デジャヴのレビュー・感想・評価
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バタフライエフェクトの二番煎じ
なんか観たことがあるなぁと思ったら…バタフライエフェクトだ!
過去に戻ってやり直す…設定が同じじゃん!
後は機械の説明が難しすぎて理解に苦しい!
それに犯人を探していくという物語の進み方なのに女性のおっかけになってる!
結果ストーカーだよ…
話の筋は一本通してほしかった…犯人は分かったけど…
演出的に良いが、設定が惜しい作品
数日前に同期してモニターに写すことのできる装置を利用し
敏腕捜査官がテロリストを追い詰めるSFアクション
見どころは対テロ捜査の緻密な描写とSFガジェットの描写である
非常にリアリティがあり面白い
主人公であるデンゼル・ワシントンの演技も素晴らしい
装置の問題を敏腕刑事の勘で補い犯人を追い詰めていく姿は本当に面白い
だがSFとしてみた時に「おや?」と思う展開が多く
後半に明らかになる事実
それによって実行される主人公の選択には疑問
演出的に非常に面白いのではあるが
それまで結構リアル路線だったのにいきなり設定が雑になり
「それはないよ」と思ってしまう
しかも「俺だったらこうするな」が視聴の邪魔をしてくる
シュタインズゲートを見たことのある人はほぼ確実に思いつくだろう
しかしながら本作品の演出は傑出しており
ラストにはまさしくデジャブが体験できる
はっとさせられるシーンも有り
非常に面白い
ネタバレすると面白くなくなるので注意
物語は中途半端だけど
総合:75点
ストーリー: 65
キャスト: 80
演出: 80
ビジュアル: 80
音楽: 70
派手な事件の後で、デンゼル・ワシントン出演作らしい真剣な雰囲気で捜査が始まる。そんな感じで最初は普通の犯罪物だと思っていたら、時間旅行が絡んだ空想科学犯罪物だった。場面ごとの演出や雰囲気はかなりいいし、映像の処理も素晴らしい。しかし、時間旅行が出てくると物語は矛盾点も出てくるし、最後の場面の結末も納得いかない。水の中だと爆弾の電気回路はショートするんじゃないかとか、回転するスクリューに近づけば水流にのまれてスクリューに巻き込まれるんじゃないかとか、水中爆発の衝撃波を近距離で人間が受け止められるのかとか、強引な展開が目立って疑問符だらけ。だから物語はたいして評価できないけれど、でも映像を含んだ雰囲気や演出は良かったのでそこそこ楽しんだ。
デジャヴというテーマでこう撮るセンス
楽〜に観られる作品が続いてたので、久しぶりにちょっと頭を使うものが観たくなって選んだのですが、いい感じに正解でした。
【既視"感"】をどう映像化するんだろうと思っていたのですが、待っていたのは予想外の展開。
デジャヴならではの「なんか見たことある…!」みたいな感覚をもっとダイレクトに伝えてほしかったなとは思うけれど、"デジャヴ"という言葉からそう創るか、うんでも確かに"デジャヴ"ってタイトルだわ、と唸ってしまって、私にはない引き出しを空けてもらったような快さがあってなかなか好きな作品になりました。
特にゴーグルが活躍するシーンの面白いアイディアは、カメラワークも相まって臨場感たっぷりでまさにあの研究室にいるような感覚に陥りハラハラさせられました。
お手本のような気持ちのいい伏線回収も、心情が伝わる切羽詰まったキスシーンも、「会ったことあるわ!」もいろんな意味で「うんうん」とさせられる見入ってしまう作りでした。
あと、モブのオムニバス的な導入部って決して魅力的な掴みではないし、まだ先が読めない状態だから印象に残りづらいものだと思うのに、終盤に繰り返した時にそのほとんどをちゃんと覚えていたので観る側の記憶に残るように細かく工夫してるんだなと監督の手腕に感心させられました。
関係ないけど本作(と『バベル』)は公開当時から気になってはいるものの「まぁいっか」が続いてたのでスッキリw
デジャヴ…いろんな説が立てられてはいるけ、ホントなんで起こるんでしょうねー?
