時間55分を興奮して味わえ!
欠点を探したくなるほど、映画は良作であると言えると思う。そしてこの映画はその類に属する。これまでのシリーズを観ていて、すっかりボーンのファンとなっていた私は、この最高の幕引きにすっかり魅了された。シリーズの中では間違いなく一番面白い。
兎も角アクションに妥協がない。さらにCIA幹部との頭脳戦も素晴らしくよく出来ている。マット・デイモンは「オーシャンズ11」シリーズのように三枚目を演じることがあるが、ジェイソン・ボーンを演じる彼は痛烈にカッコいい。音楽もいいし、やらせ無しかと思わせるドキュメンタリータッチのカメラワークもいい。
これまでのシリーズを観ていないと面白みも半減なので、DVDなどで復習してから観てください。特に二作目スプレマシーとはリンクするシーンが多いので(のっけからいきなり二作目のラストシーンから始まるし)是非。
願わくば、ヒットにあやかって余計な蛇足的続編を作らないようにしてくれ、ユニバーサル。
今解き明かされるボーン誕生のナゾ
記憶をなくした暗殺者、ジェイソン・ボーン3部作の最終第3作目。ボーン誕生の秘密が明らかになります。マット・デイモンと言えば、ひ弱なお兄ちゃんというイメージでしたが、この作品で、力強い演技も出来る俳優なんだなぁとイメージチェンジされました。
1作目『ボーン・アイデンティティー』と、2作目『ボーン・スプレマシー』の間は、約2年ほど経ったと言う設定ですが、2作目と今回の3作目は、ほぼ繋がっている時間設定ですね。2作目同様、自分に全く関係の無い秘密工作が、なぜがボーンのせいとされ、古巣のCIAに追われるという筋は、他の作品と同じ。ロンドン、マドリッド、タンジール、ニューヨークと、世界中を駆け巡ります。
2作目もモスクワで非常に激しいカーチェイスシーンがありましたが、今回も、ニューヨークで激しいカーチェイスシーンがあります。あれだけのダメージを受けたら、普通の人間だったら動けなくなりそうなものですが、ボーンは超人です。多少のダメージはありますが、倒れることはありません。凄いです。
1作目、2作目にも出ていたニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)と、2作目のボーンハンターのパメラ・ランディ(ジョアン・アレン)も本作に出ていますが、この二人が、ボーンの記憶再生に重要な役割を演じています。二人とも、ボーンを狩る側だったのですが、その狩りを通じてボーンの孤独さを理解し、影に協力しようと言う気になってたと言うことなのかな。今回も、ボーンが巻き込まれるのはCIA内部の腐敗が原因。今回のトラブルは不正と言うよりも、まさに腐敗って言うか、暴走と言うことですね。二人の協力で、その暴走を止め、自分の記憶を取り戻します。ニッキーとボーンの、その後が、気になる感じなんですけどね・・・。
このシリーズは、前の作品の内容が、後の作品の伏線になっているので、1作目から順に見ることを推奨します。そうでないと、話が繋がりません。3作品それぞれは、独立のものと言うより、3つが連続されて一つの作品と言うように理解したほうが良いと思います。ラストのボーンの映像は、、これは、最初のボーンの映像と対を成していると言うことですね。
休まる暇ナシ。最後までドキドキの2時間
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