劇場公開日 2006年7月8日

「スパイらしいスマートさがない」M:i:III ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5スパイらしいスマートさがない

2024年3月27日
PCから投稿

スパイ物らしい、パズルのピースが見事にはまっていく様な映画を期待していたが
、単なるアクションもの。

解決方法はスマートさがなく、力押し。
その上、終盤では悪役を殺せるところでも止めを差さずに放置。
「あれ? 止めを差さないにしろ、眠らせるか、せめて拘束するかしないの?」と
思ってると、案の定、窮地に陥る。
そして最後にはあっさり抹殺。何の為に、生かしていたんだか。
スパイらしくない。というか、バカだよな。

緊張を高める為だけに、冒頭に窮地のシーンを入れたり、
不可解な行動をさせたりと、感心できない所が多い。

アクションが派手なだけ。

それにしてもトムクルーズは吊られるシーンが気に入ったのか。
本作でも水平の体制で吊られて降下しています。
塀から降りてくる該当シーンでは、失笑しました。
(そこで水平になる必要はないと思いますよ。)

ビン棒