パラレルワールド・・・ってやつは。
製作者には都合のいいものなのでしょう。ターミネーターや宇宙戦艦ヤマトの一連の世界はもしこうだっらと考えた上でのパラレルワールドの代表作です。それはそれとしてハッピーエンドで終わるのがちょっとねぇ・・・。デイゼルワシントンの演技は素晴らしいのですが一部シナリオに???を感じる部分があります。なぜ死んだ彼女に執着して助けようとしたのか、最後に死んだ(爆破された)のになぜ生きてるのか?通常未来の彼が死ねば過去の彼も消えるはず。ということは彼はこのまま4日後に又、タイムスリップして死んじゃうのか?繰り返す???面白い設定と映画的には非常によくできた作品です。演技もいいしね。一度は観てほしい映画ですがやっぱりなんかもやもや感がとれません。続編できそうにないしね。
要は、この設定を受け入れられるかどうかなのだ
この映画、時間差で再生される現実を受け入れられるかによって面白さは変わってくる。
時空の歪みで4日半前の様子が手に取るように再現され、
それを使ってテロ事件を解決し、あわよくばそのテロを防止しようという内容。
演出的な映像の見せ方は素晴らしい。
ただ、時空の歪みで映し出される過去の中でカメラを好きなように操ってその様子を覗くことができる、という設定にかなり違和感を感じてしまった。
正直、自分には受け入れられなかった。
その違和感が終始付きまとって、素直に楽しめなかった。
まあ、タイムマシンの原理がかなり強引なので、現実に織り込もうとするとかなり無理が生じるのだが。。。
とにかくこの設定を度外視できれば、かなり良くできた映画だと思う。
何度も繰り返される緊迫感ともどかしさは、エンターテイメントとしても十分すぎるくらい楽しめる。
ただ、設定に納得できるかが一番のカギだ。
映画「デジャヴ」は藤子・F・不二雄的SF
ジェリー・ブラッカイマー製作、
トニー・スコット監督、
デンゼル・ワシントン主演の「デジャヴ」は、
クライム・アクションサスペンスに
ミステリー要素を盛り込んだような作品だと誰でも想像するだろう。
ぼくも普通にそう思っていたし、予告編でもその程度にしか感じなかった。
それは作り手の意図ではあったと思うが、
まさか近未来SF、
それも藤子・F・不二雄曰く「SF(すこし不思議なお話)」の方だったとは・・・
詳細を語るとネタバレになるので、これ以上作品については触れないが、
映像はさすがにすばらしかったし、展開も飽きさせなかった。
特にこのお話のキーとなる「アリス」を使った犯人の追跡劇は
特殊な設定を思う存分使って、おもしろい映像に仕上がっていると思う。
それに比べれば、ラストはいくつもの映画をなぞるような
平凡なものになってしまったのは否めないだろう。
特に、デンゼル・ワシントンを飛ばすシーンなんかはチープな仕上がりで残念だった。
最初のイメージとは違ったが面白かった。
最初はもっとシリアスな感じの本格サスペンスだと思っていましたがちょっと違いました。
SFサスペンスですね。
でも最初のイメージ通りのシーンもありました。(クレアの過去を調べるシーン)
主人公が不思議な感覚を覚えるみたいなね。
中盤、過去が見えるゴーグルで過去の犯人を追うシーンはハラハラドキドキで面白かった。
でも主人公が実際に過去に転送されるシーンで若干萎えた。
完全なSFじゃねーかと。 (SFは大好きですが最初のイメージがあるので)
エンディングも王道って感じで十分楽しめましたが、SFっていうのをパッケージでもっと推すべきでしたね。
あれっ・デジャヴじゃなかったのか
もう一ひねり欲しかった
ちょっと変わったタイプのSF?
