劇場公開日 2007年4月21日

「歌手と音楽の描き方が面白い」ラブソングができるまで Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5歌手と音楽の描き方が面白い

2013年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

幸せ

総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )

 80年代の有名歌手、でも今はかつての栄光もどこへやらの落ち目の歌手を演じるヒュー・グラントが、頼りなさがありつつも決して暗くはならない。それはドリュー・バリュモアも同様で、ちょっと滑稽で明るい雰囲気が続く定番の喜劇。
 だがここに80年代を表現した音楽が入り、当時有名だった歌手たちの名前が登場し、「シャキーラが追い上げてくる」と今度は只今好調な歌手の名前が出てくる。そして二人が音楽を作っていく過程が入り、物語に特徴を与えていた。よくある喜劇だけど、音楽の描き方が良いのと、いかにもありそうな歌手たちに関するちょっと笑える小ネタがあちこちに散りばめられて、何かと面白い作品でした。

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Cape God