バタリアン4

劇場公開日:

バタリアン4

解説

1985年に発表され、世界中で大旋風を巻き起こした「バタリアン」シリーズの第4弾。大企業ハイブラテック社に拉致された友人を救うべく、仲間と共にその研究所に侵入したジュリアン。彼らを待ち受けていたのは、化学兵器“トライオキシン5”によって作り出されたゾンビ軍団だった……。前作「バタリアン・リターンズ」から13年の時を経て制作された本作のメガホンを取るのは、「スパイダーパニック!」のエロリー・エルカイェム監督。

2005年製作/90分/R15+/アメリカ
原題または英題:Return of the Living Dead : Necropolis
配給:アートポート,ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2006年7月8日

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映画レビュー

2.0 オープニングでは、ハイブラテック社のコマーシャル。『ロボコップ』...

2018年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 オープニングでは、ハイブラテック社のコマーシャル。『ロボコップ』や『ターミネーター』と同じパターンで食品から兵器産業、そしてゾンビ駆除までの巨大企業ぶりをPRする。ゾンビ駆除のおかげで10年間ゾンビが発生してないなんてところは笑える。これで10年間続編が作られなかったことを言い訳してるんだな・・・

 社の科学者チャーリー叔父さんと一緒に暮らす、高校生ジュリアンは進級も微妙。両親はハイブラテック社に勤めていたが交通事故で死んだという悲しい過去もあったのだ。彼らの友人ジークがバイク事故で死亡したが、なんとハイブラテック社に運ばれた。生きているという情報も得たので、仲間たちはジークを救出するため巨大企業に忍び込むことになった・・・という展開。時代にふさわしく企業にハッキングして企業内の医療施設を検索するという場面もあり、そこで“ネクロポリス”を見つけたのだ。

 「脳ミソ~(brain)」と唸りながら人を襲うゾンビは健在。そして特殊メイクはかなりグロくて金がかかっていそうだけど、笑えるシーンを除いては、ストーリーが陳腐すぎるのが難点。死んだはずの両親が究極の生物兵器にされていても悲しくないし、笑えるなら笑えるので押し通してほしいものだ。エロエロミミちゃんがジュリアンの初体験の相手だってところも・・・

 最後にはSWATや軍隊まで登場するけど、大がかりな割に効果はない。それよりも事件が闇から闇へと葬り去られたという怖さは残るし、キャスターが襲われるというオチもまぁまぁ。それよりもゾンビたちがトイレで小便したりするエンドロール時の映像がおもろい。

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kossy

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