劇場公開日 2006年10月28日

「あまり入り込めない」虹の女神 Rainbow Song ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5あまり入り込めない

2024年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

高評価に引かれて視たが、それ程でもなかった。
冒頭、ヒロインが飛行機事故に会うエピソードから入る。
「悲劇のヒロイン」とする事で一気に引き込もうとの思惑だろう。
この冒頭が無ければ、その後に続く雑な回想エピソードだけでは感情移入するのは難しく、一定の目的は達しているのだろう。
それでも かいつまんだ感は否めなかった。

終盤の山場で出てくるヒロインの映画作品の出来も、学生らしくはあるが、ヒロインの才能の片鱗を示すには イマイチ。

主人公がヒロインとのすれ違いに気づくタイミングも、エンドロール間際と遅過ぎて 余韻に浸る時間も無く、残念だった。

ビン棒