「おうち-5」手紙 かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
おうち-5
いいときに小田和正で、涙止まらなくなる。
原作も読んだ上で。
罪を犯してしまった兄。
根っからの悪人ではない。
むしろ弟思いで、弟だけを望みで刑務所で生きている。
犯罪者の弟というレッテルで、色んな差別を受ける弟。
お兄さんの手紙は読んでない。
とにかく離れたい。普通に、生きたい。
「差別は、必然なんだ。」という言葉。
そうなんですよね。
どんなに時代が進んでも、場所を変えても、変わらない何かというのは変わらなくて。
その中で生きていかなくてはいけないという真実。
ラストシーンは原作と違うけれど、わたしはこちらの方が好き。
まじで、おうおうと泣いた。
玉鉄の演技が素晴らしい。
鼻水垂らしながらの号泣に、わたしも鼻水垂らして泣きました。
この映画で一気に玉鉄ファンになっちゃいました。
このシーンで小田和正鳴るんですよ?
もう日本人の泣きツボでしょう。
どちらサイドの痛みも画面を通して伝わってくる。
これを若いときに見てよかったと思ったし、将来子供が出来たら見てほしい映画です。
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