幸せのちからのレビュー・感想・評価
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あえて、共感をする。
アメリカ合州国は、大統領選挙で再度『ババ』引いた。この映画を鑑賞すると、南の国との国境に壁を建てる理由がよく理解出来る。
『幸せの力』とはつまり金なのである。
それで、しかも、世襲とは!鑑賞する力が失せてしまった。でも、我慢して見た。
成功して受賞の席で暴力をふるう者の映画は見るべきではなかった。
自由と民主主義の
アメリカ合州国とアメリカンドリームよ!
永遠であれ!
あんたは偉い!
とても良いお話だとは思うが…
個人的にはウィル・スミス出演作はあまり積極的に観てこなかったが、本作は職場のやり手中堅どころ男子のお勧めにて鑑賞。
うーん、期待して観てしまっただけに、全てが想定内でちょっと普通過ぎの印象。しかも、実の親子共演というのも観終えて初めて知っただけに、本作最大の観どころさえもうまく享受できなかったのはさらに残念…。
どん底からのサクセスストーリーは本来もっと盛り上がれるはずなのだが、本作は家族愛と苦境に焦点を当て過ぎたあまり、サクセスへのプロセスがぼやけてしまい、あまり熱くなれる感じではなかった。
自己啓発映画よろしく随所で心に刺さる名ゼリフもあったにはあったが、それにしても物足りない。「とても良いズボン~」にはこちらも本気で笑ってしまったが(笑)
家庭に仕事に死にものぐるいに頑張りぬいた主人公のとても良いお話しだけに、この程度の創り込みではちょっともったい気がしてならない。
【”幼い息子の為に、パパ物凄く頑張るの巻。”貧者から富める者へ。この話が実話なんだから、驚くよねえ。】
■1981年のサンフランシスコ。妻リンダと息子クリストファー(ジェイデン・スミス)と暮らすクリス・ガードナー(ウィル・スミス)は高級医療機器骨密度スキャナーのセールスマンとして生計を立てていた。
だが、仕事がうまく行かず、家計はドンドン苦しくなる。
愛想を尽かした妻に去られ、家賃の滞納でクリスは、自宅からも立ち退きを命じられてしまう。
◆感想
・クリス・ガードナーを演じるウィル・スミスが、兎に角、走る。車が行き交う中。地下鉄のホーム。凄いスピードで走る。
頻繁に盗まれる高級医療機器骨密度スキャナーを追い掛けて走る。
・妻に去られ、クリストファーと無料宿泊所に泊まるために行列に並ぶシーンを始め、アメリカの貧富の差を描きつつも、経済的弱者を護るセーフティネットワークがギリギリ機能している所をさり気無く見せるシーンの数々。
・一流証券会社の正社員になるために、半年無給で働くシステムも、如何にもアメリカらしい。そして、合格者はたった一人。
■勿論、クリス・ガードナーが正社員になるシーンは素直に感動する。だって、その前に一時間半近く、彼が苦闘する姿を見ているからね。
それにしても、クリス・ガードナーを演じるウィル・スミスが醸し出す明るいキャラクターには、救われる作品である。
でないと、前半はちょっとキツイよ。
ウィル・スミスの人柄の良さが出ている、証券会社での顧客獲得のために、電話を置かずにかけまくる姿や、忙しいのに上司に色々と言い付けられても、必死にこなす姿も良かったな。
<時折映される、幼きジェイデン・スミスの可愛い寝顔。親だったら、子供の寝顔を見て頑張ろうと思うよね。
今作は、アメリカ証券会社の厳しさや、社会の貧富の格差を描きながらも、親子の絆もキチンと描いている所が良いね。
嘘みたいな、ジェットコースターサクセスストーリーだけど、実話がベースなんだから、驚くよね。
さあ、明日からオイラも仕事を頑張ろうっと。>
自分のことのように嬉しい気持ちになる
心温まる良作。
医療機器の営業は上手くいかないことばかり。売れなければその月の収入は無い。ついには破産してしまい寝床の確保にも苦労する惨めな生活。さらに、自分の生活だけを考えていれば良いのならまだ気が楽だが、息子の生活がかかっている。そのストレスは大きかったはずだ。そんな彼の四苦八苦する姿に、思わず応援したくなる。
個人的に一番良かったと思うシーンが、証券会社で見習いとして働き勉学に励んだ結果、正式採用されるところ。彼の努力が報われたこのシーンは、観ていてまるで自分のことのように嬉しい気持ちになった。
骨密度測定器があの値段だったら安いぞ・・・probably
6ヶ月間無給で研修なんてやだっ!などと思いつつも、数学の才能も生かしたかったのだろうし、就職難でもあったのだろうしと、色々と考えさせられました。それにしても当時のアメリカは住みにくいところだったんですね。モーテルで暮らすのよりアパートのほうが家賃が高いし、低所得者にとっては何もかも高くて税金だって酷い取立てだ。詳細には描かれてなかったけど、多分人種差別もひどかったのでしょう・・・possibly
