劇場公開日 1977年4月16日

「人間ドラマの名作」ロッキー ぺいさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0人間ドラマの名作

2015年11月26日
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ゴリゴリのボクシング映画と思われがちだが、ベースはヒューマンドラマ。ロッキーと彼を取り巻く人々との関わりを描いた作品。
そして、ロッキーの成長を描いた作品。

人間臭いロッキーや、人見知りのエイドリアン、短気だけど根は優しいポーリーなど個性が生きてて良いし、そのおかげでよりストーリーがリアルに感じられる。

この映画の見所はたくさんありますが、
ラストのファイトシーンで、ロッキーが倒れても立ち上がるシーンには圧巻ですね。
それと個人的にはエイドリアンが自ら控え室から出てロッキーを応援しにくる所が好きですね。
本当はボクシングの試合なんて見たくない。でもロッキーのために自分も勇気を出した。

ロッキーだけの成長物語ではなく同時にエイドリアンの成長物語でもあると思いました。

脚本、キャスト、音楽などが上手く合わさって生まれた名作だと思います。

ぺい