劇場公開日 2007年6月23日

「【”20年前の夏、母が家を出た後にその自由奔放な女性がやって来て、私に色々な事を同じ目線で体験させてくれた・・。”改めて竹内結子さんの、華やかさ、確かな演技に唸らされる。残念である・・。】」サイドカーに犬 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”20年前の夏、母が家を出た後にその自由奔放な女性がやって来て、私に色々な事を同じ目線で体験させてくれた・・。”改めて竹内結子さんの、華やかさ、確かな演技に唸らされる。残念である・・。】

2022年9月29日
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鑑賞方法:VOD

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ー 今作を観ると、改めて竹内結子さんの、華やかさ、確かな演技に唸らされる。
  今作を含め、邦画界を牽引して来た竹内さんの突然の逝去が実に残念である。ー

◆感想

・やや、高圧的な母(鈴木砂羽)が家を出て、ヨーコが薫の前に現れた時の、ヨーコと、弟透の戸惑い。
ー ヨーコは、薫たちと同じ目線で話をし、知らなかったコーラの味を教えてくれ、RCサクセションなどの薫たちが知らなかった事を教えてくれる。-

・自由奔放なヨーコは、中古車業をやっていた父(古田新太)の愛人だったようだが、アッサリと見切りを付け、薫に”あたしの夏休みに付き合ってくれない?”と言って西伊豆へ出かける。
ー 薫にとって、ヨーコは知らなかった世界を教えてくれた、素敵な女性なんだろうな・・。-

・20年後、自立した女性として働く薫(ミムラ)の姿も印象的である。

<80年代のポップカルチャーを取り入れながら、内気だった女の子が、自由奔放な女性と出会ったことで、自立して行く姿を描き出した作品。>

NOBU