UDONのレビュー・感想・評価
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ノリで楽しもう!
ツッコミどころは多々あれど、全体的には上手くまとまってると思います。
映画ってのは、ありふれてない事を題材にしないと失笑されるだけだけど、さすがに讃岐うどんは無かった(笑)
うどんが食べたくなりました。
久しぶりに邦画を観た。幼い時に劇場予告でこれでもかというほど観た本...
久しぶりに邦画を観た。幼い時に劇場予告でこれでもかというほど観た本作、たまたま目に留まり視聴する。
18年前という回顧するには古すぎない舞台、時代を感じる"ザ・CGの演出"に辟易しつつも、これはこれで飽きさせない要素にもなっているのかもしれない。
夢とはいえ終盤の亡くなった父親が出てくるシーンや、ブームが熱を帯びてあっという間に廃れてしまうシーンはテレビ的でしつこさが物凄く胸焼けがする。
序盤の有名タレントがこれみよがしにチラっと出演するのも、あまりにもテレビドラマ映画だなぁと思う。
さすがに135分は長過ぎるのでもう少しまとめられたのでは。
主演のユースケサンタマリアのタレントとしてのハッタリ感はキャラに合っていて、小西真奈美や鈴木京香といった配役もバッチリだったところは良かった。
やっぱり邦画は字幕を追わなくていいので片手間で観られるところが魅力だ。
あれ、みなさん評価低いですね。
アマプラのお薦めに出てきたので、
久しぶりに見ました。
確かに、くっだらねー。
って、シーンが無駄に多かったり、
まぁフジテレビだからショーがないか。
ってシーンが多かったりしますが。
でも、うどんは美味しそうだし、
小西真奈美さんは可愛らしく撮れてるし。
なかなか良作かと思ってます。
終始ハッピーで続き、ハッピーで終る稀有な物語
『タンポポ』のようなコメディー物かと思ってチョイスしたです。
一流のコメディアンを夢見てニューヨークに渡ったものの、思いっ切り挫折して故郷に舞い戻ってきたユースケさん演ずる主人公のお話。
ところが「なんじゃこりゃー!」ですよ。
唐突に『ブレラン』のパロディーが入ったり(これがまた凝ってるし、よくできてるの・笑)
きっと他にもパロディーいっぱい入っていると思うのですけれど、映画に疎い私にはよくわかりませんでした…残念。
あと、地ぃ~味に有名俳優さん、コメディアンさんが、ちょい役でご出演されているのも、笑えました。
Wikipedia先生にお伺いを立ててみると、どうやら、物語の舞台になっている香川県出身の方々にカメオ出演をお願いされたらしいです。
助演のかわい~い♡小西真奈美さんが清涼剤として効いてるです。物語の語り部なので、むしろ主演?
♪ガッツだぜ!!♪のトータス松本さんも♪パワフルな出汁♪が効いてたです。
登場する、旨そげなうどん屋さんって、実在するのかな?かなり食べてみたいと思いました。
顔より長いゲソ天乗っけたやつとか、出汁取る煮干しをそのまんま乗っけたやつだとか。
私も実際に旅行で行った小豆島のうどん屋さんで食べた素うどんって、激ウマでしたもん。
当時「あれ以外はうどんじゃない!」って吹聴してましたしたもん。
割と序盤からハイペースでお話がハッピー系のまんま流れが続いているので、ちょっと心配したんですよ。
きっとどこかで躓いて落ち込むスローな展開になっちゃうんじゃないかと。
ところがこの映画、失速しないのよね。
ユースケさんとトータスさんのサービスセッションがあったり。
そうだよ、失速はしないの。
けれど「終わらない祭りはない」の台詞通りに、うどんブームは、やがて当然のように静かに終演を迎えたの。
お祭りの終わりっていつも寂しいですよ。
序盤のユースケさんと小西さんの出会いの伏線が、いつコイバナに結び付くのかな…とも思いながら観てたんですよ。
ところがそんな展開は一切なしで。
結局、うどんのお話に終始したのね。
でも、亡くなった先代の味を、ほぼド素人が二週間ほどで再現するとか、ちょっと都合よすぎるんじゃね?
主人公のユースケさんも、そんな実家のうどん屋さんを継ぐのかと思いきや、やはり自分の夢を再び追うことを選択するのね。
ちょっと散漫な流れかな?
