「続いていく差別」手紙 おむらいすさんの映画レビュー(感想・評価)
続いていく差別
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続いていく差別
罪を犯して逮捕されれば、終わりではない。
もちろん、被害者の人生は帰ってこないし、周りの人の心の傷も癒えない。
それに加え、加害者家族の人生も狂う。
加害者家族を避けたくなるのは、当たり前という内容を言う会長は、辛いことを言うと思ったけど、実はこれが現実で、家族が差別を受けることも含めたものが罪の重さだと。
それを加害者は知らなきゃいけない。
とても心に刺さった。
お兄さんは弟のために強盗をし、勢いで殺人を犯してしまった。
世間は、凶悪強盗殺人とよぶ。
一見、情に流されそうになるが、犯罪は犯罪。
そこをしっかり見つめないとならない作品。
殺された主婦
窃盗の上、殺した男
これが事実。
世間は事件自体は薄れても、近くにいれば噂は広まる。
だからといって避けるご近所さんが悪いわけじゃない。
面倒なことから避けたいのは当たり前。
辛いけれど続く差別
決してスッキリすることはないけれど、知っておくべき内容だった。
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