何の予備知識がなくともサクセスストーリーだとわかる映画でもありますが、主人公のクリス・ガードナー(ウィル・スミス)の転落の仕方が凄まじいほどだったし、彼の実の息子の演技も自然で、父親を信じていることがとても愛らしく感じられます。クリス自身、28歳になるまで父親に会ったことがないという経験上、息子と一緒に過ごしているだけで幸せへの近道だと感じていたことも伝わってきます。キャプテン・アメリカの人形を道に落としてしまっても、屋根のある教会の部屋を確保できれば息子のためになるんだと、ハグしながら息子と一緒に悲しむ姿が忘れられないくらいでした。
なにやら怪しげな医療機器だってタイムマシンだと思えば夢を与えられる。洗濯機よりはファンタジーを感じますもん。このおかげで「洞窟だっていいよ」といった息子の言葉に泣けてきました。また、クリスは売り物の測定器を何度も盗まれますが、盗んだ奴を捕まえても殴ったりはしません。おそらく盗んだ者だって自分と似たような境遇である思ったに違いありません。しかし、そんな優しいクリスでしたけど、タクシーの無賃乗車だけはいただけません。何とか金を後払いする方法だってあったはず・・・デ・ニーロ(『レイジング・ブル』の宣伝用)の看板をつけてるくらいだし、撃ち殺されても文句は言えない・・・
ストーリーは主人公がどん底を何度も味わう展開となり、勝ち組万歳となるような従来のサクセスものとは一味違った感じ。エンディングにしたって、数行の説明はあるものの本当に幸せを掴んだのかどうかは定かじゃない。それでも、終盤に「明日に架ける橋」(ロバータ・フラック)の曲が成功への橋渡しとして絶妙のタイミングで流れてくる。いい選曲だなぁ・・・他にもアパートの部屋のペンキ塗りのシーンでジョージ・ベンソンの「マスカレード」が聴けたり、スティービー・ワンダーが聴けたりと、なかなかセンスがいい。ストーリーの不足分を補ってくれたと思います。
【2007年1月映画館にて】
人間辞めたい人、必見!涙なしには観れない名作!
主演のウィル・スミスは、主人公の感情を見事に表現しています。彼の演技力によって、主人公の内面の葛藤や成長を深く感じることができます。感動的なシーンや意外な展開が多く、観る者を引き込みます。物語の展開には感動や興奮が詰まっており、心を奪われました。
夢を守れ
幸せの追求の姿、ウィル・スミス見事
最初の堕落は除くが、途中から、いくらでも逃げ道はあったが自分が描く理想に向けて、時に自分を忘れ周りにあたる人間性の弱さもありつつ、いちばん大事な息子を守りながら突き進む姿は元気をもらえた
あんまり考えないで見た方がいい
どん底に追い詰められた原因が、不運ではなくある種の賭けに負けた自分にある時点で、主人公に対して可哀想と寄り添える気持ちはあんまり湧かないかも。情けない親に巻き込まれた可哀想な息子って感じ。
最後の採用されたところが映画のピークだけど、そこに登っていくのがちょっと急すぎるかな。トイレで寝たシーンを不幸のどん底として、そこから主人公がどう変わってピークに登っていくのか、その転換点となるポイントと変化がわかりづらかった。
最後欲しいもの手に入れられた要因も努力:才能:運が3:3:4くらいにみえてしまって、事実に基づくとはいえどれかに比重を置いた描き方の方が自分には好みかも。おそらく努力に振りたかったんだと思うんだけど、努力の描き方もなんとなく薄いというか...教会に並んだり息子を連れて走ることは、会社に選ばれるための努力じゃないよねって、そこを除いてしまうと人一倍の頑張りのおかげで選ばれたとは思いづらい。結果、採用された主人公に対して頑張った!、とか、成功を自分の手で掴み取った!っていう感じよりは、おー良かったねってぼんやりした感想になるというか...
加えて息子への愛もなんかどっちつかずかなと...自身の境遇があったとしても、父親がいても母親がいないんじゃ結局変わらなくない?と思ったり、不幸のどん底でも子供を手放そうとせずそれに付き合わせたことに傲慢ささえ感じてしまう。主人公が必死なのはわかるんだけど、それは本当に息子のため?息子置いてけぼりになってない?って感じちゃう。キャプテン・アメリカを落とすシーンを割と終盤のあのタイミングで入れられると、「そこに愛はあるんか?」ってなっちゃう。
でもまあタイトルとか映画の雰囲気を通して、なんとなく暖かい気持ちにさせたかったんだろうなってことは伝わってくる。家族愛とかサクセスストーリー、ヒューマンドラマとかごっちゃになってるけどベクトルがそっちの方向だということはわかるし、そっちの方向に対してある程度の満足感はある。痒いところに手が届く、求めるものど真ん中どストライクは取れないけど、ぼんやりそっちの方向にはちゃんと連れていってくれる。食べたい料理は決まってないけど、なんとなくいくファミレスみたいな?
ピンポイントで見たい映画が決まらない気分の時に、あんまり深く考えずにみた方が楽しめると思う。
実話をもとにし、 理想的な親子の姿にスポットを当てた 美しい作品。...
