レオン 完全版のレビュー・感想・評価
全174件中、61~80件目を表示
ストーリーを完全にしたバージョン
ジャン・レノとナタリー・ポートマンを一躍世界的存在にした、傑作クライムアクション・ロマンス。
【ストーリー】
舞台はニューヨーク。
イタリア系マフィアのスイーパー(殺し屋)として汚れ仕事を完璧にこなすレオン。
同じアパートに住む、粗暴で子供に無関心な両親のもとでDVを受けながら生活するマチルダ。
二人は顔を合わせれば、ひと言ふた言あいさつをかわす程度の間柄だった。
ある日、麻薬の売人の父親が商品の横流しがバレて、一家全員が取引相手のスタンとその仲間に殺され、なりゆきからレオンはマチルダをかくまう。
頭のよいマチルダはすぐにレオンの仕事に気づき、ただ一人自分に懐いてくれた弟の復讐のために、自分にも仕事を教えてくれと頼む。
強く断るレオンだが、やがて根負けして、マチルダに殺人の技術を教えるようになる。
孤独な二人の、親子のようで、師弟のようで、恋人のようでもある不確かな関係の生活が始まる。
レオンの人物像は、同監督の「ニキータ」に出てきたヴィクトルを広げたもの。
ジャン・レノが「あの役で物語を作ってくれ」と頼むほど気にいっていた、冷酷で存在感抜群の殺し屋です。
マチルダ役のオーディションにはリブ・タイラーもいたそうですが、射止めたのはこの映画が初出演となるナタリー・ポートマン。
可憐な外見ながら頭の回転が速く、一筋縄ではいかないヒロインを見事に演じています。
必要なシーンがいくつも抜けていた、スイスチーズのように穴だらけの北米版でしたが、こちらにはマチルダの訓練シーンと銃撃戦の中の告白シーンも補完して、哀切のラストにより強い印象を刻んでいます。
特にATF——麻薬取締局の部隊突入シーンの中、マチルダが「愛している」とレオンに伝えたシーンは出色ですが、北米でのスニークプレビュー(観客にも秘密にした先行上映リサーチ)では、ブーイングとポップコーンが飛び交うほど不評だったとか。
ベッソン監督、これには相当おかんむりで「アメリカの観客は世界で最良とは思えない」としつつも、ハリウッド式の製作については「仕事を広げてくれた」とも語っています。
個人的見解ですが、そのシーンについて、自分は監督の意見を大いに尊重していますよ。
セリフが大人
目黒シネマで鑑賞しました。うむ、なるほど、この映画が名作と呼ばれる所以が分かったような気がしました。とにかくセリフが大人でいいよね。同じ内容の映画を日本人の俳優で作るとアンバランスな感じになるけど西洋人が演じるとやはり様(サマ)になるよね。 良く分からないけど牛乳と観葉植物に拘りを持たせているキャラクター設定が良い。 また、ゲイリーオールドマン演じる薬物中毒の麻薬捜査官のエキセントリックな演技が良かった。 本当にヤバいそうな目や表情をしてました。
「マチルダの圧倒的美しさ」
目黒シネマで鑑賞。 ジャンレノ×ナタリーポートマン とにかく演技力が出演者全員Sランク 焦ってる場面だと汗が必ず出ている。 凄い。 とにかくナタリーポートマンが美しかわいい。 少し児童ポルノ感が否めないが それもまたくすぐるところか? 平手友梨奈を1番初めに見た時の衝撃と似ている(全然違うって言われるかもしれないが) マチルダはこの映画を見たことない自分でも知ってる名前というところがこの映画の凄さ レオンはこんなに牛乳を飲んで腹壊さないのか。 腹筋をあんなにしていたのはあの時の為だったのか?笑 かわいいところもあるのがレオンの良さ 観葉植物はフェイクぽかった ジャンレノは広末涼子の友達っていうイメージ笑 12歳の少女の復讐劇 だが 非常に内容もシンプルでよくある「どういうこと?」感は全くない 笑えるところもある。 オススメの映画なに?って聞かれた時に候補にあがる作品
マチルダは境界性パーソナリティ障害の女っぽい
レオンはアクション映画でも恋愛映画でもなんでもない。境界性パーソナリティ障害の女に振り回されるアホなおっさんの末路が描かれているだけ。結果だけに着目すると、マチルダにかかわった人間全てが不幸になっていて、マチルダだけが生き延びている。この手の怖い女が一定多数いるので世の中は面白い。 似たような作品で有名どころと言えば、タイタニックなんかもそうです。 この境界性パーソナリティ障害の女を知っている人といない人とでは映画に対する評価も見方も変わるだろう。
殺し屋と少女
殺し屋のレオンは昔から殺しの仕事を行うことで、
孤独の生活に慣れていた。
そこに家族を失った少女が助けを求めてやってくる。
最初は拒否するところもあり、殺す一歩手前までいくが
踏みとどまる。そして殺し屋の弟子として受け入れ、
2人で仕事を行う中で、その間にはプラトニックな愛が芽生える。
レオンは大切なものに気づくことで生への関心が強く芽生えたところに少女の仇であるスタンスフィールドが住処をかぎつけやってくる。必死の抵抗の末、少女を逃すことに成功するが、肝心のレオンは脱出手前でスタンスフィールドとともに自爆。レオンのお茶目さから感情の移入が激しかったためとても悲しいエンドだったが、ストーリーも秀逸で無駄のない鮮やかなクライマックスだった。
忘れた頃にまた見たくなるそんな映画。
大人になっても人生は辛い?
