時をかける少女(2006)のレビュー・感想・評価
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細田マラソン開催中(2025)
細田作品女性キャラで、ダントツ一位(当社比)がマコト。何度見てもバカでバカでバカで本当に愛おしい。
文字通り、駆けて、ジタバタして、笑って大泣きするマコトに毎夏会いたくなる。
前見て走れ!の、おう!の返事のとこ、声も絵もぐうかわ…ッ
金曜ロードショーで初めて観ました
原作も未見です。
果たして千昭のいる未来はどれだけ荒廃しているんだ?
あの絵を見ることで彼の未来が変わると思えないが、少なくとも希望であり、その希望をつなぐ真琴◎。未来主体でアプローチしていくプロセスが素晴らしい
千昭「未来で待ってる」
好きな人の為に(未来へ)最後走り出す真琴が少し羨ましい。待つのではなく追いかける、そうありたいモノだ
つまらない事に力を消費し続けたと感じた⌚️
原作あり、脚本が別の方と、監督自身が作ったお話より良さそうと初めは思いましたが、結構下らない事で力を消費してしまって驚きは無く、またごく狭い範囲の話で残念に思いました。男の子に気付かれる辺りは良かったです。
時間がくれる、ささやかな“選択”の価値
アマゾンプライムで「最近追加された」のところに出てきたので改めて見ることに。
ベストセラー小説が原作の作品でもあり、若い頃に観て心に残っていたため、このタイミングで“今の自分なら何を感じるのか”を確かめたくなりました。
今作で改めて印象に残ったのは、主人公・真琴の無邪気さと後悔の積み重ねが、時間の巻き戻しによって浮き彫りになる構造です。特に、些細な失敗や気まずさを避けるために時間を跳ぶシーンは、誰もが経験する「もう一度やり直したい」という願望そのものだと感じました。しかし、やり直せばやり直すほど、本当に大切なものが見えなくなっていく。その“気づきのプロセス”が丁寧に描かれていて、青春映画でありながら深い哲学性を帯びています。ラスト近く、千昭が未来に帰らなければならないことを告げる場面は何度見ても胸に迫ります。時間旅行というSF設定を通じて、「人は誰かとの時間を永遠には共有できない」という当たり前の事実を静かに突きつけてくる瞬間でした。
事業家としての視点で考えると、この映画は「選択の重要性」を鮮明に思い出させてくれます。未来が見えないからこそ、いま目の前にある瞬間を全力で選ぶべきだということです。仕事でも人生でも、“時間の巻き戻し”は存在しません。だからこそ、自分の行動が誰かの未来にどう影響するのかを想像しながら意思決定していくことが大切だと改めて感じました。
ふと立ち止まったとき、この映画は静かに背中を押してくれる存在だと思います。
後悔と成長、そして恋——真琴が走り抜ける物語
時をかける少女
金曜ロードショーで視聴。
原田知世版(時をかける少女の最初の映画化作品)とは、タイトルも同じだけど、ストーリーもテーマも全く違う作品でした。
こちらの方が良い作品に仕上がってると思います。
まずなにより、ロボットが出なくても、爆発シーンがなくても、ここまで見応えのあるアニメが作られたことに感心します。
絵的な見どころは真琴の表情の豊かさでしょう。アニメならではの誇張とデフォルメを存分に使って、飽きない主人公を作り出しています。アニメとしてはギネスブック級に特筆してあげたい感情表現です。
次に、原田知世版はタイムリープによって喪失する映画だったけど、こちらは獲得する映画になっています。
あの軽薄で安直なタイムリープの繰り返し…。誰もが勿体ないと思う。
でも、その行動の結果として真琴は「私は馬鹿だ」と号泣の反省をします。
そして「待ち合わせに遅刻してきた人を走って迎えに行く」という直情行動型の性格に、他者の想いを思案する精神的な成長が加わりました。
若さの特権とは、失敗から学ぶのであれば、大目に見てもらえる余地があることです。
この映画のストーリーはその理屈のまんまです。そのシンプルで潔い流れがあの格別の爽やかさを生んでいるんだと思います。
最後に「未来で待ってる」の解釈。
未来へ戻った千昭は未来時間で歳を重ねます。その千昭が例えば10年後に、真琴時間の10年後を目指してタイムリープすれば、二人の時間は再び重なります。それも「未来で待ってる」と言えますよね…。
大切なものに気付くこと
初見は中学か高校の時で、千昭にガチ恋してしまい3日くらい具合が悪くなったのを覚えている笑
大人になった今改めて観ると、人間の都合の良い部分とかしょっぱい部分も結構描かれていて、また違った面白さを再発見できた。
というか千昭他の子と付き合っとるやないかい!!!
やっぱりタイムリープのトリックとか真琴の心情表現とか物足りなさも感じたけど、大切なことになかなか気付けない青さがなんとも愛おしい。
そしてラストの名シーン!
