モンスター・ハウス

劇場公開日:

解説

スティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスの師弟コンビによるフルCGアニメーション。偏屈な老人ネバークラッカーの家の向かいに住む少年DJは、ある日、ネバークラッカーの家が、敷地に入ったものを何でも飲み込んでしまう生きた家であることを知る。DJは友人2人と連れ立って、その“モンスター・ハウス”の真相を探り始めるが……。

2006年製作/90分/アメリカ
原題または英題:Monster House
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2007年1月13日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第79回 アカデミー賞(2007年)

ノミネート

長編アニメーション賞  

第64回 ゴールデングローブ賞(2007年)

ノミネート

最優秀長編アニメーション映画賞  
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映画評論

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映画レビュー

3.5【”ボロッチイ家に住む偏屈なお爺さんが家の庭に人を入れなかった訳。”今作は少年少女のビルドゥングスロマン要素を絡めたホラーコメディである。序盤は結構怖めだな、と思ったら再後半沁みた作品。】

2024年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

幸せ

■DJ少年の家の向かいには、家の敷地に入ると鬼のように怒る偏屈なお爺さんが住むボロッチイ家が有った。  そんなある日、DJと親友のチャウダーがお爺さんの家の庭にバスケットボールが転がってしまい、取りに行こうとしたら、お爺さんが怒って出てきたが、そのまま心臓発作で病院へ運ばれてしまう。  お爺さんが死んだと思った二人と、通りかかった少女ジェニーは、3人でその屋敷に入って行く・・。 ◆感想<Caution!内容に触れています。> ・序盤は、結構怖い。オジサンが見ても怖いので、チビッ子が見たら泣いちゃうんじゃないかな、と思いながら鑑賞続行。 ・次々にお爺さんが住んでいた家に食われて行くDJの家のベビーシッター、エリザベスのチャラい恋人ボーンズや警官二人。  ホント、怖いっす。 ・少年少女が、意を決して家に入ると、そこには柔和な顔をした若きお爺さんと太った女性が仲良く映っている写真があって・・。 <今作は、前半のホラー要素強めの展開から、ボロッチイお爺さんが”独りで住んでいる”家の秘密が明らかになる中盤から、少し沁みる展開になる少年少女のビルドゥングスロマン要素を絡めたホラーコメディである。  個人的には、エンドロールで流れたゴシックロックの女王スージー・スーが率いていた”スージー&バンシーズ”の”ハロウィン”が流れたのも、嬉しき作品でありました。チビッ子は分からないよなあ・・。>

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NOBU

3.5怖くてドキドキ、kissでドキドキ

2024年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

単純

小学生くらいの子ども向けのホラー作品。 序盤は家の道路向かいに住む老人が怖い。 中盤から老人よりも不思議さが怖くなる。 仲間と力を合わせて情報を得て、ラスボスと戦う。 ゲーセンにいたお兄さんの言動が面白かった。 キスするシーンがあるので、小さい人が観たら違うドキドキがあるかもね。

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Don-chan

5.0モンスターハウス

2022年10月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

怖い

面白かった。 ハロウィンの時期に見て良かった。

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Y&M

2.0アーケードゲームの連続記録を出すにはオムツまで用意しなければならないのか?!

2021年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ロバート・ゼメキスの『ポーラー・エクスプレス』に続いてのモーション・キャプチャー・アニメーション。3DCGによる気持ち悪い動きを見ると、モンスターハウスよりも人間のほうが怖かったりする。さすがにお子様向けの映画だけあって、他人の家の敷地内に勝手に入っちゃだめだよと注意を促すような内容で、小さな女の子が三輪車を奪われたり、DJの友達チャウダーのバスケットボールが奪われてしまったりするのです。  有無を言わせず何でも飲み込んでしまう芝生。怖いようですけど、有料ゴミ・粗大ゴミを置いて逃げてしまえばとても便利そう。大切そうに扱ってその家の前に置いてしまえば完璧だと思います。  モンスターハウスの頑固爺さんが心臓発作により救急車で運ばれてしまうのですが、まだまだ悪さをする家。そこで、DJ、チャウダー、そしてハロウィン用のお菓子を売っていた少女ジェニーの3人が家を退治しようと乗り込みます。太ったお婆ちゃんの存在が明らかになるのですが、ここで『ギルバート・グレイプ』を思い出してしまいました。主人公DJの名前は何の略なのかわからなかったのですが、もしやジョニー・デップのイニシャル?  ストーリーはたいしたことないのですが、色々考えさせられます。他者を寄せ付けないで侵略されることを極端に怯えるような様子はアメリカそのものじゃないのかと思っていた前半と打って変わり、謎が解けてからはそれが逆転する。ネバークラッカーとその妻の怨念が古い慣習と宗教に縛られた小国のように思え、その怨念を解き放ち民主主義を植え付けようとする帝国主義国家の関係。まるで世界の縮図のような争いが描かれていたような気さえしてくるのです。こうなってくると、酔っ払って家に拉致されたボンズは「自己責任だ」とDJたちから非難されるだけかもしれません。  モンスターハウスといえば、9年前に流行ったパチンコの機種にありました。攻略用のPSゲームも持ってます・・・ 【2007年1月映画館にて】

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kossy