劇場公開日 2007年5月12日

「陰役が陽役を食う場面。そこが本作の見所」眉山 septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0陰役が陽役を食う場面。そこが本作の見所

2010年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ストーリー展開が読めてしまうのですが、
涙が溢れてきてしまう、そんな作品です。

松嶋菜々子、宮本信子は柱ですから、
目立って当然ですが、注目してもらいたいのは、
円城寺あやさんと、故山田辰夫さん、のお二人。

この二人なしに、この映画は成り立ちませんね。
主役2名のやり取りで映っているセリフのない
二人のシーンは絶品です!!メインでないのに、
キッチリ2名を際立たせるべく、引き立て役に徹しています。
特に、阿波踊りを観る最後のシーンは秀逸です!!

是非、この作品は脇役に注目してご覧ください。

septaka