劇場公開日 1977年4月16日

「ロッキーバルボアという人生」ロッキー オレさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ロッキーバルボアという人生

2015年12月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

ボクサーとして日の目を浴びない日々を送っていたロッキーバルボアの下に現役の世界ヘビー級王者、アポロクリードへの挑戦権が舞い込んできた。
愛する人、自身を支えてくれる人、そして何より自分自身の存在証明のために戦うことを選んだロッキーバルボアの人生を描いたボクシング映画の金字塔、「ロッキー」シリーズの第1作目。

自分ボクシングははじめの一歩しか知らなくてサンドバッグは殴れば海老反りになるもんだと思ってたし、高速ステップ踏むことでリング上から姿を消すことのできるスポーツだと思ってました(ウソです)。

冗談はさておき笑。
エイドリアーーーーーン!!!
しか知らなかったこの作品。エイドリアンが意外と地味な方で驚いたのとロッキーの口説き方が強引で序盤はハラハラ笑。
ボクシング映画のはずがボクシングしてねぇじゃん!と思いながらもミッキーとロッキーの信頼関係やエイドリアンとの支え合いに目から水。
ミッキーのあとを追いかけて握手するシーンが全て無言で遠目からのアングルだったのがすごいよかった!

ロッキーバルモアという人間の人生の話なんだなと、そしてその全てをボクシングにぶつけることで自分の人生を肯定してるんだなと感じた。

かといってボクシングが蔑ろにされているわけはもちろんなく、熱い殴り合いをしていて、思わず声出た笑。アポロが棒立ちになるまで追い詰めたロッキーが勝敗そっちのけでエイドリアーーーーーーン!!!してるシーンでまた目から水。

やり切ることに意味がある。
そんなことを伝えてくれたような気がした映画。

2015年12月26日(土)1回目
2018年12月30日(日)2回目

オレ