東京タワー オカンとボクと、時々、オトンのレビュー・感想・評価
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鯛の刺し身
昭和の時代を生き抜いた親子の愛の物語。東京タワーが思い出の象徴。病床から見える東京タワー。オカンの闘病生活とそれを支えた息子。親の介護というものはこんな感じなのか。うなされ、痛みに耐えてもがき苦しむ。それでも自分のことより息子の心配をする。親の子を思う気持は凄いと思った。真の親孝行は親になにかしてあげることは勿論だけど自分が立派な大人になることではないのかと思わされた。樹木希林も息子の仕事をしている姿を見ると落ち着くと言っていたし亡くなった日にも不謹慎だと思い仕事を控えていた息子が母の言葉を思い出し仕事をしたシーンなんかも象徴的。要するに私のことを気遣うより息子が頑張っている姿が母親にとってはなにより嬉しいものなのかもしれない。
母の愛は偉大
無償の母の愛を綴った物語。
母の愛って偉大だなぁ!自分は母にはなれなかったけど。
自分も振り返って、母に感謝しようと改めて思った。
他の方のレビューを読んでも、原作の方がやはりとても良いようなので、読んでみたいと思う。
もう一度、泣けた。
私が今までで一番泣いた、大切な小説です。なので、イメージと違ったらやだなあと観ていませんでした。
原作2005年、映画2007年。もう10年以上経ったので、もう大丈夫だろうと思って観ました。
やっぱり泣けた。
最初は炭鉱の町で過ごす少年時代の話と、大人になってからの話が交互していて。
ちょっとわかりづらい所はあるのですが。
それぞれのエピソードが、地味ながらも最後につながっていく所が、ほろり。
私が原作を読んだ時にツボったのは、おかん=自分の母親に重ねていたんです。
それを今作では見事に再現してくれていました。
おかんの若いころに来ていた洋服、子供の時にうっすら覚えている母の服にすごく似てたし。
部屋にあった扇風機だって、一緒のような気がしてなりませんでした。
おかんからの仕送りをギャンブルに使ってしまうような、トホホな主人公。
オダジョーさんがぴったり。落ち着いた語り方もナイス。
そしてやっぱりおかんの樹木希林さんが、もうおかんそのもの!。
この話の裏主人公は、おかんなのです。子供が大きくなったって、おかんはおかん。
子供が落ち込んでいる時には、一番の味方になって励ましてくれる。
おかんの深い愛情をヒシヒシ感じたなあ。
監督は松岡錠司さん。他の出演者に小林薫さん、安藤玉恵さん、光石研さん、小島聖さん・・・?!。
「深夜食堂」(2015)のメンバーが何人も。他にもいたかもしんない。
他にもチョイ役がとっても豪華でした。リリーさんつながりかな。
母に捧ぐ、1本になりました。私の子供の時の事、もっと聞いておけばよかったな。
もっともっと、いろんな話をしたかったな。
実話に基づく親子愛
ガンで弱っていく母親と、その息子の親子愛の物語。実話に基づく話なので、超感動大作というわけではないが、病と闘いながら息子を想う母親と最後まで親孝行をしようとする息子との親子愛に胸を打たれます。樹木希林さんの演技は期待を裏切りません。
4.3
母親の愛にうるっときた。というかほぼ泣いた。
どうして、こんなにも尽くしてくれるのかわからない。
樹木希林が東京に来て、オダギリジョーの友達と本当に楽しそうに食事しているシーンがとても好き。
オダギリジョーがかっこいい。
とにかく感動した。
十分にいい映画だと思うけど
身内を癌で亡くし、親も呆け始めた世代には、心にしみるいい映画だったけど。
ここでの評価は余りに低すぎではないか。他のサイト等ではもっとましな評価だけどな‼️悪意を感じるレビューもあるな〰️
20140101-203000-新春シネマ指定席 「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」
この映画を一言でいうと
オカンの生き様がみれる!