あそこだけは何度観ても私にもあったはず(なかった)の青春時代に強制タイムリープさせられる!
もうすっかり未来なんですけど、千昭はどこですか!?
面白い!!
中身があまりない作品
とりあえず主人公の少女みたいな性格が嫌いなので全く感情移入できず、そして行動がバカすぎて、果たしていつになったらこの映画は面白くなるんだと思っていたら一つも面白いシーンがなく終わりました。
結論、くだらん。
主人公がどうしたいのか何がしたいのか、そしてハッキリしないから見ていてイライラします。
青春なら青春にもっと振り切ってもいいのだが
この3人の関係性も誰がどうしたくて何がしたいのか中途半端。
チアキが見たいと言っていた絵の話も動機も薄い。
未来の話も薄い。未来のその時代にはもう野球がない、とは?
タイムリープに関してもあまり説明がないから全体的に本当に薄い。
最後も戻れたのに気持ちも伝えず中途半端。
もう最後のチャンスなんだから「好き」とハッキリ言え!!!
一体この主人公のどこに惚れる要素があるのだ?チアキ。。
そして、声優が全員下手すぎてこれは観れたもんじゃない。
でキスしないんかい!時かけ映像作品最高傑作!
2006年公開作品
2021年再上映
たぶん3度目の鑑賞
今回はHuluで鑑賞
前回前々回はTSUTAYAレンタルDVD
原作は『ジャズ大名』『日本以外全部沈没』『パプリカ』『七瀬ふたたび』『敵』筒井康隆
監督は『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』『サマーウォーズ』『竜とそばかすの姫』の細田守
脚本は『お引越し』『おおかみこどもの雨と雪』『サマーウォーズ』『望み』『国宝』の奥寺佐渡子
原田知世版と違いヒロインがコミカル
何度も何度も何度もタイムリープする
ひみつ道具を使いまくり調子に乗ってオチで酷い目に会うのび太のように
テンポが良い
ジャケットでも使用されているタイムリープするためジャンプするのも良い
腕にタイムリープできる回数が表示される設定も良い
細田守天才
『時をかける少女』の映像作品では最高傑作
仲里依紗の声当てがうまい
本職と遜色がない
一部レビュアーが「芸能人に声優やらせるな」とか「棒読み」だとか暴言を吐いているが全くのお笑い草
声優も芸能人だし声優養成学校出身以外は元々声優ではないのが殆ど
「棒読み」とか「学芸会」とかある種のレビュアーはよく使うよね大魔神のフォークのように得意げに
内気な女子の告白にセットでついてくる強気女子うざい
心配なら遠くで見えないように見守ることができないのか出しゃばりめ
モテる方じゃないけど10代女子のこういうノリ嫌い
高瀬くんに同情し怒りを露わにしている人はおそらく似たような立場だったんだろう
お気の毒に
声の配役
タイムリープの能力を手に入れた下町に住む高2の紺野真琴に仲里依紗
オレンジ色の髪の毛で真琴の友人だが実は未来人の間宮千昭に石田卓也
真琴の親しい間柄のクラスメイトで親が医者なことから医学部を目指すインテリの津田功介に板倉光隆
真琴の叔母で東京国立博物館で絵画の修復をしている芳山和子に原沙知絵
ボランティア部に所属する真琴の後輩の藤谷果穂に谷村美月
真琴の仲の良いクラスメイトの早川友梨に垣内彩未
真琴の妹で中学生の紺野美雪に関戸優希
果穂の友人でボランティア部に所属する上杉盛子に横張しおり
果穂の友人でボランティア部に所属する野分析美に松岡そのか
真琴らのクラスの担任で数学教師の福島に立木文彦
真琴のクラスメイトで高瀬を虐める加藤に反田孝幸
坂道で真琴とぶつかりそうになるおばさんに山本圭子
老守衛に中村正
真琴のクラスメイトでスクールカーストの最底辺の男子の高瀬宋次郎に松田洋治
真琴の父に桂歌若
真琴の母に安藤みどり
複雑化せず冗漫にならず主人公が駆け抜けていく
これはやはり名作。
DVDで何度も観ていますが、初めての大画面での鑑賞は新鮮でした。
この映画の良さは、タイムリープという大きな矛盾を抱えた仕掛けを使っているのに、その矛盾の説明や合理化を一切しておらず、単に道具としているところだと思います。
話が複雑化せず、冗漫にならず、最後まで主人公が駆け抜けていく。
奥華子の唄う主題歌と挿入歌も良い。
人生の不確実さを味わえる
この世のアニメ映画で1番好き
全てが好き何回も見てる
最後の絶対に叶わない未来で待ってるが本当に切なくて好き
絵を見に来たってところのちあきの喋り方も好き
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