劇場公開日 2006年10月28日

「【”僕の大切な人は、いつも傍に居た。けれども、もうこの世にいない。何故僕は彼女の想いに気付かなかったのだろう。”今作は、自分の気持ちを素直に伝えられない男女の切ない恋を描いた物語なのである。】」虹の女神 Rainbow Song NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”僕の大切な人は、いつも傍に居た。けれども、もうこの世にいない。何故僕は彼女の想いに気付かなかったのだろう。”今作は、自分の気持ちを素直に伝えられない男女の切ない恋を描いた物語なのである。】

2025年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

幸せ

<Caution!内容に触れています。>

ー 物語は章立てで進む。
  そこには、大学生時代に出会った岸田智也(市原隼人)と、佐藤あおい(上野樹里)のジレッタイ関係性が、社会人になるまで描かれている。
  そして、その中では岸田智也を演じる市原隼人の、鈍感だが人が良い一途で真面目な笑顔が素敵な男を演じる姿と、佐藤あおいを演じた上野樹里の、智也の事が好きなのに口に出来ずに遠回しに想いを伝えようとするややぶっきら棒な姿が描かれているのである。
  そして、二人を取り巻く人たちを、今や邦画には欠かせない俳優さん達が多数演じているのである。ー

<今作は、市原隼人と上野樹里の自然な演技と、見事な脚本を愉しむ哀しいが、素敵なる恋物語なのである。>

NOBU