実話をもとにし、
理想的な親子の姿にスポットを当てた
美しい作品。
父親が息子に嘘をついたエピソードで、
別世界に来たかのごとく振る舞ったように
今作の製作者は
サービス精神旺盛で
視聴者を喜ばせることこそが
主旨だったと思う。
普通すぎて感情移入できない主人公
主人公のウィルが全然頑張ってない。
特に頑張ってるわけでもなく、普通に流れで小さな幸福を手に入れる・・
これって普通の人の人生と変わらなくないですか?
追い詰められた男の度胸
ウイルスミス扮する骨密度スキャナーセールスマンクリスガードナーは、ジェイデンスミス扮する5歳の息子クリストファーを抱えてスキャナーが売れずに困っていた。さらには愛想を尽かした妻が出て行ってしまった。家賃の取り立てやら車の罰金やらクリスはぼろぼろだった。
しかしクリスは機転を利かせてひとつのチャンスをものにした。破滅寸前まで追い詰められた男の度胸かな。 息子を育てようとする気持ちも重要だね。
嫁さんはどうなったんや?
レビューを見ていると評価が結構分かれている。淡々と描かれているためなのかなあ。
子供が主役に描かれていないのでそう感じたかもしれない。
実際私も何度か眠りこけて巻き戻して観た。
中々売れそうもない医療機器を盗まれたりで踏んだり蹴ったりの出だし、あげくに嫁に逃げられ家賃滞納、ホームレス生活とどん底が果てしなく続くも必死に頑張って勝ち上がっていくストーリーは面白かった。
ところで商品を売るのに1個しか運べないものを持ち歩くなんて優秀な人ならカタログを持ち歩くとか、先方に送るとか、もっと効率よくできそうなのに賢いのかあほなんかよくわからん人やった。
まあ、成功したのだから頭ええんやろなあ。
報われた努力いや、報われるまでやり切ったから掴み取れた成功の物語で...
報われた努力いや、報われるまでやり切ったから掴み取れた成功の物語でした。
涙を堪えて「Yes sir」と答えたウィル・スミスの姿は圧巻でした。
感動の実話秀作です。
努力から生まれた成功物語
いわゆるアメリカンドリーム。
どん底まで落ちた男が努力を積み重ねて幸せを掴む。
これ自体はとてもいい話だったし面白かった。
ただ、奥さんから無理やり子供を取り上げて自分が育てると主張したり、生活の大変さから子供をどなったり、大事な人形を落としたのに無視したり、目の前で他人と言い争ったり。正直あまりいい気持ちになれなかった。
もう少し違う撮りかたがあったような気もした。
医療機器の売れない営業マンが金銭的に困窮して常に支払いに追われ、妻...
医療機器の売れない営業マンが金銭的に困窮して常に支払いに追われ、妻に逃げられ、家も追い出されてというどん底の生活。
証券マン見習いとしてのチャレンジはギャンブルに近かった。
6ヶ月間は無給で働き、実際に採用されるのは20人のうちたった一人だけなのだから。
ここで本採用を勝ち取っただけでも十分だと思うのだが、何とその後独立し、自分で証券会社を立ち上げて成功を収めたという。
わずか数秒間のテロップの部分の方が実はものすごい。
独立した後の話をメインで撮った方がよかったのではないか。
伝説のファンドマネージャーの物語だが・・・・
2度目の鑑賞
最初は試写会で見た
伝説のファンドマネージャー
クリス・ガードナーの実話に基づく物語
主人公のクリス・ガードナーは医療機器の販売をしていたが思うように売れず
生活は困窮していた
ある日、フェラーリを乗りこなす男性に
「職業は何か?」「どうやってその職業に就いたか」
と質問する、
「証券の仲介人で、数字に強ければ学歴が無くてもなれる」
と聞いた主人公は証券会社への就職を考える
しかし、医療機器のセールスは相変わらずうまくいかず、
税金も家賃も滞納し
愛想をつかした妻は、子供を連れて家を出てしまう
子供を連れ戻した主人公は、証券会社の訓練プログラムに参加し
証券会社への道を目指す
伝説のファンドマネージャー『ガードナー』の何前を知ってる人と知らない人では、評価が大きく違ってくるかもしれない作品だと思う
妻が家を出ていくまでの主人公は、はっきり言って頼りにならない人間
というか、現実のガードナーは更に浮気もしていたらしいので、
はっきり言ってダメ人間(笑)
(普通の映画なら奥さんに同情してしまいそうだ)
しかし、努力の結果
息子との幸せを手に入れる
映画の最後、主人公が本当のガードナーとすれ違うシーンがある
面白い演出だと思う
実話に基づくストーリー。 家族がいてけっこうハイリスクな仕事を選択...
実話に基づくストーリー。
家族がいてけっこうハイリスクな仕事を選択していることに安定を求める自分としては驚きだけど。
それでも、逆境に負けず諦めなければ道は開けるということをこの映画は教えてくれる。
ようやく報われたウィル・スミス、よかったなぁ。
こちらまで晴れ晴れとした気持ちになった。
当時ウィル・スミス親子として話題になった作品。親子共演、素敵でした。
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