劇場公開日 1996年10月5日

「12歳のナタリーが魔性すぎる件〜〜」レオン 完全版 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

4.512歳のナタリーが魔性すぎる件〜〜

2019年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

萌える

随分以前にテレビでチラ見しただけで
今回初の映画館での鑑賞。

もう〜〜サイコー!!

何と言っても当時12歳のナタリー・ポートマンが魔性すぎて
観ていて女の私でさえ、ちょっと魅了されてしまったわ!

移民としてアメリカに来た孤独な中年の殺し屋と、
唯一の愛する存在を殺されたやはり孤独な少女が
仇を打つことで共に生きようとする映画。

公開当時の配給会社「日本ヘラルド」がつけたキャッチコピーは

「凶暴な純愛」  カッコイ〜〜イ!!

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

今回の完全版は公開当時はカットされていた部分が
ちゃんと入ってるとのこと。

どんなに「えげつない」のかな?と思ったのですが
未成年に銃を持たせるシーンや、
ちょっとおませなセリフがあっただけで
映像的にはそんなにキツくは無かったです。

そんな事より、19歳で移民としてアメリカに来たレオン。
殺し屋の仕事は完璧とも言える程こだわりが強いのに
字もろくに読めず、人と話すことも苦手で
今で言う発達障害なのかもしれないけど、
移民の先輩として頼りにしていたトニーも
結局はレオンを良いように利用していて
レオンの心根の純粋さを理解していたのは
昔の死んだ恋人とマチルダという孤独な少女だけ〜

なんて、悲しい〜〜

だから、ラストの展開にみんな涙するのよね〜

更に私は帰り道のショッピングモールの
キッチン用品売り場でピンクのミトンを見かけて
思わず涙が湧いて来てしまった〜〜
なんという天使なレオン〜〜

@お勧めの鑑賞方法は?
映画館で「凶暴な純愛」に身を委ねてください!!!!

星のナターシャ