劇場公開日 2007年11月10日

「これで終わり?」ボーン・アルティメイタム ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0これで終わり?

2007年11月29日

興奮

知的

難しい

ついにこのシリーズも最終章に。。。
それにしてもマットはこれで、凄い人気を博しましたね。
彼の代表作になったといっても過言ではない佳作ですが、
監督がP・グリーングラスということで臨場感も増したかな。

スパイ映画っていうと、小道具やお色気?っていう
面白小ネタが満載なものが多かったと思う頃に出現した、
とっても硬派で真面目なスパイ映画~というのが第一印象。
主役がマットっていうのも、最新007の彼(スイマセン^^;)同様、
なんで??っていう意見が多かったところ、蓋を開けてみたら
大ヒット!!なんかこの二作って、似て非なりなのかしら^m^
頭脳派マットの最大限の魅力が生かされていると思います。
彼、実際に頭が良いので(爆)事実に裏打ちされているというか。
あ、それってJ・フォスターとかにもいえてる…(^^ゞ
だから私はアクションシーンより、彼が常に知的で冷静沈着、
必ずCIAの先をいくところがすごく格好良くて好きでしたが。。

で、今回も監督お得意の臨場感溢れるシーンが満載で、
まったく息をつかせぬ追跡劇が続くので、ずーっと手に汗。。
この日は仕事帰りに観たせいで、余計に緊張して疲れました^^;
気がついたら、ずーっと指を回してたんです、何でだ?(汗)
ただ彼のシーンは、ほとんどスタントマンが演じてたんでX
もうちょっと後ろ姿とか、判らないようにしなさいよ~(爆)
と思いながら、観てました。
それから、冒頭~中盤以降までがその追いかけっこで終始、
肝心の謎…が明かされる後半がものすごく凡庸に見えちゃって。
あんまり私にはピンときませんでした。原作もこうなのかしら。
三作目まで引っ張ってあのラストということは、ひょっとして
まだ続編をつくるつもりなのか~??とも思えたりして^m^

でもどちらにせよ、すごいシリーズだったと思います。
完成度の高いスパイ映画、といったらコレ♪という感じに
なるような気がします。そしてマットの代表作にも。。。
他の共演陣も良かったですね。
今回は女性陣、J・アレンとJ・スタイルズ。でしたが、
どちらも素晴らしかった。ほとんど目で演技してましたね~。

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ハチコ