「涙とともにパンを食べた人間でなければ、人生の味はわからない」
と、最後にゲーテの詩の引用が出てくるです。
私は米粒ですが、結構涙とともに食べてきたんですよね。
苦い味です。哀しい味です。ろくなもんじゃねぇです。
見えない何かに背中を押され、夢中で転がりやっとつかんだものに
心を引き裂かれちまった、心をなじられちまったですよ。
鬱まみれの人生辞めたいと、何度も何度も思ったです。現在進行形ingですよ…
あっ、そんな不幸自慢はどーでもいいか。
物語は一気に三年後にワープするです。
何だかんだありつつも、登場キャラクターは、みんな結局うどんから離れた仕事に就きつつも、うどんから離れられずに。
しかしそれが故に“うどん”で幸せをつかんだようです。
よかったね。
ラストまでハッピーが失速しなかったです。
単純至極なお話でしたが、観終えてスッキリ爽快な作品でした。
作り話はこうでなくちゃ。
で…うどんですよ。
物語をじっと観ていると、やはり食べたくなってくるです。
どん兵衛じゃない方の。リアル生の方の。お揚げさん乗っけたやつを。
涙はいっしょにじゃなくて。ほっこりした気持ちで。
小西さんのようなきゃわいい方と、せめてお友達くらいにはなりたいな♡
またWikipedia先生にお力添えをお願いしました。
すると物語には同じ香川県が舞台の『サマータイムマシン・ブルース』が本作に絡んでいるようですね。
SF作品とありましたので、もしかするとブレランのパロディーがそちらにあるのかと思い、ワクワクしながアマプラで探してみました。
ですが、有料配信でした…(。´・_・`。)
機会があれば、観てみたいと思います。
フジテレビ
何の予備知識もなく適当に配信の中から選んだら、フジテレビの制作だったんですね。勝手にローカル色の強い低予算の映画だと思い込んでました。もうTV局制作の映画は作れないと思うので、時代の移り変わりは残酷。そんな諸行無常を感じました。それにしても長い。
うどん巡礼したくなるじゃないかー!
夢破れて、NYから香川に帰ってきた香助。
タウン雑誌の取材のため、
香川中のうどん屋を食べ歩くうちに、
うどんの素晴らしさに目覚めていく。
笑いあり!涙あり!
リズミカルに進むストーリー展開に、
見るものを飽きさせない!
え?この人が?と
ちょっとした脇役に、
名優たちが多数出演!
それを探すのもとても楽しいよ!
SOBAとかやらないかな
話は非常にくだらなくて展開も急で、正直どーでもいー話でしたが、
うどんの魅力=香川の魅力はすごく出てる。
実際のうどん屋の店員がそのまま出てるからびっくり。
これは前半1時間くらいで終わっておけば秀作だったね。
ナンチャン、松本明子、要潤の香川地元陣はじめ、
当時ちょい役の今スターが名も無き役で揃ってる。
大泉洋、佐々木蔵之介、真木よう子、池松壮亮。
ムロツヨシとかも出てます。
各うどん屋と「あの頃のあの人」視点だけで充分な内容でした。
ユースケは改めて役者向きではないと思った。
うどんが食べたくなる
大変美味しそうな映画でございました。
うどんの奥深さや魅力が伝わってきて、親子のやりとりは涙を堪えました。
色々と??な部分はあるものの、これはエンターテインメント。うどんが美味しそうで小西真奈美が可愛ければそれでいいのです。
途中でブーム時の映像としてフジテレビ関連がたくさん出てきましたが長くて嫌気が差しました。
うどん食べたい
昔は子供だったからよく理解できてなかったと言って
今、『踊る大捜査線』にはまってる息子
ファイナルが公開になったこの期に
過去の映画、番外編、舞台(DVD)を見直し
そして今ドラマが再放送になっているので毎日録画で見ている
「そーだったのか!」っていう伏線や背景を発見…
そして同じ制作スタッフによる
『サマータイムマシン・ブルース』『曲がれ!スプーン』
からの『UDON』
本広克行監督の出身地香川県をこよなく愛するゆえか?
