ロッキー5 最後のドラマのレビュー・感想・評価
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ボクサーとしてアウトのラスト
イワンドラゴとの激闘から帰国したロッキーの脳に障害が発覚し、ロッキーは引退を表明した。
亡き恩師ミッキーのジムにて後輩育成の為、トレーナーを始めたロッキーの前に、新進気鋭のボクサー、トミーガンが弟子入り志願で現れる。
トレナーとしての第二の人生を歩み始めたロッキーを描いたシリーズ第5作目。
過去三度に渡るなんちゃって引退宣言の末、とうとう引退したロッキーがトレーナーとして新たな人生を踏み出した今作。
新たな希望を若手に託す、バディ物的な明るい展開を予想したのもつかの間、上映時間2時間を満たない短尺の中、なかなか始まらない師弟同士の確執。
そして残り10分を切っても未だリングに上がらないロッキーとトミーが向き合った時、悲劇が始まる笑。
初見はシリーズ通して観たことにより、高まっていたロッキー熱と感動が波のごとく引いていき酷評したが、2回目以降はこのドンチャン騒ぎが笑えてきて、黒歴史というものを目の当たりにしているんだなと実感してきて感慨深いものになってくる笑。
ちなみにトミー育成物語に並行して、ロバートオラつき物語もあって、意外とこっちが面白い笑。
典型的なイジメっ子のサクセスストーリーだが、ロッキー&トミーの陰に隠れて嫉妬しながらも練習に励むロバートと適当だけど世話見てくれてるポーリーが結構好き笑。
というわけで一言で言えば最低でしたが、ボクシング映画(しかもそれが「ロッキー」シリーズ)という意味では最低だったという意味で、個人的に言えば師弟同士が路上で周りから煽られまくりで殴り合うという展開は嫌いじゃない笑。
それをロッキーでは見たくなかったっていう感想です。
ロバートがもうちょい大きくてぱっぱの代わりに僕がやつを倒すよ!だから一緒に戦おうよ的な展開の方がよかったなぁ。
あと今までのシリーズ名シーンを一挙にプレイバックする大団円的なラストと物語的なラストが全然噛み合ってないエンドロールは見もの笑。
2016年01月31日(日)1回目
2019年01月14日(月)2回目
趣向を変えたロッキー
駄作の評価を知った上で見たら色んな要素が入ってて予想外に楽しめた。
ただロッキーファンが嫌うのは最後のシーンなんだろうな。
引退したのでボクシングの試合にまた戻るというマンネリは避けるエンディングだったのは別に良いんだけど、最後のシーンの登場人物は全員頭がおかしい笑
ロッキーはもはやイかれてるとして
熱狂する息子
勝利に喜ぶエイドリアン
ストリートファイトを生中継するテレビクルー
ロッキーに賛辞を送るデューク
ニコニコしてる神父
笑えます
ロッキーシリーズは2から4までスタローン自身が監督を務めていた。 ...
ロッキーシリーズは2から4までスタローン自身が監督を務めていた。
ロッキー5ではロッキー1のジョンアヴィルドセン監督がカンバック!!
なのに…
生々しいお金の問題から物語は始まり、暗くドヨーンとした雰囲気。これじゃー失敗作のロッキー2と同じのような…
しかもロッキーの息子役の子はスタローンの実の息子、セイジスタローンだってのに、息子を放置する最低なオヤジだし…
トミーガンは恩を仇で返すクソ野郎だしで…
ロッキーはリングに上がらないし…
これがロッキーシリーズじゃなければ好きだが、ロッキーシリーズとしてはちょっと…認め難い…
深夜にやってましたね~
昔の映画ですけど内容はけっこう好きでした。前作から子供の成長を無視したり、エイドリアンは老けてたし、まあまあ、突っ込む所は多いですけどね~それは3丁目の夕日でも同じなんで、そこを無視できたら面白いですよ。あんまり評判はよくないですけど全然観れます。まあラストはどうなんでしょう?はちゃめちゃですけど、そこも面白かったりもしました。
80年代でとまっている作品です
1990年アメリカ映画。105分。前作でサイボーグのようなボクサーに勝ったロッキーに降りかかる人生の苦難劇を描いた人気シリーズ第五弾。監督は一作目のジョン・G・アビルドセンに戻っている。ちなみにサブタイトルの「最後のドラマ」は原題にございません。
内容は、前作で強力パンチを浴びすぎて脳に障害をえたロッキーはやむなく引退。そこに追い打ちをかけるように、雇っていた計理士が彼がロシアに不在中に、勝手に運用し、それが失敗して全財産を失うはめに。というわけで、昔いたフィラデルフィアのスラム街にもどり人生の再起をかけるために若きボクサーを育ているという設定。
前作ではまだ6才くらいだった息子の背がいきなり高くなって、しかも髪の色がかわっているという(この子役はスタローンと前妻の間の実の息子)お粗末さ。さらに、強力パンチを浴びすぎてロッキーのしゃべり方や身のこなし方が最初のころにいきなり戻っているという、今ひとつ納得いかない展開。本作のケチをつけだそうと思ったらいくらでも出てきそう。
それでもストーリー的には悪くないです。「功名心」をもつことで、それまであった友情が壊れていくさまなんかは、新しい作品がつくられるたびに人生の大切な要素を盛り込んできたこのシリーズが伊達に続いたのではないというのが分かります。
でも、あのラストはよくない。親父のファイトを見て熱狂して吠えまくる息子の教育方針はなんだったのか、と思ってしまう。エイドリアンがかわいそう(だから次作で登場しなくなってしまうのだ)。結局は、拳がすべてを変えるのだというメッセージにも取れる。80年代のアメリカを体現してきたスタローンらしいエンディング。
というわけで、いやいやながらも「ロッキー』シリーズの全作レビューが完了しました。
つぎは「ランボー」だ。
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