「スタローンの夢が生んだもの」ロッキー garuさんの映画レビュー(感想・評価)
スタローンの夢が生んだもの
生卵6個を一気飲み。
片腕立て伏せ。
階段の駆け上がり。
中学生だった私は、全部やった。(卵一気飲みは失敗)
頭の中では、あのテーマソングが流れた。
ロッキーになれるような気がした。
若い男はみんな、この映画に夢を与えられた。
年月が経っても、その影響力は色褪せない。
そんな映画は、そうはない。
試合のシーンでの構え方や打ち方を見ると、チャック・ウェブナーだけでなく、ロッキー・マルシアーノも結構入っているように見える。 スタローンにとっては、二人とも大きな夢を与えてくれたアイドルだったのだろう。
その夢がスタローンに脚本を書かせ、映画化を実現させ、アカデミー賞受賞という大輪の花を咲かせた。
夢は夢を生むのだ。
他人の心の中に夢を抱かせるぐらいの夢を、自分も持ちたいものだ。
たまにはこの作品を観て、また夢と希望を膨らませてみようと思う。
スタローンに感謝。
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