マチルダのこれまでの過酷な生き様と、これからの未来に対する漠然とした不安が顕著に表れているこの台詞が、 終始艶めかさを帯びた12歳の少女から唯一本来の子供の部分を感じられる指折りの場面で、とても好き。 リングトリック。まさかこれが伏線だったとは…
エンドロールに流れる物悲しいスティングの歌が素敵です
リュック・ベッソンの最高峰はこれでしょう。ただ、気になるところはアパートが綺麗すぎるところかもしれない。神経質そうなレオンの部屋はいいけど、マチルダの家庭はもっとゴチャゴチャしていないとなぁ。アパート全体も犯罪者が住んでるような匂いが感じられない。ま、DEAが荒らした後と対比させるためでしょうけどね。 「ベートーベンは好きか?」と聞くオールドマンは、その年に『不滅の恋/ベートーヴェン』に出演してるってところもおもしろい・・・レオンとマチルダのゲームで「雨に唄えば」のジーン・ケリーを当てるところも、その前に映画を観ていたという伏線がいきていて好きですなぁ。リングトリックという伏線も繋がっていたのですね。
マチルダがカワイイ。
洋画に挑戦シリーズである。フランス映画見たことないかも。よく聞くタイトルで前々から気になっていたが見た。 ※少女の家族がなぜか、麻薬取締官に惨殺される。なんで!?公的機関がなんで人殺しするの?家族皆殺し、正当防衛にもならんし。意味わからんと最初に首をひねる。 ※レオンと少女の不思議な関係がはじまる。2人の関係性がみどころ。 ※悪役の取締官が特有の感じのキャラクターづくりも際立つ。 ※主人公の少女マチルダはいったいいくつなんだ?かなり幼い。とても美しい顔立ちでキュートだった。少女趣味はない。最近知り合った、女性に少しだけ面影を見た。全然違うけど。 ※殺し屋の性だろう。最後は殺されてしまう。予想はついた。人気の映画のようだがあんまり、よくわからない。少女と純粋なオヤジの殺し屋の物語。女性にはロマンチックなんだろうか。よさはよくは、わからない。 銃殺は一発で人が死ぬので見ていてあまり気分がよくない。マシンガンとか大嫌い。殴り合いアクションなら好きだ。
足りないものを補い合う2人
名作とは知ってたけど、いやーよかった。 あくまで、マチルダには手を汚させず、愛を知る で、ラストのマチルダからのプレゼント。いーね。 構成自体はものすごくシンプルだけど、観れてしまう、、、 んー、、良作 82/100
昔見た時は良かった
かなり昔、オリジナル版をレンタルで観た時はかなり良かったと思ったんだけど・・・・今回はなんか、普通だなぁという印象。
オリジナル版では「これは男女の愛かなぁ?単なる疑似保護者と被保護者じゃないか?」とも思えて、レオン=ロリコンと言うのは風評被害な気もした。が、追加されたシーンで、マチルダがレオンとの性行為を望むシーン、レオンが拒否したけどもレオンも気持ちはあるんだなぁと分かる。
ロリコンに特別差別意識は無い。同性愛も昔は病気扱いだったのが、今ではかなり状況が変わった様にロリコンの扱いも変わるかもしれない。
ただ、この二人の関係性に男女の感情は持ち込まないで欲しかったなぁ、少なくともオリジナル版程度の表現にして欲しかった。
もっと根本的な事を言うと、序盤でレオンがマチルダを保護する理由が無いんだよなぁ。殺し屋が、関係無い人間を保護する(絶対、面倒に巻き込まれるのが分かっている)理由が無い。「チョコレートドーナツ」で、その日暮らしのゲイが、隣の付き合いも無い障害を持った子供を保護するのと同じ位に必然性を感じられない。ストーリーの為にそうしましたとしか感じられない。
全てのシーンに無駄がない
何回見たか分からんけど、とにかく無駄がない映画。 物語もシンプルだし 登場人物も基本的に主人公、ヒロイン、悪役の構図。 そして、それぞれがとても魅力的。 無口で黙々と仕事をこなす、心は純粋な殺し屋レオン。 復讐のため背伸びをし、レオンに心を惹かれるマチルダ。 麻薬取締局なのにヤク中で、頭はキレるスタン。 特にスタンはあまり登場時間がないのに圧倒的存在感で、彼が出てくると皆がはらはらしてしまう。 完全版の22分はかなり重要なシーンで、そのおかげでラストはかなり泣ける。 定期的に見てしまう作品。
最高峰!
何が何でもコレなんです! やっぱ完全版での鑑賞がイイかな どんだけジャンレノに憧れて髭やサングラス、ロングコート…を真似して そして途方に暮れたことか(笑) (土台が違う) 最後は撃たれて死んだんじゃないぞ! 引き寄せて殺したんだぜ!絶対! それがこの男のマチルダへの愛なんだよ 換気口でのやり取り 「君は僕に生きる意味を教えてくれた」 泣けるぜ〜全く(涙)
観る度に牛乳が飲みたくなる
久しぶりの鑑賞ですが、やはり良い映画です。 不器用な殺し屋のジャン・レノと復讐を誓い幸せを探す少女のナタリー・ポートマン、何故か狂っているキレキレの麻薬捜査官にゲイリー・オールドマン…これ以外のキャストが想像出来ない程のハマり役です。 内容的にも映画の面白さが良い感じに詰め合わさっていて良作だと思う。ニューヨークを歩く二人のシーンだけで…はい!面白い!となる。 完全版の方がより感情移入出来る。
全174件中、61~80件目を表示