九州のなまりがなんだかなー?って思うけど、そこは九州の人には違和感は無いだろうし、むしろ親近感が沸くんだろうな。
泣けるって気持ちは分かるけど、逆にあのシーンを笑うことも出来ると言う矛盾、ある意味すごい。
退屈 ラストのみマシ
まず話の展開がすぐさまわかってしまいます
豪華な作りですけど中身スカスカで観賞中かなり退屈です
映画慣れしてる人なら途中で消すでしょう
おもしろくないのが映画としては致命的です
いわゆるハズレ映画ですけれどラストのみ、もらい泣きできます
福山雅治の主題歌はこの映画にハマっています
映画としてディアドクターの方が確実に上です
これはお涙ちょうだい退屈映画です
話の着地点に迷いを感じるが、家族愛を描いた秀作
同じ役を母娘が演じる珍しい作品。内田也哉子のゆったりした演技が、樹木希林にバトンタッチしても違和感が無いのはさすがに息があっている。笑いをとる間はさすがに樹木希林の方が上手いが、これはいたしかたないだろう。
小林薫の放蕩親父ぶりもなかなかいい。これにオダギリジョーを加えた三人家族の物語が、静かに時を刻んでいく様は、まるでタイム・カプセルを紐解くようだ。
長い時間が最後に凝縮されるのだが、この作品の着地点をどこにどうしたものかと思いあぐねているうちに2時間を大幅に超えてしまったという感は残る。とはいっても秀作には違いない。
確かに泣けたけど…。
TVで見てても『この人、何者?』と思っていた、リリー・フランキー原作、大ベスト・セラー小説の映画化。『泣ける、泣ける』という前評判をいっぱい耳にして、『果たして、そんなに凄いのか?』と思いつつ映画館へと向かいました。
実は吾輩、原作も読んでないですし、スペシャルドラマ&連ドラ共にマトモに見ておりません。そんな状況で観に行ったのですが、ハッキリ言って思ったほど感情移入出来ず、正直消化不良を抱えて帰ってまいりました。ええ、そりゃ確かに泣けましたよ。でもそれはストーリーがどうとか言うのではなく、単に“親が死ぬ”というシチュエーションによってもたらされたモノだと思います。人の子なら、誰でもあんなシーン見せられたら“ホロリ”と来ますよ。ただ、それだけなんですよね。で、吾輩がこれほど映画に入り込めなかったのは、恐らく観ていてず~っと持っていた“キャスティングに関する違和感”が原因だと思います。
具体的に幾つか挙げますと…
・オカンもボクも、途中で役者が変わるのに、何でオトンだけ最初から最後まで小林薫が1人で演じたのか?あれならオカンもダブルキャストにせず、樹木希林が最初から演じればよかった。
・そのオカン役。内田也哉子と樹木希林の変わり方が、あまりにも唐突!いくら実の親子で似てるからと言っても、あれはムリ。いきなり老けすぎ!
・ボク役も、高校生の頃の俳優から、いきなりオダギリジョーに変わったけれど、どう見てもムリがある。せめて高校時代くらいから、オダジョーに演じさせた方がよかった。
・実年齢で10歳も違う、オダギリジョーと勝地涼を“同級生”としてキャスティングしてるのは…どう考えても(見ても)変!etc・etc…。
真剣にキャスティングしたのかな??って言いたくなるようなツッコミ所が満載で、妙にそれが引っ掛かってしまって、前述したように映画に入り込めませんでした。期待が大きかっただけに何とも残念です。
でもね、この映画を観ると『ああ、親孝行はしとかなアカンなあ~』という思いに駆られます。『親孝行したい時には、親はなし』とはよく言ったものです。吾輩もこの歳になっても、親に迷惑ばかり掛けておりますので、やはり元気でいてくれる間にもっともっと親孝行しておかなければ…そんなことを、この映画は思い出させてくれます。『後悔先に立たず』ですからね。
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