マイアミ・バイスのレビュー・感想・評価
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おしゃれスタイリッシュ映画
それゆえに、全体的な色味がダークで、やや見づらい……(画面を明るめにするのが正解?)。
コン・リーが一番良かったような気がする。
ビジネスをしているときの顔と、恋をしているときの表情の違いにちょっと感動。
ところで、犯罪者と繋がってたFBIの人間は、結局誰だったんだろうか…。
なんだか、中途半端なところで終わっちゃった気がする。
それでも、まぁまぁ面白かったけど。
マイアミバイスというラブストーリー。(オッサンの)
潜入捜査を題材にした作品は数あれど、これはマイケル・マンによるマイケル・マンのためのラブストーリー。
終始ソニーのラブロマンスが描かれて、エンディングで気付く。
これは風と共に去りぬだと。
モヒートを飲む為だけにキューバに船で行く。
良い。実に良い。
もちろんマイケル・マンなので、銃撃シーンは丁寧に描かれて、みていて安心するし、終盤前の人質救出シーンも緊張感があって良い。
マイアミという、ちょっと金銭感覚がおかしい人達の住む地域が舞台なので、上映中はバブル時代を思い出して少し幸せな気持ちになる(終わると現実の絶望に打ちのめされる)。
映画配信で久々に観たけど、テレワークの仕事も手につかない程良かったです。
オッさんになればなおさら良さが滲みる。
というわけで、オッさん向けの映画として星五つ。
P.s. 色々考えていたけど、ヒロインが昔付き合っていた女性と似ていたので多分これ、思い出補正入ってます。
予告編がすごく良くて(笑)
公開当時初めて本編を観た時は少し物足りなかったです(笑) 今は初めて観た時より好きになってます、敵のトレーラーハウス内で仲間の女性刑事が弾丸の威力の説明をした後に何かホザこうと思ってた悪人を1発で仕留めたのはスカッとしました!
迫力はあるけど、何故か後に残らない・・・
フロリダ市警の二人組が、麻薬組織に潜入して壊滅に導く活躍を描くストーリー。
1980年代に人気のあったTV番組を映画化。明るく、ゴージャスで、迫力あって。でも、それ程重く感じなかったので、軽い気持ちで楽しみました。
とは言え、潜入捜査であったり、女性刑事が拉致され重体になったり、重い設定もあったなかでのこの感じ方ですから、少しばかり描き方が軽すぎたかもしれません。後に何も残らない作品に感じてしまいました。
ストーリーとしては、ラスボスの女と恋仲になるのは映画としては軽すぎる印象で、やや興ざめ。ラスボスの壊滅まで行かなかったり、終わり方もやや中途半端な印象を残し、映画としての評価を下げました。もしかしたら第二弾を目指していたのかもしれませんが、この映画のみの評価としては残念に感じました。
ガチガチのシリアスストーリーだったんですね 笑
勝手な思い込みで、コメディっぽい作風かと思っていましたが、ガチガチのクライムサスペンスでした。すいません 笑
前半部分は、ストーリーがとてもスピーディーに進み、展開も早くよかった。映画が雰囲気に遊びがないから、潜入捜査や人質救出、銃撃戦の緊張感や迫力がヒシヒシと伝わってよかった。
ソニーとのラブロマンス展開ははっきり言っていらなかった。アレのせいで、緊張感あるストーリーが中だるんだ。しかも、それがあとまで尾を引くこと。が全然魅力的じゃないのも、致命的ですね。なぜソニーは彼女に惹かれたのかイマイチ分からなかった。
しかも、ストーリーが脱線、方向転換を繰り返して、最初の目的どころから、なにも成し遂げずに終わりとは。結局、ミッションの失敗を長々と見らせられた感が。現実はそうなのかもしれないけど、映画作品としてはまとまりがなかったかな。
You can not negotiate with gravity. マイケル・マン監督の80年代TVシリーズのリメイク
最後の銃撃戦はさすがにマイケル・マン監督っぽく真に迫っています。淡々とリアルに描かれている描写は説得力があります。
しかし、そこまでがなかなかしんどい。ストーリーが良く言えば王道、悪く言えばありきたりなカンジでおもいっきり中弛みします。
コリン・ファレルはまだしも、あまりジェイミー・フォックスに悪そうな人物の役は似合わないですね。ギャング相手に悪ぶってる姿はちょっと無理がありました。
カメラの撮り方等所々上手いなっと思うのですが、全体的にはもうちょっとなんとかなったんじゃないのかなと思える惜しい作品でした。
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