これ、ミステリーだと思って観たのですが、完全にSF映画でした。しかもタイムトラベルものです。意外に面白かったっす。内容は、デンゼル・ワシントンが調査するテロ事件を数日前の映像を見ることができる最新鋭のマシンを使って調査するが・・・と言うもの。タイム・マシンとは違うんですけどね。
冒頭のフェリー爆破には度肝を抜かれました。
「デジャヴ」とは、「一度も経験したことのないことが、いつかどこかですでに経験したことであるかのように感じられること」(三省堂・大辞林)という意味です。
この映画をご覧になれば、作品に込められた「いつかどこかですでに経験した感覚」がなぜ起きるのかが納得できることでしょう。
この作品は、紹介の仕方が難しいです。あんまり詳しく書くと、評論家の前田有一さんが書いているとおり重大なネタバレに引っかかります。だから何も知らないで見る方がいいと思います。
まず100億円かけただけに、冒頭のフェリー爆破には度肝を抜かれました。女の子が海に墜ちるのかしらんと思いきや、予想よりスケールがでかかったですね(^^ゞまた一風変わった超時空的なカーチェイス(これ以上言えません!)には、ノーマルなカーチェイスのシーンよりもハラハラドキドキしました。音楽もシーンの緊張感を煽り、スピード感ある映像をより引き立てていました。
主演のデンゼル・ワシントンは淡々とクールに捜査官役を演じていましたが、それでも一人の女性を助けたいという優しい人間味を感じさせました。これもなかなかよかったです。
この手の作品には、イルマーレのように過去と現在の間に矛盾が起こりやすいものです。その辺は、すごく緻密に現在と過去の間で伏線が張られていて、ラストシーンでああそうだったのねと思いました。ついつい時間とは?、運命とは定まったものなのかとチョット哲学してみたくなりますよ。
このストーリーなら続編もアリでしょうから、続編にも期待したいですね。
いつもどおりのブラッカイマー映画
あり得ない設定を忘れさせる勢い
あまりにあり得ない設定に途中から付いていけなくなり少々居眠り。更に安っぽいSFタイムスリップの世界かよ……と思いきや、そこからが面白い。デンゼルやヒロイン(美人)が運命に抗うスリルとサスペンスは馬鹿な設定を忘れさせる面白さ。ジム・カヴィーゼル演じるホワイトトラッシュの狂人も久々に迫力がある悪役だ。
見事な映像だった
ニューオリンズの早い復興を望みます。
舞台は、ハリケーン カトリーナで壊滅的な打撃を被ったニューオリンズ。2006年2月28日のマルディグラの日、海軍水兵・退役兵・家族が乗ったフェリーが、突如大爆発するところから物語は始まります。これから書くことには、ちょっとネタばれありなので、作品を見ていない方はご注意。
主人公のATF捜査官ダグ・カーリンを演じるのは、デンゼル・ワシントン。ATFとは、日本ではあまり有名ではありませんが、アメリカの連邦捜査機関でアルコール・タバコ・火器・爆発物取締局。名称に含まれる連邦犯罪を管轄としています。主人公が、何故有名なFBIではなくATFであることとか、また、舞台が映画で描かれることが少ないニューオリンズであることは置いておくとして、『デジャブ』と言うタイトルから想像されるストーリーとは、ちょっとイメージが異なる内容です。はっきり言って、あれはデジャブじゃ無いですよ。サスペンスなのは間違いありませんが、ある意味SFにもなっています。
見終わってみて、何となくスッキリせずに、私的にはちょっと不満。これは果たしてSFなのか、サスペンスなのか。ちょっとどっちつかずな内容と思いました。もう少し、どちらなのか、はっきりとさせた方が、見終わった後もっとスッキリしたと思います。大体、あの得体の知れない装置が何とも胡散臭い。それが一番の不満です。とは言うものの、得体の知れない装置をつけてダグがカーチェイスをするシーンは、ハラハラドキドキ。実際あんなふうに見えたら、私は車の運転なんてとっても出来ません。時間をテーマにする内容なので、物語全般には、過去と現在を結びつけるような伏線が、沢山ちりばめられています。
この映画の撮影は、ハリケーン・カトリーナが、ニューオリンズを襲った直後。映画の端々に、被害に遭ったニューオリンズの街並みが見て取れます。実は、私自身、マルディグラの時期にニューオリンズに行った事があるのですが、あの美しい街並みが壊滅してしまったと言うのはものすごくショック。あ、マルディグラというのはカーニバルで、ニューオリンズの街全体がお祭り一色になります。特に夜のパレードがキレイです。まぁ、私の個人的経験はおいて置くとしても、そう言う経験があるので、別の意味で、映画に見入ってしまいました。ニューオリンズ、早く復興すると良いですね。
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