「ろくなモンじゃねえ」明日に向って撃て! ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
ろくなモンじゃねえ
バート・バカラックの音楽がすてき。「雨にぬれても」、曲は知ってたけど、あの映像と一緒のは初めて観た。自転車の相乗りが、なんともロマンチック。
まじめに働けない性分なんだろうけど、やはり人の金を盗ってたら、まともな死に方はできないな。とはいえ、ブッチとキッドの2人は、根っからの悪人に見えない。終始、あっけらかんと明るい。スペイン語できないのに南米に行って、銀行強盗の最中に言葉が出てこないとか、どこか抜けてるところがかわいい。この無邪気さ、罪の意識の無さが、2人の魅力なんだろう。しかし、所詮は犯罪者なので、否応なしに現実は迫ってくる。執拗に後をつけてくる追手に、ようやく真剣にヤバいと感じた2人に、なじみ(?)の保安官が言う。「おまえらはまともな死に方はしない。」そりゃそうだー。
教師という真っ当な仕事をしているエッタが、どうして犯罪者と知り合うのか謎だが、一緒に南米に行っちゃうのはびっくりした。しかも、銀行強盗に使えるスペイン語をレクチャーするなんて…。彼女は、ブッチとキッドがいつか捕まったり、殺されるだろうとわかっている。だから「私に死ぬところは見せないで」と言う。南米でも強盗犯として知れ渡ってきた2人に、農場経営を勧めてみるが、つまらないとかできないとか逃げる。生きるか死ぬか、瀬戸際だというのにそんなんかい。いよいよ彼らの終わりが迫りつつあることを察知したエッタは、別れを決める。内心は複雑なのかもしれないが、結局女はドライである。
ラストのストップモーションは、絶妙なタイミングで、湿っぽくなくていい。からっとした2人に似合う締め方だと思った。
NHK BSの放送を録画で。
ぷにゃぷにゃさん
あちらへのコメントへの返信、有難うございます。
お恥ずかしい話しです 😆
観てない?と思いつつ、録画して途中迄観た事が一度あります 😆
ホラー的展開になっていくので、慌てて観るのを止めましたが 😆
褒めているのに、レビューが書けなかった。。⬅️ かなりヤバいですね 😆😆
ぷにゃぷにゃさん
・・・と思ったら、他の作品と勘違いしていたのか、思いっ切りレビュー投稿していました 😆
それも🌟4.0で。
大変失礼致しました。
先ほどコメントさせて頂いた「 俺たちに明日はない 」、だったのかも知れません 😆
ぷにゃぷにゃさん
コメントへの返信を頂き有難うございます。
本当だ 👀!
良く気付かれましたね。確かに勢いが違うかも。
「 俺たちに明日はない 」も、刺さりポイントが無く、レビューが書けなかった作品のひとつです。
直ぐにレビューを書きたくなる作品もあるんですけどね。
ぷにゃぷにゃさん
大変失礼致しました、
カラフルにリニューアルしてましたね!
もしかしたら意に反してリスタートして以来、一度も開けてなかったかも知れません 😆
教えて頂き有難うございます。
本作、録画して観ていたのですが、ポール・ニューマン特集的にたまたま何作か鑑賞していた中で、刺さりポイントが余り無く、レビュー投稿をパスしてしまった作品でした。もしかしたら、ポール・ニューマンの役柄が好みではなかったからかも知れません。自分本位(笑)