「黒色潰疽菌に対抗して、復讐の連鎖球菌だ!」アンフェア the movie kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

メニュー

アンフェア the movie

劇場公開日 2007年3月17日
全15件中、2件目を表示
  •  
映画レビューを書く

黒色潰疽菌に対抗して、復讐の連鎖球菌だ!

 TV版を知らない者が観ても大丈夫か?などと思いつつも、騙されたら「アンフェアだ!」と訴える覚悟での鑑賞でした。序盤でいきなり雪平の娘美央とベビーシッターが乗った車が爆破されてしまい、その時点で涙腺が緩んでしまいました・・・こんなに悲しい映画なのか思っていたら、途端に緊張感がなくなる展開。いきなりSAT突入はないだろうとか、完全要塞になっている大病院に侵入できるはずないだろうとか、病理研究の施設はあっても生物化学兵器研究が警察病院で行われるわけないだろうとか・・・

 裏切りとかどんでん返しが多いとは聞いてましたが、初っ端から偽SATの登場です。椎名桔平がテロ組織の首謀者だとは予告編でも明らかでしたし、テロリストたちとSATの複雑さはいいとしても、これらの人間関係を把握するのに先ず一苦労。江口洋介だって濱田マリだって、誰なのかよくわからなかった。そりゃTVシリーズを見ていた人ならば「これが新しく登場した人物だ」とわかるんでしょうけどね・・・予想できないところがアンフェアでした。

 この映画では、警察内部の不正を暴いた極秘文書を告発しようとした刑事が逆に逮捕され、警察上層部に復讐しようという内容。アンフェアな上層部と正義を追求しようとする側が対立する構図でもあり、裏切りとか内通者は誰だというテーマはとても描きやすいのでしょう。だからストーリーはしっかりしてるのに、観客も同時に推理したりするので、個々の登場人物のリアクションが気になってしまう。それを子供の鑑賞にも堪えうるようにしたためか、緊迫感のない演技が目立つのです。

 不正を裁くために暴力を肯定するテロリストになってしまうという発想もいかがなものでしょうか。しかも場所が病院です。追い出された患者の中には悪化して死んでしまう人も出てくることでしょう。命の重さと80億円。椎名桔平に賛同した仲間にしても金目当てで内通した者も、これではどこに賛同したのかさっぱりわかりませんでした。などと酷評しようとしていても、ラストはなかなかのもの。悪い奴は生き延びるんですよね・・・

kossykossy
さん / 2018年10月24日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)
このページの先頭へ

最近チェックした履歴

映画の検索履歴

他の映画を探す

映画館の検索履歴

他の映画館を探す

特別企画

Jobnavi
採用情報