インサイド・マンのレビュー・感想・評価
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ちょっと強引じゃない?
アメリカ映画って軽口叩き合うよなー
上司に対しても、犯人に対しても
軽口叩き合うセリフは、アメリカ映画って感じがする
劇場公開の2006年が約20年前という事実にびっくり
そして途中くらいから、あれ?この映画、観たことあるぞと気づく
だが、断片的にしか覚えていなかったので
この先どうなるんだろう(どうなるんだっけ)と
楽しめた
我ながら忘却力すごい
人質全員に犯人と同じ格好させるなんて、犯人頭いいよねー
大味だけど、それなりに
爽快感すらある鮮やかな犯行手口
NYPD
クライブ・オーウェンの語りから始まる冒頭から引き込まれた。
刑事役のデンゼル・ワシントン。銀行の立てこもり事件にもかかわらず、刑事相手に軽口を叩くシーンも。映画だから、ですよね 👀
やり手弁護士をジョディ・フォスターが演じる。知的な眼差しが美しい。引き締まったふくらはぎに膝上スカートとハイヒールが映える。
多くの人質を利用しての巧みな手口に、こちらも脳内が混乱(笑)
ー自尊心こそ最高の価値を持つ
テレ東を録画にて鑑賞 (吹替)
刑事役デンゼル・ワシントンと犯行Gリーダー・クライブ・オーウェンの知的な勝負という要素が、とても見応えがあった
スパイク・リー 監督による2006年製作(128分)のアメリカ映画、原題:Inside Man、配給:UIP。
まあ犯人達が作った小部屋に、ずっと1人だけ隠れているのは、あり得るかもとは思った。しかし、似た服を着て、容貌を隠していても、犯人達3人は多くの声を発しており、その声の記憶により、人質に紛れて3人も脱出というシナリオの成功は難しいだろうと思ってしまった。
ただそう書いたところで、そうかそれは、脚本家等の読み通りなのかと気がついた。その予防の為に、犯人Gの1人が、覆面を取り皆の前で引きずられる演出をしているし、どうやら携帯を隠して部屋に連れ込まれて殴られていた?男と同様に、携帯で話していた巨乳女も、犯人Gの女性を守るための犯人たちの協力者の1人と、推察出来た。尚、ユダヤ教司祭は本犯罪の首謀者らしいのは、救出に出向いた車の中にいて明確。こう考えると、インサイドマンという映画タイトルは、犯人の閉じこもりと協力者たちのダブルミーニングで意味深である。
主人公の刑事役デンゼル・ワシントンと犯行Gのリーダー・クライブ・オーウェンの知的な勝負という要素が、とても見応えがあった。犯人たちは、難しい外国語(アルメニア語)演説を利用で操作を混乱させたり、ジャンボ機用意を要求したりするが、それをワシントンが時間稼ぎと気がつく(トイレも含めた隠れ場所作成のための時間稼ぎであることが見ている人間は分かる)。また、ワシントンがオーウェンと会い、彼らが人質に危害を加えないことを確信した直後、人質殺害を演出する(トリックであることが後から判明)。
ジョディ・フォスター演ずる弁護士は結局何も出来ず、銀行会長(クリストファー・プラマー)の秘密を知ったのみで高額な口止め料を得るとともに、将来の重要顧客を獲得した様に見えた。頭のとても切れるワルという設定なのだろうか?目的は不明だが、ビンラディンの甥の住居を世話しており、自分にはとても謎な不思議な存在であった。
主演のデンゼル・ワシントンは好演で随分と気に入ってしまった。また、良く練られた脚本は素晴らしく、先々の人質達の尋問を先に入れ込んで来た(あまり見たことが無い組み立て)監督スパイク・リーにも、大いなる関心を抱いた。
