時をかける少女(2006)のレビュー・感想・評価
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これは意識のタイムリープですね。
過去に戻っても過去の時分がいるわけではないから
自分の意識を持ってタイムスリップ。
でも、カラオケを繰り返した時に
喉が潰れていた事を考えると、
体の疲労も蓄積されていてリセットされていない。
ということは、自分以外の世界をタイムスリップさせているというのが理屈に合いますね。
それだけ。
リセット
何かあればいつでもリセットできる人生だと、そんなに本気で生きられない気がする。
だって、真琴が本気になったのは、リセットがきかない大切な人を失う時だったから。私はタイムリープができないし、リセットもできない。だからこそ、今生きている瞬間に、大切な人に、大切な事を伝えよう。
ピアノの音が素敵
見てる回数は多分サマーウォーズの方が多いけど
時をかける少女も大好きです。
切ないけど。
以下ネタバレあり。
このあとまことは全く別の人に恋をして
きっとしあわせになるとおもう。
でもちあきのことをずっと想ってると思う。
それは別に裏切りとか浮気とかそういうんでなくて
きっともっと大切にしたい気持ちになるんぢゃないかなあ
なんて思いました。
放課後に聞こえるピアノの音が素敵だった。
2000年代青春アニメ映画の金字塔
素直な感情を表面に出す自由奔放なヒロインは感情移入がしやすい。
観終わったあと戻ることの出来ない自分の過去を考えさせされる。
奥華子の”ガーネット”も作品を華やかにしていてとても良い。
青春感
評判もよく前から観たいと思っていたんですが、最近初めて観ました。
観て良かった。ストーリー自体は原作があって、ありがちなタイムリープもの。タイムリープの能力は未来の人間が作ったものっていうのが古く感じるというか、人知の範囲を超えた話を科学に託す感じがどこか腑に落ちないので、個人的には君の名はの方が好きですね。
でも、その中に描かれる青春の瑞々しさには目を奪われます。絵も音響もリアルだし、真琴の無邪気な感じがTHE 青春って感じ。青春真っ只中にいると時間は無限にあるように感じるし、暇を持て余してその退屈に浸ることに何か退廃的な充実を感じることもある。無限に見えた時間が有限であったことに気づいた真琴は大人への扉に手を掛けたのだ。千昭は真琴に無限な時間という幻想を与え、彼女にとっていつしか空気のように大事になっていきながらも、時間がくると去っていってしまう。ずっと一緒にいたくても叶わない。その意味で、千昭は青春そのものを表していたのではないかと思いました。
名作の見事な再利用
タイムリープなんて最早古典的なSFですが、あの手この手で笑わせたり悲しくさせたり、見事な利用の仕方でした。
カラオケを好き放題歌ったり、トラブルを避けたり、アニメーションの良さを利用して程よくふざけていて楽しかったです。
何故最近の細田作品はこれが出来なくなったのか。
名作を現代に生まれ変わらせた細田監督
もっと早く見てもよかったが、見る機会を逸してこの夏に初見しました。すばらしくよかった。仲里依紗の声がよい。タイムリープを繰り返す主人公といえば、最近ではトム・クルーズのが面白かったけれど、この作品も主人公にはまる。タイムリープを繰り返して少しずつ賢くなってゆく。この作品では、タイムリープする回数はかなり少なめに設定されているようだ。回数制限があることに気づくのは終わりの方。
これは、我々の人生とも似ている。我々の人生や歴史とて、無限ではない。残りわずかになってから大切なことに気づくのだ。かなしいかな。まあ、もし無限ならそうもいかないだろうし、この、能力にしろ、時間にしろ、資源にしろ、すべては有限であるということに気づくことから、学び始めなければならないような気がする。
一方で、考え方を変えれば、気の遠くなるほど無限の可能性のなかに生きているともいえ、こちらはトムの「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の壮大な物語に学ぶ必要もある。
無限の可能性の中からたったひとつの可能性を選んで我々は生きている。まあ、普段はそこまで意識することを忘れてしまうけれど。
●うぉりゃあーーー。
みずみずしい。青春ムービー。真琴の声が清々しくて好感。
名作が現代風にアレンジされると、こんなに化けるか。こっそり原田知世の名曲が流れるあたりも粋だ。奥華子の歌もよい。
“真琴。Time waits for no one. 待ち合わせに遅れてきた人がいたら、走って迎えに行くのがあなたでしょ。”
功介ピンチのときは手に汗握った。
タイム・リープできたら何するかな。でも、高校生って馬鹿だから、真琴みたいにムダに使いそうだ。
これは素晴らしいの一言。 原田知世バージョンも好きですが、タイムリ...
これは素晴らしいの一言。
原田知世バージョンも好きですが、タイムリープの場面はやはりアニメに軍配。
学生時代の、恋なのか、友情なのか、自分ですらわからないあのときめきを完璧に描いてくれています。思い出しました(笑)
タイムリープの描写、最高に楽しい。なぜころがる?ぶつかる?連続する場面では笑い転げました。
原田知世バージョンとは、お話も微妙に異なり、作品が一人歩きを始めている感じ。それだけ原作が名作なのでしょう。
次は仲里依紗実写バージョンだ!すごく楽しみ。
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