この三作品すべて香川ロケ、これがまたいいロケーションなんだな~
ちらっと出てくる真木よう子や佐々木蔵之介、大泉洋ちゃん…贅沢な使い方
(最近真木よう子を見るとドキドキして幸せな気分になる)
まさにブームを巻き起こしたホットで楽しい映画でしたーーー(笑)
さぬきうどん食いてー
作ってる側が楽しんでる感じ
楽しい映画だとは思いました。作ってる側が楽しんでる感じ。
ただ、純粋に作品としてみた場合、重みとか深みはあまりないかな。
前半は讃岐うどんのプロモーションで、後半ようやくドラマっぽくなってました。
これまでの本広監督作品のパロディっぽいシーンも多数。過去の本広作品の出演者も多数。
この辺も、お遊びっぽい作りですよね。
ちなみに、最近ようやく「小西真奈美、悪くないかも」と思うようになりました。
うどんと讃岐富士
讃岐富士はホントに美しくて見入ってしまいました。
これでもか、のウドンと讃岐富士映像に、香川県愛を感じます。
ブームが生まれて消えていく、その一片を切り取って見せてくれるタウン誌パートが、勢いがあって面白かったです。
香助と家族のドラマパートはテンポが変な感じ、つまづき感があって残念でした。
もしかすると鈴木京香さんの普通のオバサンが馴染めなかったからかなぁ。イリコダシの匂いじゃなくて、香水の香りがしそう。
続編は作らないでほしい。
・キャプテンUDONは必要ない。
・踊るシリーズを知らなくても楽しめる。熟知しているとなお楽しめる。
・続編は作らないでほしい。
・でも尺を短くしてキャプテンUDON無しにして、ラストも変えた「再編集版」の登場は歓迎。
香川県出身者にとって、必見!
誰の心にもある故郷を思い出させる食べ物あるでしょう。しかし、ソウルフードと呼べるほど香川県民とさぬきうどんの絆を描いた作品だと思いました。
このうどんの前には、他の地域の餃子やそばやラーメンは敵わないだろうと思います。
特に香川県出身者にとって、溜め池や讃岐富士の懐かしい風景に、麦の香りタップリの製麺所でうどんをすする映像を見せられますと、もうそれだけでぐぐっと来ますね。
本広克行監督は、この絆を描きたかったのでしょう。
ただその思い入れの深さは、香川県出身者の琴線をズブッと捉えても、讃岐に縁がなかったその多くの県の方にとっては、前半無駄なシーンを数多く見せられたという印象を残されるのかも知れません。
うどんブームになるまでのところが、ほとんどノンフィクションに近い手法で、怒濤の如くうどん店が紹介されドラマとしての進行がストップしたのが惜しまれます。
白い実話エピソードがありすぎて、なるべくたくさん盛り込みたくて、しょうがなかったのでしょう。(写っているうどんにはタップリ、しょうがありましたが・・・)
やっぱりね、後半のコースケがうどん店を再開させていく部分をもっと描いて欲しかったです。
でも、『UDON』は香川県出身でなくても、故郷を持たれて都会へ夢を持って上京された人なら、共感されることの多いドラマだと思いましたよ。
誰だって、国にいるときは、両親のありがたさも、その土地の食べ物のおいしさも、みんな当たり前過ぎて、その有り難みが分からないものです。
少し離れてみれば、見慣れた風景でさえ、なんと感動的に写るものでしょう。そして、国に残してきた親の商売も、その値打ちに気がつくことがあるのかも知れません。
ブームになる前の、うどん屋の家業といったら主人公のコースケにとって、つまらないものであったのでしょう。
しかしブームの中で、様々なうどん店を廻り、いろいろな人であって、彼は自分のアイディンティを思い起こしていったのです。そしてブームが去っても変わらない何かを掴んだのでしょう。
もし親の跡を継ぐべきかどうかお悩みの方は、この作品を見ればきっと決意できると思います。うどんばかりでなく、各地の伝統の中にもきっと素敵な夢が潜んでいるはずです。
まぁ、でも故郷に大見得張って都会へ出て行った身としては、コースケのように素直に甘えたり、感謝したりできないもんですね(^^ゞ
ところで、この作品の裏スジとして、インターネット全盛の時代でも口コミはすごいんだということを暗に示している映画であると思いました。
うどんブームもきっかけは1万部も満たない地方の小さな情報誌が発端を開いたし、さらに閉店したあるうどん店が再開するきっかけも、誰かが店頭の張り紙に、再開を希望するひと言落書きしたことが広まったからです。うどんブームが奇跡なら、ブームが去って、何も宣伝しないのに再開したうどん店に客がゾクゾク集まってくるのも奇跡です。
こんな奇跡が起こるシーンを見せつけられれば、讃岐の住民のうどんを通じた絆の深さを思い知らさられることでしょう。そして口コミの凄さを描いた意図には、普段マスメディアに関わって大上段で情報を発信している側に立つ、本広監督の自己への戒めもあるのではないでしょうか。
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