監督スパイク・リー、製作ブライアン・グレイザー、製作総指揮ダニエル・M・ローゼンバーグ、 ジョン・キリク 、カレン・ケーラ・シャーウッド、 キム・ロス、脚本ラッセル・ジェウィルス、撮影マシュー・リバティーク、美術ウィン・トーマス、衣装ドナ・バーウィック、編集バリー・アレクサンダー・ブラウン。音楽テレンス・ブランチャード。
出演
デンゼル・ワシントンキース・フレイジャー、クライブ・オーウェンダルトン・ラッセル、ジョディ・フォスターマデリーン・ホワイト、クリストファー・プラマーアーサー・ケイス、ウィレム・デフォージョン・ダリウス、キウェテル・イジョフォービル・ミッチェル。
描かないことの功罪
プロの銀行強盗団と、警察の交渉人の攻防を描く物語。
デンゼル・ワシントン、ジョディ・フォスター、クライヴ・オーウェンが競演するクライムアクション。
緊迫感がある「プロ」同士の丁々発止のやり取りが秀逸。しかもテンポも良く、飽きずに物語に引き込まれていきます。
無駄にキャラを掘り下げを行っていないのも良いですね。特に強盗団は無人格に描かれていて、強盗団の不気味さを引き立てています。
ただ、それでも強盗団の動機部分は明らかにして欲しかった。「何故、強盗団はラスボスを狙ったのか?」「狙えたのか?」
ラスト、カタルシスを感じ難かったのは、この部分の明示がなかったことが原因のように思います。
私的評価は4.5.実力人気を兼ね備えた俳優陣の迫力に敬意です。
ムジカ・ピッコリーノのチャイヤチャイヤ
音楽はムジカ・ピッコリーノのチャイヤチャイヤとか言うらしい。
インド映画でもないのに、カッコいい。
ストーリーは二箇所以上、矛盾あり。
敏腕刑事と聡明な弁護士が銀行内に入れたのに、盗聴器の一つも仕掛けられない。銀行強盗に入る時に怪しいカッコ(姿)で入るのはおかしい。半分くらいは普通のカッコでおらかじめ客として、入っているべき。
脱いだ服と携帯電話の2点を照合すればかなり犯人を絞れると思う。勿論、携帯電話の通話履歴は全て見ておく。言うまでもなく、見た目で犯人を追う事はないのだから。
ユダヤ人の陰謀と言いたいのか?今更、そんな事言って良いのか?こんな事しなくとも、誰でも知っていると思うが。
話の流れから結局捕まったのだろうが、国際的な捜査になるので、FBIやCIA若しくはアメリカ軍が登場するはずで、犯人は完全にマークされるので、こう言った犯罪は不可能なので、アメリカ資本主義をなめては駄目だ。
盗品とおぼしきダイヤは値がつかない。それが、市場主義と言うものだ。金ならまだまだ分かるが、ダイヤはただの炭素。つまり、市場経済が作った価格だ。
矛盾の追記
靴がそのまま。と 発煙筒をたいたので、硝煙反応が出る。また、犯人は堂々と煙草を吸っていたが、それも多いに矛盾すると思うが。
言うまでもなく、見た目で犯人を探す事はする訳が無い。ましてや、人種や性別で絞る事はしない。また、突入する前に、中の状況を知る事に専念をする。『狼たちの午後』の様に、期待違反理論として、銀行強盗を見ては駄目だ。銀行強盗である事に変わりはない。
超一流キャストの三つ巴戦が見所
キャラクターが薄いというか・・・
登場人物が皆それぞれ普通というか、個性がないというか。キャストもそれぞれ際立つことなく普通に演じていて自然な感じでハマっているとも言えるが、逆に誰がやっても支障ないような。クリストファー・プラマーに秘密があるというだけでナチがらみと予想したが、そこはミスキャストぎりぎりか。銀行強盗の方法のアイデアが面白かったし、人質解放後に行われる何人かの尋問シーンが、ストーリー進行と共に挟まれる構成も面白かった。最後まで見ないと、これら尋問の意味が分からないので最初は違和感があったが。キャスティングよりアイデアと構成重視の映画かもしれない。
もったいつけなきゃいいのに
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