「【”君は”ロッキーのテーマ”を聞いたことがあるか!”天下一品のアメリカンドリーム映画(内容及び、スタローンの飛躍のきっかけとなった作品。)であり、且つスタローンの脚本も素晴らしき作品。】」ロッキー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”君は”ロッキーのテーマ”を聞いたことがあるか!”天下一品のアメリカンドリーム映画(内容及び、スタローンの飛躍のきっかけとなった作品。)であり、且つスタローンの脚本も素晴らしき作品。】
■内容は、巷間に流布しているので割愛。
◆感想<Caution! 内容にやや触れています。>
1.久方振りに鑑賞したが、屈折した男女を描く前半が、後半効いてくる構成である。
・ロッキー(シルヴェスター・スタローン)。実力はありながら、トレーニングもそこそこに高利貸しの取り立てを行う日々。
・エイドリアン(タリア・シャイア)。30歳になっても内気で変な形の眼鏡をかけ、ペットショップで地味に過ごす。
- 彼女が、ロッキーから愛されていくうちに、ドンドン綺麗になっていく姿も、印象的である。-
・エイドリアンの兄で、精肉店に勤めるポーリー。彼も又、日々の生活に屈託している。
・ロッキーの事を”実力があるのに、無駄にしている”と冷たく接する且つての名選手だった76歳のミッキー。
■上記の、屈託した想いを抱えながら生きる人々と、ロッキーの関係性を前半では、じっくりと描いている。そして、それが、後半のロッキーと、アポロ・グリードとのタイトル戦に、ボディブローのように効いてくるのである。
2.世界チャンピオンの、アポロ・グリードが対戦予定だったグリーンの負傷により、急遽ロッキーが対戦相手に選ばれるシーン。
・自分をマネージャーに、と言って来るミッキーに対し、10年の間の冷たい仕打ちを怒りを込めて言い放つロッキー。だが、彼は肩を落として去るミッキーの元に駆け寄り、肩を抱く。
- この辺りの描き方がとても上手いと思う。それは、ポーリーに対しても同じである。-
3.そして、世界タイトル戦に合わせ、トレーニングを始めるロッキー。
- ここで高らかに流れる、”ロッキーのテーマ”。
このトレーニングシーンで、高揚しない人はいるのだろうか?
ポーリーの精肉店で、生肉を相手に拳を打ち込む姿。-
4.世界タイトル戦の描き方。
- 久方ぶりに鑑賞すると、この作品がこの後のボクシング映画に及ぼした影響が良く分かる。例えば、リングサイドに戻った際に晴れ上がった瞼を切開するシーンや、ボクシングシーンの映し方である。-
<矢張り、今作はボクシング映画の秀作であるなあ・・。
その後のボクシング映画に与えた影響を考えると、傑作と言っても良いかもしれない作品である。>
NOBUさ〜ん!
ありがとう〜!
大好きな映画すら観る気力・体力の無い日々ですが、昨日、縁あってメリー・ポピンズの舞台鑑賞する機会に恵まれました。
良質な作品というものは、なんだか血液サラサラになって癌細胞も消えてしまいそうな心持ちが致します。
近々、久しぶりにVODでメリー・ポピンズでも観てレビューあげますね^ ^
NOBUさんこんばんは、
立ち上がるロッキーの顔、いいですよね・・
お仕事、コロナ、半導体、部品、工業用水とどうしてこんなにも立て続けなのかと心配しています。
我社も燃料高騰との戦いです。
ロッキーのように踏ん張って立ち上がりたいですよね。
きりん